全一冊 小説 上杉鷹山 の商品レビュー
、誰かがお勧めしていた本を読みました。 上杉鷹山って有名な方だったんですね。 それって、もしかしたら話していた子が 山形出身だからだったのでしょうか。 上杉鷹山という方は財政危機にあった 藩を倹約や新規事業投資を行い、立て直した方です。 その経緯で、抵抗勢力との戦い、裏切り、飢...
、誰かがお勧めしていた本を読みました。 上杉鷹山って有名な方だったんですね。 それって、もしかしたら話していた子が 山形出身だからだったのでしょうか。 上杉鷹山という方は財政危機にあった 藩を倹約や新規事業投資を行い、立て直した方です。 その経緯で、抵抗勢力との戦い、裏切り、飢饉など 多くの困難を乗り越えていく経緯が書かれています。 ポイントをいくつか。 ・自ら例となって、実際に行動に移していた。 ただ、上から命令するのではなく、命令した内容を 自分で示すことをされていた方のようです。 ・教育の大切さを認識していた。 武家のものはもちろん、そうでない人に対しても 教育は大切だという事を認識しており 学校を予算を出して作っていました。 当時から、教育の大切さに気が付いているっていうのは 素晴らしいですね。 ・就任当時17歳。 小説だから良く書かれているのかもしれないですが 彼は就任当時17歳だったようです。 17歳って自分が何をしていたかっていうと。。。 大した事はしていなかったですね。 今は24歳同じ事ができるだろうか。 読んでいて、感動できた一冊です。 ちなみに、 なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり は上杉鷹山の言葉だそうです。 昔読んだ本にライバルは歴史上の人物にも 一人設定した方が良いと書いてありましたが 上杉鷹山を勝手にライバルにしようと思います。 もう少し、毒舌を減らそう。
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なぜか注目してしまった、江戸時代の政治家(!?)、上杉鷹山。 「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」 で有名な方ですね。 困窮していた米沢藩を養子の身で引き受けた藩主として、 当時の武家では思いつかないような行...
なぜか注目してしまった、江戸時代の政治家(!?)、上杉鷹山。 「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」 で有名な方ですね。 困窮していた米沢藩を養子の身で引き受けた藩主として、 当時の武家では思いつかないような行財政改革を行って、 立て直した方ですね。 どこから手をつけてよいかわからなかったので、簡単どころで、 童門冬二の小説から入ってみる。 思ったより情感深く書かれていて、すんなり頭の中に入ってくるし、 660ページあるのに、一気に読み進む。 いつの時代でも、抵抗する力が内にも外にも存在するのね。 相手を変えるのは生半可なことではないのに、少しずつでも 取組んで、大きな成果を残す。 その成果があっても、まだ動かない人もいるというのがよく わかった。ちょっとドラマチックに書かれているけど。 いくら正論でも、そのときでは考えられないことを着実に 進めていく熱意。なかなかできるもんじゃない。 ケネディがインタビューで日本の尊敬できる政治家として 名前が挙がるというのもわからんでもない。 だれがレクチャーしたのかは知らんけど。 もう少し、鷹山を勉強してみよう。
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上杉鷹山は、九州から上杉家の養子として出羽・米沢にやってきて、後に藩主となった。破滅の危機にあった藩政を建て直すために、改革に乗り出し、倹約を軸にして大成功したと言われる。ときどき政治家が彼の業績を引用するシーンもある。江戸時代に登場した有能な治世家の生涯を童門冬二 さんが描いて...
上杉鷹山は、九州から上杉家の養子として出羽・米沢にやってきて、後に藩主となった。破滅の危機にあった藩政を建て直すために、改革に乗り出し、倹約を軸にして大成功したと言われる。ときどき政治家が彼の業績を引用するシーンもある。江戸時代に登場した有能な治世家の生涯を童門冬二 さんが描いている………と聞けば、読まずにはおれない。
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〇幕府に返上しなければもたないところまで極貧になった米沢藩。そこに養子に入って上杉家を継いだ治憲。改革をすすめるがそこに立ちはだかる保守派重臣や冷ややかな物見達にどうするか? 芯が強く慎重で本物の政治見識を持つ凄い人だ。 4087485463 684p 1998・5・25 8刷
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理想の指導者とは? 理想の組織とは? 普遍の定義が載ってます。 童門冬二の著作の中で、一番作品と論理のバランスがいいと思う。
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九州の小藩からわずか十七歳で名門・上杉家の養子に入り、出羽・米沢の藩主となった治憲(後の鷹山)は、破滅の危機にあった藩政を建て直すべく、直ちに改革に乗り出す。―高邁な理想に燃え、すぐれた実践能力と人を思いやる心で、家臣や領民の信頼を集めていった経世家・上杉鷹山の感動の生涯を描いた...
九州の小藩からわずか十七歳で名門・上杉家の養子に入り、出羽・米沢の藩主となった治憲(後の鷹山)は、破滅の危機にあった藩政を建て直すべく、直ちに改革に乗り出す。―高邁な理想に燃え、すぐれた実践能力と人を思いやる心で、家臣や領民の信頼を集めていった経世家・上杉鷹山の感動の生涯を描いた長篇。
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