TUGUMI の商品レビュー
(1992.03.23読了)(1992.01.31購入) (「BOOK」データベースより) 二度とかえらない少女たちの輝かしい季節。光みちた夏の恋の物語。 ☆吉本ばななさんの本(既読) 「哀しい予感」吉本ばなな著、角川文庫、1991.09.25 「キッチン」吉本ばなな著、福武文...
(1992.03.23読了)(1992.01.31購入) (「BOOK」データベースより) 二度とかえらない少女たちの輝かしい季節。光みちた夏の恋の物語。 ☆吉本ばななさんの本(既読) 「哀しい予感」吉本ばなな著、角川文庫、1991.09.25 「キッチン」吉本ばなな著、福武文庫、1991.10.17 「うたかた/サンクチュアリ」吉本ばなな著、福武文庫、1991.11.15 「パイナップリン」吉本ばなな著、角川文庫、1992.01.25 「白河夜船」吉本ばなな著、福武文庫、1992.02.15
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ずっと昔から持ってるハードカバーを久々に引っ張り出して読む。 やっぱり好きだわ。 装丁も好き。 読んでると、夏の海辺の町の情景が 随所で目に浮かぶ。 この本を初めて読んだのは、発行年から1990年っぽい。 最初、母の本だったけど、ほどなく私の本になり、 その後5...
ずっと昔から持ってるハードカバーを久々に引っ張り出して読む。 やっぱり好きだわ。 装丁も好き。 読んでると、夏の海辺の町の情景が 随所で目に浮かぶ。 この本を初めて読んだのは、発行年から1990年っぽい。 最初、母の本だったけど、ほどなく私の本になり、 その後5回引っ越したけど、 ずっと手元にある。 といっても、読んだのは5年以上ぶり、 いや10年以上読んでないかも・・・ 変わらず好きな本だった。 持ってる本を読んで、処分するものを決めるにあたり、 最初に読んだけど、 やっぱりこれは手放せないな。 それにしても、 20年前と読書能力が変わってないことにがっかり(笑)
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綿々と続いてきた故郷でのある区切りのひと夏のお話。 吉本ばななの描く人物ってほとんどが善良なんだけど押しつけがましくなくて好きだ。とうの「つぐみ」に私はそれほど魅力を感じられなかったからあまりのめりこめなかったけど。
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きっと つぐみみたいな女の子が近くにいたら メチャ仲良くなれるか メチャ離れてしまうか 極端だなぁと思いました。 浜辺を歩きたくなりました。 海に行きたくなりました。 いつまでも 仲間と大切な時間を過ごしていきたいなぁっと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
マリ・クレール 1988年5月号~1989年4月号に連載。 私が生まれたとほぼ同時にこの作品も生まれた。 あまりに有名だけど今までちゃんと読んだことがなくて、今日、やっと読みました。 それは背景が夏だからか、すべてがキラキラと輝き、全く古臭さを感じさせない。 口が悪く体が弱いけれど町一番の美少女、つぐみ。 つぐみのような強烈な少女が周りにいたら、振り回されて大変だけどきっと楽しいだろう。
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第2回(1989年) 山本周五郎賞受賞 二度とかえらない少女たちの輝かしい季節。光みちた夏の恋の物語。 。・゜*・。・゜*・。・゜*・。・゜*・ H24.9.16 読了 「私達はいろんなものを見て育つ。そして、刻々と変わってゆく。そのことをいろんな形で、くりかえし思い知り...
第2回(1989年) 山本周五郎賞受賞 二度とかえらない少女たちの輝かしい季節。光みちた夏の恋の物語。 。・゜*・。・゜*・。・゜*・。・゜*・ H24.9.16 読了 「私達はいろんなものを見て育つ。そして、刻々と変わってゆく。そのことをいろんな形で、くりかえし思い知りながら、先へ進んでゆく。それでも留めたいものがあるとしたら、それは今夜だった。」 思い返すと私にもそういう思い出がある。 忘れたくないと強く思った日々のこと。 夏休みの最後に仲間と別れづらくて、携帯のカレンダーが9月になるまで近所の海辺で一緒にいたこと。 変わった時の切なさ。 寝る間が惜しいと、夜通し起きてはしゃいでいたこと。 今だと何てことない普通の事柄が、あの頃は特別で、とてもキラキラして思えていた。 そういう事を思い出させてくれる小説だった。
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友達が読んでてわたしも読んでみた。 もしわたしの友達がつぐみみたいだったらわたしならすぐ離れってちゃうかも。 だけど、それは本心でもあるけどほんとの根の心は優しくて、とっても人思い。 嫌われてでもいいから、人の心に残るのは悪いことではないのかもしれない。
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こんなに魅力的な主人公は、つぐみ以外にそうはいないんじゃないだろうか。 病弱な彼女が、体中で怒り、笑う姿があまりにも清清しかった。 大好きな小説です。
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昔から、そして今でも、大好きな本についてはうまく書けない。 引越しのときに見つけた読書感想ノートに、3年生の私は 「まりあのように過ごしたい。つぐみのように生きたい。」 とだけ書いていた。 先生からのコメント欄には、「それは例えばどんな過ごし方かな?具体的に書いてみよう」とも...
昔から、そして今でも、大好きな本についてはうまく書けない。 引越しのときに見つけた読書感想ノートに、3年生の私は 「まりあのように過ごしたい。つぐみのように生きたい。」 とだけ書いていた。 先生からのコメント欄には、「それは例えばどんな過ごし方かな?具体的に書いてみよう」とも「どういうシーンが心に残ったか教えて欲しいな」とも書かれていなかった。 ただ、「まっとうするということ。」とあった。 15年経っても、ちゃんとした読書感想文はまだ書けそうにもないけれど、何度読み返してもやっぱりそのたびに、まりあのように過ごしてつぐみのように生きて、まっとうしたいと思う。変わらない自分に苦笑しながらも。
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輝きを放つ一冊。 大事なものがいっぱいつまっていて、 どれも言葉にするには難しいものばかり。 つぐみの手紙は色々なことを考えさせてくれます。 何がなんて言えないけれど、 私は好きです。
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