ソフィーの世界 の商品レビュー
【出版日】: (ノルウェー)1991年 / (ドイツ)1993 年 / (日本)1995年6月1日 【放送日】: 1996年1月14日~1月15日
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著者、ヨースタイン・ゴルデルさんは、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 ヨースタイン・ゴルデル(Jostein Gaarder、1952年8月8日 - )は、ノルウェーの小説家、児童文学作家。 彼の最もよく知られている著作は、1991年にノルウェーで...
著者、ヨースタイン・ゴルデルさんは、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 ヨースタイン・ゴルデル(Jostein Gaarder、1952年8月8日 - )は、ノルウェーの小説家、児童文学作家。 彼の最もよく知られている著作は、1991年にノルウェーで初出版された「哲学の歴史についての本」という副題をつけられた『ソフィーの世界』(ISBN 0425152251)である。この本は53か国語に翻訳され、売り上げはドイツのみでも300万部、全世界で2,300万部にものぼったといわれる。 ---引用終了 で、本作を書かれた時の著者の年齢は、39歳位になります。 そして、本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 ソフィーはごく普通の14歳の少女。ある日、ソフィーのもとへ1通の手紙が舞い込んだ。消印も差出人の名もないその手紙にはたった1行、『あなたはだれ』と書かれていた。おもいがけない問いかけに、ソフィーは改めて自分をみつめ直す。「わたしっていったいだれなんだろう」今まで当たり前だと思っていたことが、ソフィーにはとても不思議なことのように思えてきた。その日からソフィーの周りでは奇妙な出来事が次々と起こり始めた…。’94ドイツ青少年文学賞、最優秀作品賞・作家賞・出版社賞受賞。 ---引用終了
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随分と以前に大ベストセラーとしてどこの書店にも積まれていた本、という記憶。哲学に関する本ということで手に取るのを敬遠していたが、今回一気読みした。最初はミステリー仕立てにくどさを感じていたが、ストーリーの背景と、語られてあたる哲学史とが、折り重なりはじめると、哲学、なぜ人はあるの...
随分と以前に大ベストセラーとしてどこの書店にも積まれていた本、という記憶。哲学に関する本ということで手に取るのを敬遠していたが、今回一気読みした。最初はミステリー仕立てにくどさを感じていたが、ストーリーの背景と、語られてあたる哲学史とが、折り重なりはじめると、哲学、なぜ人はあるのか、この世はどこからなるのか、という問いに素直に浸れるようになった。
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世界は、未知にあふれている。 そして人間は、未知を明かしていく。 過去も現在も、これからも―――。 人間は、たくさんのものを発明してきた。 その歴史の上で私たちは、便利な文化的生活を することが出来ている。 当たり前に手に持っているスマホが、 その形を成すまでには、 自然の原...
世界は、未知にあふれている。 そして人間は、未知を明かしていく。 過去も現在も、これからも―――。 人間は、たくさんのものを発明してきた。 その歴史の上で私たちは、便利な文化的生活を することが出来ている。 当たり前に手に持っているスマホが、 その形を成すまでには、 自然の原子に人間のあらゆる手を加えられている そのことを、ふと思い出してみることもある。 忘れてはいけないのは、 人間の歴史は宇宙の歴史にとって、 何千分の一にも満たないし、 その宇宙からみたった数年のうちに、 思いっきり地球を汚してしまったということ。 未来を子供に託す大人という年齢になってから、 将来を不安に思うことは多くなった。 未来のために、何ができるか、 それを今一度真剣に振り返るためにも、 読んでいて改めて気づくことが多くあった。 本の内容から思うこととしては、 果たしてわたしは、ソフィーと同じ15歳の時に、 これほど哲学について理解が出来る 頭を持っていただろうか、と言うこと。 ソフィーはきっと、他の同世代に比べても 頭の回転が速いにちがいない。 私は、読んでいるうちに何度も寝落ちしてしまった。 読むのに、悲しいくらい ずいぶん時間がかかってしまった。笑
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ソフィーと一緒に世界の仕組み、自分の生き方を学べた気がする。でもこれはスタート地点でしかなくて、この本をきっかけにもっと勉強したいと思った。構成としては、はてしない物語を彷彿とさせ、懐かしい気持ちにさせてくれた。
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哲学の歴史を大まかに勉強できた。 大衆の思考によって時代は築かれ、対立する意見によってまた時代は動き、弁証論によってまた新たな思考が普及する。 自分なりにこれからの社会を想像することに頭を使えて楽しめた。 ルッキズム(令和)↔︎アビリティズム(能力)平成昭和 これからはパ...
哲学の歴史を大まかに勉強できた。 大衆の思考によって時代は築かれ、対立する意見によってまた時代は動き、弁証論によってまた新たな思考が普及する。 自分なりにこれからの社会を想像することに頭を使えて楽しめた。 ルッキズム(令和)↔︎アビリティズム(能力)平成昭和 これからはパーフェクシズム 今男性が淘汰されている、これからは女性が オンライン→オフライン 加工、媒体分散、匿名(応援・誹謗中傷) 無加工、媒体集中、署名 AIの発達↔︎芸術 自然選択の結果。美男美女ばっかになる。仕事も減り、人口も減り均衡する。
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わかりやすい哲学の本。あなたはだれという問いかけから始まる手紙のやり取りが話を進めていく。夢中になって読んだ。
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哲学の入口としては可。 どうしても考え方の基準に宗教感が入ってくると全てが胡散臭くなって、気持ち悪い。
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以前、流行った本。小説仕立てで読みやすいのかもしれない。しかし、哲学の説明が淺いように思えて、そういうものを求める人には、物足りない一冊である。
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発売当初、高校生の頃に購入し、何度読み直しても100ページを超えることができませんでしたが、25年以上の年月をかけ、ついに完読しました。 当時、なぜ購入したかも覚えていませんが、面白かったです。 後半はどんどん読み進めることもでき、哲学に興味がわいてきました。 何年も読もうとしな...
発売当初、高校生の頃に購入し、何度読み直しても100ページを超えることができませんでしたが、25年以上の年月をかけ、ついに完読しました。 当時、なぜ購入したかも覚えていませんが、面白かったです。 後半はどんどん読み進めることもでき、哲学に興味がわいてきました。 何年も読もうとしなかったにもかかわらず、読み終えた直後は、すぐに再読したい気持ちになるほどでした。いつか再読したいと思います。
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