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十の輪をくぐる 小学館文庫
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十の輪をくぐる 小学館文庫

辻堂ゆめ(著者)

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十の輪をくぐる 小学館文庫

979

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2023/12/06
JAN 9784094073188

十の輪をくぐる

¥979

商品レビュー

4

18件のお客様レビュー

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2024/11/10

2つの東京五輪を生きる親子の話。泰介の現状と泰介の母の過去が交錯するんやけど、各時代の価値観の違いにゾッとする。多様な世の中であれ。泰介も大変やったとは思うけど、母の大変さと強かさと強さ!泰介に対する認識もどんどん変わる、この数十年価値観激動やな。

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2024/10/08

泰介は、認知症を患う八十歳の母・万津子を自宅で介護しながら、妻と、バレーボール部でエースとして活躍する高校二年生の娘とともに暮らしている。 物語は現在2019年から2020年 そして母万津子が若かった頃の1958年からに分かれて書かれている。 初めはひどい男だと思った。自分の親...

泰介は、認知症を患う八十歳の母・万津子を自宅で介護しながら、妻と、バレーボール部でエースとして活躍する高校二年生の娘とともに暮らしている。 物語は現在2019年から2020年 そして母万津子が若かった頃の1958年からに分かれて書かれている。 初めはひどい男だと思った。自分の親を看てもらっているのに妻への思いやりがない。認知症の母に対しては声を荒げて詰る。 そんな父親を救ったのは娘だった。

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2024/08/08

 昭和、平成、令和。 それぞれの時代の″正解″を探すお話なのではないかと思った。  時代時代の″当たり前″に合わせることが難しい人は、少なくないと思う。 その人たちは苦しみだけでない、救いに導いてくれる存在がいるということを、この物語は示してくれた。 優しい人ばかりではないけれど...

 昭和、平成、令和。 それぞれの時代の″正解″を探すお話なのではないかと思った。  時代時代の″当たり前″に合わせることが難しい人は、少なくないと思う。 その人たちは苦しみだけでない、救いに導いてくれる存在がいるということを、この物語は示してくれた。 優しい人ばかりではないけれど、必ずいると思いたい。 ーーーーー パリオリンピック開催中に、東京オリンピックのお話を読み、バレー選手に感情移入してしまった。

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