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青い孤島 双葉文庫
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青い孤島 双葉文庫

森沢明夫(著者)

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青い孤島 双葉文庫

935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2024/02/14
JAN 9784575527285

青い孤島

¥935

商品レビュー

3.9

20件のお客様レビュー

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2026/01/31

 広告会社で「無能」と言われている小島佑は、社長の命令で、東西で対立しいがみ合いが続いている僻地の島を活性化させる任務を押し付けられる。  もともと退職しようと考えていた佑は、有給休暇のバカンス気分で島へ渡るが、 個性豊かな島民たちと関わるうちに、少しずつ心が動いていく。  「失...

 広告会社で「無能」と言われている小島佑は、社長の命令で、東西で対立しいがみ合いが続いている僻地の島を活性化させる任務を押し付けられる。  もともと退職しようと考えていた佑は、有給休暇のバカンス気分で島へ渡るが、 個性豊かな島民たちと関わるうちに、少しずつ心が動いていく。  「失恋バスツアー」でも登場したるいるいさんが見事な手腕を発揮し、  ラストの東西融合のシーンは、私もわくわくが止まらなかった。  森沢さんの作品は、読者の人生までわくわくさせてしまう魅力が詰まっている。  「感動は心の栄養」  「人生はゲームだ」 明日からの人生を楽しめそう。

Posted by ブクログ

2025/12/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

住民たちが東西に分かれて、いがみ合う閉鎖的な孤島に若い男性主人公がやってくる。 そこから騒動が巻き起こるが、主人公や仲間たちが取ったロールプレイングゲームのような作戦が、島民を一つにまとめ、危機を救うというストーリー。 社会的背景も理論や理屈もなく、単純にストーリーを楽しむエンタメ小説。 広告やイベントの制作会社社員の小島佑は社長から無能呼ばわりされ、「島を活性化させるアイデアが出るまで戻るな」と僻地の孤島・小鬼ケ島に派遣される。 島でいろいろな人物と知り合いになるが、島民はなぜか東西で対立、険悪な雰囲気が漂っていた。 西側の住民で村長を務める西森の息子・翔は東側の商店「よしだや」の娘・菜々と付き合っていた。 翔と菜々はいわばロミオとジュリエットのような禁断の恋仲の関係。 翔と気心が通じ合うようになった佑は、島に来る際のフェリー内で知り合った絶世の金髪美女・るいるいの立てた作戦で、同調圧力で分断を余儀なくされている島民の関係の打破に乗り出す。 小鬼ケ島神社の椿姫と称される老婆、西側の人物で島の実力者である西森大樹、西側の居酒屋「一徹」、るいるいが働く東側の居酒屋「もじゃもじゃ」など、ユニークな登場人物や店が物語を彩るが、なんといっても、るいるいの存在が強烈だ。  本土からやってきたるいるいは、椿姫から救世主と称された佑とともに、島に風雲をもたらす役どころだ。 るいるいの立てた作戦が進行される終盤は、シナリオとの食い違いに佑が戸惑うという一波乱のある展開。 最後まで、読者を楽しませる遊び心が感じられたが、漫画チックな結末であることには違いない。 まあ、それでも、一気に読めるエンタメ小説であり、たまには、こんな骨休め読書もいいかなと自分に言い聞かせた。

Posted by ブクログ

2025/12/07

『青い孤島』 オアシス度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ ぬくもり度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 背中を押してもらえる ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 第1章 都会の孤独と島への旅立ち 森沢明夫さんの『青い孤島』は、年の瀬にこそ読みたくなる、心底ほっこりとし安心感を与えてくれる物語です。 都会の喧騒...

『青い孤島』 オアシス度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ ぬくもり度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 背中を押してもらえる ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 第1章 都会の孤独と島への旅立ち 森沢明夫さんの『青い孤島』は、年の瀬にこそ読みたくなる、心底ほっこりとし安心感を与えてくれる物語です。 都会の喧騒から離れ、疲れた心を癒したいときに、最高のオアシスとなる一冊でした。 主人公は、東京の広告代理店に勤める30代独身男性です。彼の特徴は「特徴がないこと」で、会社でも孤立し、友達も少ないという、現代の孤独を体現するような人物です。 彼はコンペ入選を機に、会社からまるで島流しのように東京南方の小さな島へと送り込まれます。彼の鞄には、退職届が忍ばせてあります。これは、都会での生活に失望し、この島を最後とする彼の切実なサインでした。 第2章 分断された島と誠実な対話 人口200人のその島では、活性化どころか、東西住民の根深い分断という、人間関係の大きな課題が立ちはだかっていました。 「仲直り」を先に必要とするこの島で、孤独を抱えてきた主人公は、どのように周りと対話し、関係を築いていくのでしょうか? 彼の成長の過程こそが、本書の最大の読みどころです。彼は、ただ誠実に、静かに人々の話を聞き続けることに徹します。 そうして少しずつ、閉ざされていた人々の心、そして彼自身の心が解きほぐされていくのです。 第3章 孤独からの解放と安心感 この物語は、「孤独って、なんだろう?」という問いに、温かい答えを与えてくれます。それは、誰とも繋がれないことではなく、心の底で繋がりを求めている状態なのだと教えてくれます。 安心して結末までたどり着けるこの小説は、読むと「大丈夫だよ」と背中を押された気持ちになります。 主人公が失敗や遠回りをしながらも、最終的に島の人々との温かい関係を築いていく姿が、読者に確かな安心感を与えてくれます。 忙しい日々に疲れたすべての人に、ぜひお勧めしたい一冊です。

Posted by ブクログ