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全一冊 小説 上杉鷹山 の商品レビュー

4.3

95件のお客様レビュー

  1. 5つ

    42

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2012/05/31

何度読んでも泣ける… 経営学にも通じてくみたいやけど、どこまでも目の前の一人の心に灯りを灯していくことを教えられました。

Posted byブクログ

2012/05/01

現段階では読み掛けだけど、細井平洲がどのように描かれているかが、ひとつの楽しみにしている。 現在の愛知県東海市に農家の子として生まれ儒学者として上杉鷹山の師としてまた他の藩にも招かれたらしい。 先月記念館にも改めて行ってきたけど、再発見したのが、西郷サンが流罪の際、書物を読み、感...

現段階では読み掛けだけど、細井平洲がどのように描かれているかが、ひとつの楽しみにしている。 現在の愛知県東海市に農家の子として生まれ儒学者として上杉鷹山の師としてまた他の藩にも招かれたらしい。 先月記念館にも改めて行ってきたけど、再発見したのが、西郷サンが流罪の際、書物を読み、感銘を受け、弟子達にも奨めたとか… 経歴を見て、農家の生まれながら、若いうちからあちこち遊学しているので、実家は豪農か、かなり裕福な農家だったようなイメージを持っています。

Posted byブクログ

2012/03/23

2012年28冊目。 700ページの厚さに最初は臆したが、気が付けば一気に読み終わってしまった。 米沢の名君上杉鷹山(治憲)をの治世を描いた歴史小説。 非常に読みやすいので、歴史嫌いな方にもおすすめ。 藩の収入の80%以上が人件費にあてられ、借金も重なる財政状況。 養子として...

2012年28冊目。 700ページの厚さに最初は臆したが、気が付けば一気に読み終わってしまった。 米沢の名君上杉鷹山(治憲)をの治世を描いた歴史小説。 非常に読みやすいので、歴史嫌いな方にもおすすめ。 藩の収入の80%以上が人件費にあてられ、借金も重なる財政状況。 養子として藩主となった鷹山に対する、古くから上杉家に仕えてきた古株の偏見・妨害。 逃れることのできない天災、天命の飢饉。 数々の危機を乗り越えた鷹山の手腕に学ぶところは多い。 小説なので、どこまでが史実の言葉や出来事なのかは定かではないが、 たとえ空想の部分があるにしても、 ■深い内省 ■自らの足で草の根を歩く姿勢 ■広く衆知を集める謙虚 リーダーシップの大切な要素を次々に実例で披露してくれる。 「この人物を追いたい」と、強く思う。 関連書籍を探ります。 米沢にも必ず足を運びたい。

Posted byブクログ

2012/03/19

コーチング・人材マネジメントの一環として読破。 小説約630ページ エッセンス版約220ページ 小説⇒エッセンスの順で読んだので、コメント。 小説に求めるべきではないが、ストーリーの論理性のまばらさに途中でついていけなくなることがあった。 鷹山の世界を深く知りたい人には、この...

コーチング・人材マネジメントの一環として読破。 小説約630ページ エッセンス版約220ページ 小説⇒エッセンスの順で読んだので、コメント。 小説に求めるべきではないが、ストーリーの論理性のまばらさに途中でついていけなくなることがあった。 鷹山の世界を深く知りたい人には、この小説がいいかもしれないが、 目的を組織論の一考察として設定する場合、 既存のエッセンス版で十分すぎるほどである。 三大テーマは ・破産に追い込まれた財政改革 ・適材適所の産業振興策 ・腐敗した(していく)人間の精神の改革

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2012/02/04

大藩だった上杉家会津120万石が、豊臣についたため江戸時代米沢30万石に減封された。しかし、家臣を削らなかったので藩政は火の車になっていた。それを立て直したのが、主人公上杉鷹山(治憲)。17歳で小藩日向高鍋から養子にやってきた難しい環境の中、家老達が藩政をあきらめるような中で見事...

大藩だった上杉家会津120万石が、豊臣についたため江戸時代米沢30万石に減封された。しかし、家臣を削らなかったので藩政は火の車になっていた。それを立て直したのが、主人公上杉鷹山(治憲)。17歳で小藩日向高鍋から養子にやってきた難しい環境の中、家老達が藩政をあきらめるような中で見事に立て直した。  わずか17歳にして成熟した大人のような態度で、相手の気持ちを思いやりながらも、決して上からの押しつけだけで無く、自分も実践しながら、自分の信念を貫き通すその行為には感歎する。  江戸で実験をして、米沢藩で実際に実践を行う手順も、人材を見いだす方法も、よそから来たというハンデもものともせず、自分とそれを取り巻く現状をきちんと認識して対処するその様は、奇跡と言っても良いと思った。更にすごみを感じたのは、まだ若い時期に、後継を育てる必要があるからと、隠居をしたことである。己の成功に恋々とし、得た権力を手放したがらないことが多く、晩節を汚すことが多いことを想起すると、そのすごみが胸に迫る。  ただ一つ、この小説の残念な所は、著者が現在に置き換えてビジネス書を意識していることか。小説家なら、小説ですべてを語り、どのように捉えるかは読者に任せるべき。

Posted byブクログ

2011/12/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今年最も胸を打った本は何かと聞かれたら間違いなくこの本を選びます。 古いしきたりに束縛され滅亡への一途を辿る米沢藩を、若き鷹山が側近と共に変えて行く様は多くの人の感動を生むでしょう。 清廉潔白な鷹山の人為を読み進め、逆に人間ってほんとに汚くて反吐が出るわと思うこともがあれば、たとえ立場上身内であっても心の底から納得し協力してもらうのがいかに難しいかを自分の胸を痛めながら読み進めることもありました。 何らかの組織に関わりながら酸いも甘いも味わっている方には特に読んでもらえたら嬉しいなぁと思います。

Posted byブクログ

2011/10/07

江戸時代中期、瀕死の状態であった米沢藩を立て直した上杉鷹山の実話を元にした歴史小説 初めて米沢入りした夜、小見川開墾、棒杭の商いを師弟で観るシーンなど情景が思い浮かび、感動した。 歴史小説だが、現在の会社運営や家族に対してのリーダーシップについて学べる良き参考書

Posted byブクログ

2011/09/19

事実に基づいた歴史小説であるが、上杉鷹山が藩を改革していく過程から感動とともにリーダーシップについて多くを学ぶことができます。企業人の多くの方に読んで欲しい本です。

Posted byブクログ

2011/09/17

久々に読み直したが、現代に通じるビジネス書であり、リーダー論だと思う。上杉鷹山はJ.F.ケネディが人生で一番尊敬していた人だとか。

Posted byブクログ

2011/08/25

著者自身が、役人だったと言うことも相まって、改革を志す人には良い一冊です。経産省の古賀さんによる長妻元大臣の分析を思い出しました。彼はこれを読むべきだったなぁw

Posted byブクログ