ソフィーの世界 の商品レビュー
哲学の本かと思ったら、哲学をテーマにしたミステリーだった。けれど、きっとこの作品自体の存在と構成が哲学の論点に関連していて、哲学を学んだ人には紐解ける・・・んじゃあないのかな?
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倫理学のゼミで教授にこの本を読んだと云ったら、あんなの子どもの本だとバカにされましたが、わたしはこの本を読んでよかったと思っています。 たしかに、この本は大学生というよりは児童書に近いですが、書いてある内容は充分大人の読書に堪えうるものです。(大人の読書ってなんだよ)それに本との...
倫理学のゼミで教授にこの本を読んだと云ったら、あんなの子どもの本だとバカにされましたが、わたしはこの本を読んでよかったと思っています。 たしかに、この本は大学生というよりは児童書に近いですが、書いてある内容は充分大人の読書に堪えうるものです。(大人の読書ってなんだよ)それに本との出会いに遅い早いは無いですしね。一言で言えばこの本は哲学についての本です。 新入生のあなたは、大きな自由を手に入れて、今が一番外に出て行きたい時だと思います。けれど、いま世の中はとてもとても窮屈ですよね。しかし、どんな事が起こったって人が生や死について考える営みは、ウイルスにもWHOにも、ましてや国にも規制する事はできません。この本は大手製薬企業のワクチンではありませんが、わたしたちが何者で、わたしたちの未来がどうなるのか、考えるきっかけにはなると思います。ぜひご一読を。 (LA学群卒:いしかわ)
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伏線が全然わからなかったけど読み直しが必要かな 長らく積読にしてしまっていたがやっと読了 絡むストーリーとは別に哲学史をまるっと知れるだけでも楽しめるのではないか
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哲学史の入門的な横断にはもってこいですね。 大学の哲学史と並行して読むことで近代哲学についてはよく学ぶことができました。 ボリュームたっぷりなので哲学の森で迷子になった時にはまたここに帰ってきたいです。
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高校の倫理の教科書は授業を前提としているため薄いので、大人になってから哲学史を勉強し直したいと思ったときには本書のような本がちょうどいいです。 小説としての枠物語の中に、思想家ごとに手紙形式か対話形式の章が幾つも並んでいるというスタイルです。通読したのは随分前ですが、その後も時々...
高校の倫理の教科書は授業を前提としているため薄いので、大人になってから哲学史を勉強し直したいと思ったときには本書のような本がちょうどいいです。 小説としての枠物語の中に、思想家ごとに手紙形式か対話形式の章が幾つも並んでいるというスタイルです。通読したのは随分前ですが、その後も時々章単位で読み返しています。 例えばスピノザの一元論は、自由な学生時代には受け入れがたいものでしたが、仕事が思うようにいかない今になって読み返すと納得することも多いです。ずっと手放さずに置きたい一冊です。
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少女が対話形式で哲学を学ぶというものであり、哲学を始めて学ぶには非常にわかりやすい。特に若い人には読んでもらいたい。
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偉大な本。ソフィーの巻き込まれる出来事にともに巻き込まれながら、ファンタジーとしてワクワク読み進める。そのうちに、哲学とはなにかを知る。流れを知れば哲学はこんなに面白い。何度も読んでこの内容をもっと自分のものにして、教養として身につけたいと思った。物語としての面白さと両立させなが...
偉大な本。ソフィーの巻き込まれる出来事にともに巻き込まれながら、ファンタジーとしてワクワク読み進める。そのうちに、哲学とはなにかを知る。流れを知れば哲学はこんなに面白い。何度も読んでこの内容をもっと自分のものにして、教養として身につけたいと思った。物語としての面白さと両立させながら哲学をわかりやすく書くのは本当に難しいだろう。説明も難しすぎず、かといって平易すぎない絶妙な加減。高校生の必修にしたらきっといい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中学の時に初読みでちんぷんかんぷん。久しぶりに読みたくなって20年以上ぶりに再読。 ストーリーは面白く読めるものの、哲学の体系は読めるけど頭に沁みるように入ってくる感覚がなく、中学から全然賢くなってない自分に悲しくなる…( ˘ω˘ ) でも、物語終盤の章"わたしたちの時代-自由の刑に処されて"には 自分がなぜかわからないがこだわっていることについてものすごくはっきりと分かりやすく書いてある。 (信仰は大切なものだと思っているのにスピリチュアル系は大嫌いで、その違いを明確に説明できなくてモヤモヤしていた) アルベルトの言葉を借りれば 「(山と積まれたスピリチュアル本を指して)これも20世紀だ。僕たちの時代の寺院だ」 「たいていはいかがわしいよ。でも、ポルノと同じくらい良く売れる」 「哲学とこういう本の関係は、本物の愛とポルノの関係みたいなものだ」 自分がなせスピリチュアルを毛嫌いするのか、スピリチュアルにどハマりしている人を見ると恥ずかしさと怒りが混ざったような感覚になるのか、 信仰は認めるのにスピリチュアルは嫌い、と思ってきた理由が整理されたような気がして、満足。 また10年くらいしたら読もう
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途中まで読んだ。 他のビジネス関係の優先順位高い本を読み終わった後、次回あるときにゆっくり読んでみたいな。
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哲学について、分かりやすく時代に沿って説明されていると思う。 読みやすいが、頭に入るかと言えば哲学なので……。 後書きにもあるが、何度も読むべき本なのだろう。
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