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青い孤島 の商品レビュー

3.6

11件のお客様レビュー

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2024/11/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

森沢作品らしく、清々しい風景の描写や光や風や匂いまで伝わってくるような表現力により、作品全体がホッコリするというか、のんびりとした雰囲気が漂ってくる内容だった。 実際に読んでいてこの雄大な自然の島に行ってみたくなったし、のんびりと島時間を過ごしたいなと思った。 内容自体はあまり大きな展開がないこともあってか、少し間延びするというか、文書が長く感じられた。 結局は、主人公の佑ではなくるいるいさんが救世主だったのかな…。

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2024/09/15

特別取り柄のないサラリーマンと金髪美女が島に伝わる風習を利用して100年間にわたる同調圧力を融和します。 終わりよければ全てよしな感じは否めないけど、最後は全て伏線が回収されてスッキリします。 森沢明夫さん著者は2作目。 エミリの小さな包丁もそうだっけど、相変わらず描写がお上手...

特別取り柄のないサラリーマンと金髪美女が島に伝わる風習を利用して100年間にわたる同調圧力を融和します。 終わりよければ全てよしな感じは否めないけど、最後は全て伏線が回収されてスッキリします。 森沢明夫さん著者は2作目。 エミリの小さな包丁もそうだっけど、相変わらず描写がお上手で、はっきりと目の前に情景を思い浮かべながら物語を進めることができます。 自然や離島の良さを感じたい時に読みたい一冊です。

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2024/09/08

感動は心の食べ物・・・ さりげない日常の中から 心の栄養を摂り続けていくことが これからの生き方かな・・・

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2024/08/10

途中ハラハラする場面もあって、でも最後にはすべてが良い方向に向いて終わる。テンポ良く爽やかなストーリーでした。面白かった〜

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2024/07/15

ちょっと軽いノリなお話だけど、小さな世界で、些細なことで対立して、人と人との繋がりを弱いものにしているのって、この日本中いや世界中にあることなのかもしれない、って読み終わった後に、考えてみた。しかも、その対立の原因は、なんの根拠も実態もない、同調圧力に過ぎない。 コロナ禍で、誰...

ちょっと軽いノリなお話だけど、小さな世界で、些細なことで対立して、人と人との繋がりを弱いものにしているのって、この日本中いや世界中にあることなのかもしれない、って読み終わった後に、考えてみた。しかも、その対立の原因は、なんの根拠も実態もない、同調圧力に過ぎない。 コロナ禍で、誰もが感じたのが『同調圧力』じゃないのかな。何か疑問があっても、言葉や行動にしちゃいけない。言葉にしたり行動に現したら、白い目で見られたり、非難されたりもする。だから、本音を隠さなきゃってなって…そして、少しずつ人と人の繋がりが希薄になり、分断されそうになる… 実は、僕たちの人生もロールプレイングゲームみたいなものなのかもね。色々な悩みや不安や、うまくいかないこともあれば、楽しいことや嬉しいこと、ワクワクすることにもあふれている。 ならば、同調圧力から解放され、人と人の繋がりを感じ、強めていき、たくさんの感動を集め、発見と気づきを手に入れて、ワクワクした気持ちで人生を歩んでいこう。

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2024/06/13

舞台であるカルデラ島がアニメになって脳内再生された。爽やかだった。旅行に行きたくなった。 仕事ができない、と職場でないがしろにされている主人公。誰もやりたがらない離島での仕事を押し付けられるも、そこから逆転するという話だった。 社長が、すがすがしいほどブラックだった。

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2024/04/17

親分肌の大樹、美人で天才肌のるいるい、個性のあるキャラ達が良かった。激辛「からし巻き」を食べながらヒカリダケの焼酎で一杯やりたいし、青い孤島でのリアル宝探しもやってみたい。

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2024/04/03

よかった必ず読み終わった時に残る心地よい物体は感動という栄養分なんだろう。登場時間は少ないのにキャラがクッキリ出てて印象に残るのが毎回凄いって事。青ヶ島のYouTubeを年末年始にずーっと見ていて、それがよかったのかイメージがドンピシャ。飲食店も2店舗で朝昼は民宿で食べる、車で運...

よかった必ず読み終わった時に残る心地よい物体は感動という栄養分なんだろう。登場時間は少ないのにキャラがクッキリ出てて印象に残るのが毎回凄いって事。青ヶ島のYouTubeを年末年始にずーっと見ていて、それがよかったのかイメージがドンピシャ。飲食店も2店舗で朝昼は民宿で食べる、車で運転して帰ると錆びるから洗車する 港の夏の海水浴とか。星矢がもっと出て来てもいいかなと思う

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2024/03/29

☆4.5 主人公・佑と一緒に、私も小鬼ヶ島を訪れた気持ちで読み進めました。 森沢明夫さんの作品は、過去の作品に登場した人物や場所が再び登場することも多いので、そちらもいつも楽しみにしているのですが、今作では「恋する失恋バスツアー」に登場したるいるいさんにまた会えたのが嬉しかった...

☆4.5 主人公・佑と一緒に、私も小鬼ヶ島を訪れた気持ちで読み進めました。 森沢明夫さんの作品は、過去の作品に登場した人物や場所が再び登場することも多いので、そちらもいつも楽しみにしているのですが、今作では「恋する失恋バスツアー」に登場したるいるいさんにまた会えたのが嬉しかったです❁⃘*.゚ それにしても…思っていた以上にるいるいさんは、とてつもなくすごい人でした!!! 500ページ近い長編でしたが、読後はほっこり温かい気持ちになれました(*´˘`*)

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2024/02/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

現代版ロミジュリの幸せな結末プラス、人生大逆転モノ、と言った感じでしょうか。森沢さんの作品らしい暖かなお話。 頼りない主人公、佑は通して気弱なままだったが、社長に対して少しだけ島のために反抗した場面は、勇気を振り絞った感じが伝わり良かった。 地球防衛軍の作戦とかは余りに都合良すぎかなあ、と思っていたらその通りにならなくて、佑だけでなくてこちらも一杯食わされた。 るいるいさんとの恋愛話には進展しなかったが、一体この人は何者なんだ?細かい正体は全く明かされなかったけどただの金髪ギャルではなさそうだ。多分。 魅力の溢れるキャラなので、また違う話でも活躍してほしいな。

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