回廊亭殺人事件 の商品レビュー
菊代って老婆、実は32歳の桐生枝梨子が変装してる。 最初にそのネタが明かされるから、周りの人にいつバレるのかとドキドキ。 2時間サスペンス風のストーリーだけど、最後には東野さんらしいひねりが入る。 それにしても、救いのない話だなぁ。 ドロドロですよ。
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同じ手法を使った他著者の作品を読んだことがありますが、こちらのほうがひいきめでなく無理がありません。これはいわゆるトリックの分類でいうと〜という奴なのですが、すっかりはまってしまいました。♪じゃぱ〜ん
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十年ほどの前の作品で、現在よりも正統派のミステリーの気がしました。東野氏のお得意の最後の展開(オチ)はあるが、現在の作品ほど飛躍させるものではないような感じです。
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画像の書籍名と著者名の間に書いてある小さい文字を読むと『長編推理小説』と書かれている。 東野作品はそんな断りの必要がないんだけどね。 回廊亭という旅館で起きた心中事件の真相を追求するため、心中と見せかけて殺されかけた主人公が老婆に変装して回廊亭へ向かう。 推理小説らしく、登場...
画像の書籍名と著者名の間に書いてある小さい文字を読むと『長編推理小説』と書かれている。 東野作品はそんな断りの必要がないんだけどね。 回廊亭という旅館で起きた心中事件の真相を追求するため、心中と見せかけて殺されかけた主人公が老婆に変装して回廊亭へ向かう。 推理小説らしく、登場人物が多い。 一見、火サスや土ワイでありそう〜と思える設定だが、それらを見ている感覚でいては、この事件の真相は暴けない 最後まで読んで真相を知ったとき、なんとも悔しい思いが残った。 やられた〜!!・・・でも快感。 推理小説の難易度としては、かなりハイスコアを獲得するだろう。 だが、主人公のやりきれぬ想いを終結しきっていないのでは?東野君。 それじゃあ女心は癒されないよ。
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本は文章から想像をさせるもので、ミステリーにとっては、その想像が、著者の思惑通り進めば勝利という感じだろうか。読んだ日:2004年5月20日
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