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回廊亭殺人事件 の商品レビュー

3.3

188件のお客様レビュー

  1. 5つ

    17

  2. 4つ

    50

  3. 3つ

    81

  4. 2つ

    21

  5. 1つ

    3

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2020/02/08

非常に読みやすく一気読み。 これこそ舞台化したら絶対面白いのになぁと読み進めてたけど、いややっぱ無理かぁってなった。でもドラマ化されてたようで、どんな展開にしたのか気になる。 今作でも群馬が出てきて嬉しい。 女って怖い。

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2019/10/06

一代で莫大な遺産を残した起業家が亡くなる。その遺産の相続をめぐて遺族が集められたのが、回廊亭だった。そこで起こる殺人事件、一年前の回廊亭の火事とそこで見つかった遺体。起業家の元秘書が、大きく関わっていた。

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2019/09/01

東野圭吾さんの通算19冊目となる半端なくダークな香りが漂う歪んだ愛と復讐の傑作本格ミステリです。古典ミステリではお馴染みの現場見取図の趣向にワクワクしながら読み始めましたが、流石に名手の東野さんはありきたりな遺産相続の親族殺人パターンの枠に留まらずに飛び切り大仕掛けのサプライズを...

東野圭吾さんの通算19冊目となる半端なくダークな香りが漂う歪んだ愛と復讐の傑作本格ミステリです。古典ミステリではお馴染みの現場見取図の趣向にワクワクしながら読み始めましたが、流石に名手の東野さんはありきたりな遺産相続の親族殺人パターンの枠に留まらずに飛び切り大仕掛けのサプライズを演出してまともじゃない悪夢の様なストーリーをとことん描き尽くしましたね。中盤で現れた性別不詳な名前の気になる中性的人物の意外な正体に暫し呆然!壮絶な怨念のラストに戦慄!そして最後まで幸せになれなかったヒロインが可哀そう過ぎますね。

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2019/05/05

結末までの推理やそれぞれの人物の印象を植え付ける部分はすごくよかったけど、結末が嫌やった。 ここまでいい推理を出してたのにこの結末にするんや。ってがっかりしてしまった

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2019/03/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

部屋に侵入したり、人を殺したりあきらかにほかの人にバレるだろうと思うシーンがいくつもありハラハラした。最後にどんでん返しはそう来るのか〜と一本取られました。

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2018/10/15

ドラマでも見ましたが小説でも読了。大好きな館者で、事故の復習のため変装した主人公が客の一人として忍び込み目的成就を狙う展開。ラストはとても良い展開なのですが途中の殺人事件の動機がちょっと?でした。

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2018/07/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3.5 遺産相続をめぐる殺人事件。老婆の菊代の正体がわかった時には驚きがある。ジローに対する桐生枝梨子の思いと復讐心がすごい。東野圭吾らしく読みやすくなかなか面白い。

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2018/06/21

そうか…ミスリードか。 主人公が知ってて読者は知らない。 そんな小説をあまり読んでこなかったので、自分の中ではモヤッとしてしまいました。 老婆に成りすますのも無理があるよなぁ。 最後は結局、ジローに騙されてただけの可哀想な人になっちゃってたのがもう…報われんよね。 東野さん...

そうか…ミスリードか。 主人公が知ってて読者は知らない。 そんな小説をあまり読んでこなかったので、自分の中ではモヤッとしてしまいました。 老婆に成りすますのも無理があるよなぁ。 最後は結局、ジローに騙されてただけの可哀想な人になっちゃってたのがもう…報われんよね。 東野さんは好きな話も多いけど、やっぱり多く読んでいると、あまりハマらないのも生まれてくるんだな。 でも、やっぱり東野さんは好きだから、これからも読んでいきます!

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2018/06/11

東野圭吾さんの本を久しぶりに読みました! 老婆に変装は、無理があるようでしたが どーいう展開になるのか気になりました。 最後は、予想もしてない人だったので びっくりでしたが^^ 先が気になり、一気に読んでしまいました。

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2017/09/03

真相が判明した時、意外ではあるが、おさまりが悪く、釈然としないものを感じた。 回廊亭という一風変わった構造の旅館に、一ケ原高顕の遺言状公開のために集められた一ケ原一族。半年前に回答亭で起きた心中偽装事件で火傷を負い、恋人を失った桐生枝梨子が、真相を突きとめ、復讐するために、自殺を...

真相が判明した時、意外ではあるが、おさまりが悪く、釈然としないものを感じた。 回廊亭という一風変わった構造の旅館に、一ケ原高顕の遺言状公開のために集められた一ケ原一族。半年前に回答亭で起きた心中偽装事件で火傷を負い、恋人を失った桐生枝梨子が、真相を突きとめ、復讐するために、自殺を偽装した上で別人になりすまし、回廊亭に潜り込むが、新たに殺人事件が発生。 半年前の心中偽装事件、手紙の盗難、由香の殺人、枝梨子自身による復讐。それぞれの事件が複雑に絡み合っていて、わかりにくい。 枝梨子の視点で事件が語られ、倒叙的な趣きがあるが、枝梨子が知っていたり、気づいた重要な事実が伏せられているので、叙述系でもあり、それに関連して、読者を誤認させるミスリードの要素もある。しかし、それがあまり上手く決まっているとは思えない。そもそも、DNA鑑定が存在する時代では、犯人の企みには無理があるのではないだろうか。

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