商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2024/04/03 |
| JAN | 9784344433717 |
- 書籍
- 文庫
白鳥とコウモリ(下)
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白鳥とコウモリ(下)
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商品レビュー
4.4
557件のお客様レビュー
矛盾がないようにストーリーが作られているのがすごいです。 ミステリー?やサスペンス?を読んでいると、真相が明らかになってくると、なんだこんなことかーってちょっとがっかりすることも少なく無いけど この結末はうわー、すげー(語彙力ごめんなさい)ってなんか加害者家族、被害者家族が入れ替...
矛盾がないようにストーリーが作られているのがすごいです。 ミステリー?やサスペンス?を読んでいると、真相が明らかになってくると、なんだこんなことかーってちょっとがっかりすることも少なく無いけど この結末はうわー、すげー(語彙力ごめんなさい)ってなんか加害者家族、被害者家族が入れ替わったりどちらにもなってしまったりかなり余韻に浸れた作品でした。 東野圭吾作品はありすぎて何から読んだら良いのか悩みましたが、映画化されるってことで話題になっていて素直にこちらを選びました。 上下巻に分かれてるものをなかなか読まないけどあっという間すぎました。 本当ならもう一度最初から読み直したい気持ち。 ただ他の作品も読みたいので次読みますが、まだ東野圭吾作品に浸ろうかと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
東野圭吾の作品はいつもテーマがはっきりしていて、かつそのテーマが自分に馴染みのない新しいものだから面白く感じます。(もちろん、自分の学がないから新しく感じるのもありますが。) 今回の作品は殺人事件に伴う加害者家族と被害者家族の生活・考え方の変化をテーマにしており、被害者参加制度という知らなかった概念を知ることができました。 1つの事件に対する結論が二転三転と入れ替わっていく話の構成は面白かったですし、少なからず登場人物が存在する中でそれぞれの人間性が伝わるよう細かな描写がされている工夫がされており読みやすい作品だと思いました。 相反する立場の主人公たちが共通の目的のもとに心を通わせ最終的に立場が入れ替わっても気持ちは変わらないところには胸を打たれました。恋愛に紐づけるのはうーん、、という気持ちにもなりましたが。 犯人は意外と動機ははっきりしないものだと妻にこぼしていた白石氏と、本人を殺した真犯人の動機もはっきりせず曖昧なものだったことの対比に対してもやるせない、救われない思いになりました。こんな人物を大人たちは命を呈してかばおうとしたのかと事件によって傷ついた人たちの心を思うとつらく感じ考えさせられるものでした。 ストーリー構成に面白さを感じた一方で、タイトルに関して納得がいっていない部分があり自分のなかでは★3としました。 作品内で白鳥とコウモリは光と影、昼と夜といった真反対なものの例えとともに比喩表現として表されていますが、私は白鳥とコウモリを真反対なものとしてとらえきることができていません。 白鳥に光、コウモリに夜のイメージはありますがそれぞれに昼や影の象徴といった感覚はありませんし、そもそも白鳥は鳥類でコウモリは哺乳類で対比させるにしては別種の生き物に感じています。(闇に潜むイメージはありますが、影は光とともにあるからこそ影ととして認識するのであり闇と影を同等のものとして捉えていませんでした。) 何か別の関係性も含めて白鳥とコウモリと対比させているのか?あるいは加害者家族と被害者家族の関係性により白鳥とコウモリでなくてはならないより直接的な対比性を結びつけて表しているのか?と読み進めましたが私の疑問が解かれることはなかったです。 気になって調べていく中で「コウモリのような人」とは多数に流されやすい日和見主義な人間のことを指すと知り、被害者家族を擁護し加害者家族を責め立てる無関係な人間を揶揄してコウモリとつけたのかもしれないと考えましたが、だとして「白鳥と」紐づけたことにしっくりきていません。 私の読解力や考察力が足りないせいだと考えていますが、他の方の考察を読み進めることで自分のモヤモヤが解消されることを願っています。
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