1,800円以上の注文で送料無料

回廊亭殺人事件 の商品レビュー

3.3

186件のお客様レビュー

  1. 5つ

    17

  2. 4つ

    49

  3. 3つ

    80

  4. 2つ

    21

  5. 1つ

    3

レビューを投稿

2020/12/10

全体的に安っぽいという評価を読んで確かになと。でも疾走感があって面白かった。良い意味で東野圭吾ぽくない。

Posted byブクログ

2020/11/24

2時間ほどで読めた。タイトルは新本格、遺産を巡る内容はクドイ(すみません)です。東野氏、こういうのも書くんですね。

Posted byブクログ

2020/09/15

ここ近年の作品が、割とフツーに今時の日本を舞台にし、な設定が多かったので、「火災があった老舗旅館」「老婆に変装して旅館に赴き真相を探る主人公」等等、古典(金田一耕助チックな要素)ミステリ寄りのところが東野圭吾としてはやや珍しいのかな?と思った。 で、当然、現実だったらすぐバレるだ...

ここ近年の作品が、割とフツーに今時の日本を舞台にし、な設定が多かったので、「火災があった老舗旅館」「老婆に変装して旅館に赴き真相を探る主人公」等等、古典(金田一耕助チックな要素)ミステリ寄りのところが東野圭吾としてはやや珍しいのかな?と思った。 で、当然、現実だったらすぐバレるだろそんなの…!のところを、作中では他のキャラクターが「あなたには内に秘めた若さが…」とか言ってくるあたり、もはやご愛敬的な。 同じく東野圭吾作品「名探偵の掟」で挙げられているようなセオリーに則った(分かっていれば設定など聞いただけでピンと来る系)流れなので取り立てて物珍しい要素特に無し。可もなく不可もなく、といった、なんとなく雰囲気に乗って読めればな…な一冊だった。

Posted byブクログ

2020/09/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人間は難しい…!内部犯だとは思ったけど、まさかのそこ??しかも枝里子は全部わかってやってた?とんでもなくびっくり!伏線がじわじわくるお話好きだし、東野さん〇〇(場所)殺人事件シリーズ大好き。

Posted byブクログ

2020/07/18

東野さんということで期待値あげてしまっただけにちょっと物足りないなぁ、思ってしまいました。しかしー、この後に読んだ新参者は面白かった。

Posted byブクログ

2020/06/13

主人公は、ある旅館での火事で恋人を失った。警察は心中事件という結論を出したが、内容は全然間違っていた。恋人は、殺された。主人公は復讐を心に決め、自分を自殺したことにして復讐の時を待つことにした。 火事があった日に旅館に宿泊していた一族の主人が息を引き取り、その相続手続きで再度旅館...

主人公は、ある旅館での火事で恋人を失った。警察は心中事件という結論を出したが、内容は全然間違っていた。恋人は、殺された。主人公は復讐を心に決め、自分を自殺したことにして復讐の時を待つことにした。 火事があった日に旅館に宿泊していた一族の主人が息を引き取り、その相続手続きで再度旅館に集まることになった。主人公は、一族の関係者である老人の死を利用し、犯人を探すために老婆に化けて一族に紛れ込む。さらに、遺書というトラップを仕掛け、真犯人の捜索を始める。 火事の真相はどのようなものなのか。そして犯人は誰なのか。 主人公が「変装」した状態でストーリーが進んでいくが、オチに「変装」というキーワードに絡めてくるあたり、おもしろいです。

Posted byブクログ

2020/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

陰謀on陰謀。 ずっとドキドキしっぱなし。 種明かしの場面は少し理解し難かったけど、 良い意味で最後の後味が悪く、 何か蟠りを感じる作品として印象に残る。

Posted byブクログ

2020/02/08

非常に読みやすく一気読み。 これこそ舞台化したら絶対面白いのになぁと読み進めてたけど、いややっぱ無理かぁってなった。でもドラマ化されてたようで、どんな展開にしたのか気になる。 今作でも群馬が出てきて嬉しい。 女って怖い。

Posted byブクログ

2019/10/06

一代で莫大な遺産を残した起業家が亡くなる。その遺産の相続をめぐて遺族が集められたのが、回廊亭だった。そこで起こる殺人事件、一年前の回廊亭の火事とそこで見つかった遺体。起業家の元秘書が、大きく関わっていた。

Posted byブクログ

2019/09/01

東野圭吾さんの通算19冊目となる半端なくダークな香りが漂う歪んだ愛と復讐の傑作本格ミステリです。古典ミステリではお馴染みの現場見取図の趣向にワクワクしながら読み始めましたが、流石に名手の東野さんはありきたりな遺産相続の親族殺人パターンの枠に留まらずに飛び切り大仕掛けのサプライズを...

東野圭吾さんの通算19冊目となる半端なくダークな香りが漂う歪んだ愛と復讐の傑作本格ミステリです。古典ミステリではお馴染みの現場見取図の趣向にワクワクしながら読み始めましたが、流石に名手の東野さんはありきたりな遺産相続の親族殺人パターンの枠に留まらずに飛び切り大仕掛けのサプライズを演出してまともじゃない悪夢の様なストーリーをとことん描き尽くしましたね。中盤で現れた性別不詳な名前の気になる中性的人物の意外な正体に暫し呆然!壮絶な怨念のラストに戦慄!そして最後まで幸せになれなかったヒロインが可哀そう過ぎますね。

Posted byブクログ