商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2024/04/03 |
JAN | 9784344433700 |
- 書籍
- 文庫
白鳥とコウモリ(上)
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白鳥とコウモリ(上)
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商品レビュー
4.3
150件のお客様レビュー
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p319「辛い時は逃げたらいいんですよ。目を閉じて、耳を塞いじゃえばいいんです。無理なんかしちゃだめ」 あすなろの母娘、洋子さんはとてつもなく強い女性だと思った。倉木が犯罪者だと知っても、しかも自分達が被害者だと知っても、これでやっと救済された気持ちでいるなんてなかなか言えるもんじゃない。冤罪は警察が起こしたことだと切り分けて考えてるのも凄いと思った。普通の人なら少しは恨みたくもなるだろうに。下巻が楽しみ。
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上巻の行ったり来たりのスローペースに心が折れかけたけど、終わってみれば必要だったのかなと。 (そもそも単行本では1巻な訳で) とても良かったです。
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- ネタバレ
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世田谷区立図書館 間違えて上巻のみを予約してしまい、下巻が届くのがいつになるか分からないので、内容を記録しておきます。 以下、完全ネタバレのあらすじです。 ザッとの概要だけですが…。 倉木達郎は、白石という弁護士を殺したことを自白しており、今は裁判前。 さらに倉木は以前、別の殺人を犯しており、その罪は時効になったが、別の人間が犯人として捕まり、冤罪で拘束中に自殺をしている。 (その殺人は、交通事故を起こし、その事故の被害者から会社にバラすと脅され殺してしまった。自動車関連会社勤務で、交通事故は査定に響く。そこに漬け込まれ、運転手のようなことまでさせられ、我慢ならなくなったことから殺した、とのこと。) 本人はその罪を悔いており、門前仲町にある「あすなろ」という料理屋を営んでいる冤罪で自殺した男の妻と娘を気にかけている。 倉木は愛知県民だが、息子が大手の広告代理店勤務で東京にいるので、息子に会うことを口実に「あすなろ」に通い、妻娘とも顔見知りになっていた。 白石と倉木は野球観戦時に知り合い、その際倉木が財布を無くしお金を借りるまでに仲良くなったことで、時効の罪を告白。 遺産を妻娘に渡るようにすることは可能か白石に相談。 ところが、白石は、そんなことをするより、罪を告白し謝罪するべきだと叱責。 このことが殺人の動機となったと言っている。 ところが、白石の母娘は、白石はそんなことを言う人間じゃないと訝る。 一方、倉木の息子の和真も、父が人を殺したとはどうしても思えない。 「あすなろ」の母娘も倉木に悪い印象は持っておらず、勾留中の倉木の体調を気遣っている。 和真は、父は嘘をついていると思うようになり、自分なりに調べてみようと現場に赴く。 そこで白石の娘と出会う。 白石の娘も、父の言動とは思えない、倉木は嘘をついていると思うと発言。 それ以上話すことはなく、電車を降り、別れたところで上巻終了。 倉木が嘘をついてるのはおそらく明白。 誰が白石を殺し、倉木は誰を庇っているのか。 すぐ読んでしまったくらい引き込まれる内容。 「あすなろ」の娘が真犯人なのかなと思ったけど、どうもそうじゃない感じ。 白石は、「あすなろ」が見えるコーヒーショップに2回も通って「あすなろ」を見ていたよう。 けど、「あすなろ」には入ってない。 何をしていたのか? 白石母娘は、白石が野球観戦に行ったことも疑問に感じている。 そこまでのドラゴンズファンではないと。 これも嘘なのか? 早く下巻が読みたい。
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