アイデアのつくり方 の商品レビュー
タイトルまんまのアイデアのつくり方講義。 最近学んだ、脳科学的な「意識的思考と無意識的思考」や、認知科学的な「因果的推論」の話とつながり、それらを活用した具体例という感じで面白かった。 逆に、本書だけだと裏付け甘めの具体例だけなので、何も知らなければ「あっ、ふーん」で終わってた...
タイトルまんまのアイデアのつくり方講義。 最近学んだ、脳科学的な「意識的思考と無意識的思考」や、認知科学的な「因果的推論」の話とつながり、それらを活用した具体例という感じで面白かった。 逆に、本書だけだと裏付け甘めの具体例だけなので、何も知らなければ「あっ、ふーん」で終わってたかもしれない。 あとは、訳された日本語がイマイチ読みづらいのが難点ですかね…。
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アイデアのつくり方の原理原則をまとめた内容。 100ページと薄い本。そのうち40ページが解説と訳者あとがき。 「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」 いろんな本があるけど、本質はこれぐらいシンプルなんだなと。
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ページ数が薄いのであっという間に読み終わる。シンプルに何を考えればいいか。本の形にもノウハウが投影されているようだ。掛け算が大事だという話はどこかで聞いた気がするが、実践できていなかったので今後少しづつ取り組んでいきたい。
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普遍的なアイデアの作り方が書いてある。 実際に実行するためにはいくつものフレームがあるが、基本的な考え方はこれ。 原理原則らしきものをしっかりと把握した上で各フレームワークを使用したい。
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有名なジェームス・ヤング『アイデアのつくり方』を読んだ。手元にあるのは1988年初版のもので第77刷となっている。訳者の今井茂雄はサントリー宣伝部出身。サントリー宣伝部といえば開高健などを輩出したことで有名だ。 本書の内容は、若干の古さはあるが示唆に富む内容だ。アイデアを作る手順...
有名なジェームス・ヤング『アイデアのつくり方』を読んだ。手元にあるのは1988年初版のもので第77刷となっている。訳者の今井茂雄はサントリー宣伝部出身。サントリー宣伝部といえば開高健などを輩出したことで有名だ。 本書の内容は、若干の古さはあるが示唆に富む内容だ。アイデアを作る手順を言い換えれば、 ①集める→特殊情報は深く一般情報は広く集める ②揉む→集めた情報を吟味する ③寝かす ④ひらめく ⑤形にする の5つであり、最大のポイントは「④ひらめく」であろうがその方法は詳述されていない。解説で竹内均が書いているように、ここは無意識の領域ゆえに詳しく書けないのだろう。となれば、次に大事なのは「②揉む」のところになるが、ここもイマイチよく分からない。 本書は具体的な例示が少ない。つまり、抽象的な分析と具体例が少しという構成だが、それゆえベストセラーになったのだろう。読者が考える余地があり、それでこそ具体的な実践につながるからだ。 竹内均の解説も示唆的だが、デカルトやポアンカレに関する知識があった方がよく分かるのではないだろうか。
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前に読んだ「考具」の原著の様な存在でよくまとまっているが「考具」を読んでいればこちらは読まなくても構わないと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
■ひとことで言うと? 十分な資料収集とあらゆる組み合わせの試行がアイデアを生み出す源泉 ■キーポイント - アイデア創出の原理(マスターキー) - 原理1 組み合わせ:アイデアは既存要素の新しい組み合わせである - 原理2 才能:組み合わせの発見力は物事の関連性を見出す才能に依存する - アイデア創出の方法 - 段階1 収集:一般資料・特殊資料を集める - 段階2 咀嚼:収集した資料を理解しさまざまな組み合わせを試行する - 段階3 放棄:考えることをやめる - 段階4 発見:アイデアを創出(発見)する - 段階5 練磨:創出したアイデアを現実に適用させる
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こんなに薄い本なのに、本文はその半分 解説がその半分、残り半分があとがきと著者の略歴という驚異的な本ながら本分の内容は濃い 端的に的確に誰にでもできることから思考の過程を導いている ただし画期的なアイデアに誰もがたどり着けるわけではないという事が表されている
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本当に60分で読了。 広告の枠を売るのではなくアイデアを売っているというのは妙に納得した。 自分よりも知識やアイデアがある人に対価を支払って自分にないものを得る世の中だから、アイデアがかたちになれば世論から評価されるのだと思う。 自分は土台となる資料集めを疎かにしがちなので、大事...
本当に60分で読了。 広告の枠を売るのではなくアイデアを売っているというのは妙に納得した。 自分よりも知識やアイデアがある人に対価を支払って自分にないものを得る世の中だから、アイデアがかたちになれば世論から評価されるのだと思う。 自分は土台となる資料集めを疎かにしがちなので、大事な基礎部分を大切にしようと気付かされた一冊だった。 60分で読み切れる分少々難しいので時間をおいて再度読み直してみたらまた新たな気づきがあるのかなと思った。
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薄くて取っ付きやすかった。 アイデアが作られる全工程 ①資料集め ②①の咀嚼。パズル色々と組み合わせてみる ③全て放り出し、問題を無意識の心に移す。自分の感性を刺激させるため、好きな映画や劇を見たりする。 ④アイデアが降ってくる瞬間が突然くる。 ⑤④を現実の有用性にら合致させる
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