1,800円以上の注文で送料無料

TUGUMI の商品レビュー

4.1

81件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/06/22

輝きを放つ一冊。 大事なものがいっぱいつまっていて、 どれも言葉にするには難しいものばかり。 つぐみの手紙は色々なことを考えさせてくれます。 何がなんて言えないけれど、 私は好きです。

Posted byブクログ

2012/05/27

小説はあまり読まないのですが、吉本ばななだけはとても好きなのでよく読みます。 個人的に小説を読んでいて最も楽しい瞬間っていうのが、「自分しか知らないはずの言葉にできないあの感覚」を言葉にしてもらえた時。 この小説の海に対する描写、感情はとても素晴らしいと思います。 海が好き...

小説はあまり読まないのですが、吉本ばななだけはとても好きなのでよく読みます。 個人的に小説を読んでいて最も楽しい瞬間っていうのが、「自分しか知らないはずの言葉にできないあの感覚」を言葉にしてもらえた時。 この小説の海に対する描写、感情はとても素晴らしいと思います。 海が好きで海と一緒に育った人にしかわからないあの感覚、共有できる人はほかにいるのかしら

Posted byブクログ

2012/05/21

中学の時、国語のテストの問題になってたのを見てからずっと読んでみたかったけど、読まずに何年もたってしまった作品。たまたま図書館で紹介されていたので、この機会にと読んでみることにした。 読んでみて、つぐみのキャラが強烈だなーと思った。やりたい放題わがまま放題なんだけど、どこか憎め...

中学の時、国語のテストの問題になってたのを見てからずっと読んでみたかったけど、読まずに何年もたってしまった作品。たまたま図書館で紹介されていたので、この機会にと読んでみることにした。 読んでみて、つぐみのキャラが強烈だなーと思った。やりたい放題わがまま放題なんだけど、どこか憎めない。実際に自分のそばにこんな人がいたらどう思うか分からないけど(笑) つぐみの悪意は人に迷惑をかけてもどこか真っ直ぐだから、主人公のように許せてしまうのだと思う。 そして海辺の町の描写が素敵。私は今も海辺に住んでいるけれど、なんだか昔の頃が無性になつかしくなった。

Posted byブクログ

2012/03/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夏休みのたびに田舎に行ったことのある人なら、きっとこの主人公の複雑な感情を理解できる。 例えその場所がなくならなくても、自分が大人になったり、環境が変わったり、知っている人がいなくなったり・・・。色んな理由で、楽しかった時と全く同じ夏はもう来ない。それを懐かしく思い、自分の宝になる。その雰囲気がうまく描かれた小説だと感じた。 最後にベタにつぐみが死んで終わるのかと思っていたけれど、そんなオチではないところがさすが。死ぬとそれなりに話はまとまるけど、この話はつぐみの死なしに、主人公の故郷を想う感情を表現したことによって、より切ない複雑な気持ちが出ていると思う。それがすごくイイ。

Posted byブクログ

2012/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読、5回目ぐらい。 何遍読んでも、この世界観にずっといたいと思わせてくれる小説。 海の近い町、つぐみの体の弱さ、このあたりが自分とオーバーラップするためか、異常に感情移入できてしまう。 体の弱さを支えるために、自分の外のものに影響されて変わるまいとするつぐみの意志、それがつぐみの強さ、純粋さ、はかなさを産み出している。 それを本当に端的でみずみずしい文章で表現されていて、感嘆する他ない。

Posted byブクログ

2012/03/18

青春…! とわたしはおもう きらきらひかるも青春だとおもった 檸檬も青春だとおもったが どうなのかな

Posted byブクログ

2012/01/04

つぐみの何にもひるまない性格の逞しさと消え入ってしまうかのような身体のか弱さ 夏の日差しの眩しさ、鮮やかな色彩とつぐみの透き通るような肌の白さ 海と山 生と死 様々なコントラストが美しく、瑞々しい文章 つぐみの生命力の強さが美しい

Posted byブクログ

2011/12/19

身体が尋常じゃないほど弱いつぐみに振り回されっぱなしだけど、でもどこか輝いて胸を離れない故郷の町での思い出たち。 初 吉本ばなな。 今までなんとなく敬遠してきたけど、大好きな先生がオススメの本だと仰るから読みました(はぁと つぐみがすごい復讐をするっていうから、どんな復讐する...

身体が尋常じゃないほど弱いつぐみに振り回されっぱなしだけど、でもどこか輝いて胸を離れない故郷の町での思い出たち。 初 吉本ばなな。 今までなんとなく敬遠してきたけど、大好きな先生がオススメの本だと仰るから読みました(はぁと つぐみがすごい復讐をするっていうから、どんな復讐するのか気になってね。すごい復讐でしたよ 笑 描写と感情の表現が明るい。乱反射みたいな。うまく言えないけど(・・) 風景描写ってあんまり真剣に読まないんだけど、この本のなかの風景はすごいダイレクトに伝わってきて、臨場感すごかった。 「つぐみ」や「まりあ」たちのいる海辺の町の景色を自分も見てる感じがした。

Posted byブクログ

2011/12/17

(※私は病弱でも美少女でも海の近くに住んだこともないけれど) つぐみ!! お前は私か!!

Posted byブクログ

2012/09/30

はじめて表紙買いした本。傍若無人なつぐみに初めはイライラさせられ、いろんな人の目をとおして見ているうちにだんだんかわいくなってくる。あおく、瑞々しく、ある意味すこやか。

Posted byブクログ