商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2023/12/06 |
JAN | 9784094073188 |
- 書籍
- 文庫
十の輪をくぐる
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十の輪をくぐる
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商品レビュー
4
18件のお客様レビュー
2つの東京五輪を生きる親子の話。泰介の現状と泰介の母の過去が交錯するんやけど、各時代の価値観の違いにゾッとする。多様な世の中であれ。泰介も大変やったとは思うけど、母の大変さと強かさと強さ!泰介に対する認識もどんどん変わる、この数十年価値観激動やな。
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泰介は、認知症を患う八十歳の母・万津子を自宅で介護しながら、妻と、バレーボール部でエースとして活躍する高校二年生の娘とともに暮らしている。 物語は現在2019年から2020年 そして母万津子が若かった頃の1958年からに分かれて書かれている。 初めはひどい男だと思った。自分の親...
泰介は、認知症を患う八十歳の母・万津子を自宅で介護しながら、妻と、バレーボール部でエースとして活躍する高校二年生の娘とともに暮らしている。 物語は現在2019年から2020年 そして母万津子が若かった頃の1958年からに分かれて書かれている。 初めはひどい男だと思った。自分の親を看てもらっているのに妻への思いやりがない。認知症の母に対しては声を荒げて詰る。 そんな父親を救ったのは娘だった。
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昭和、平成、令和。 それぞれの時代の″正解″を探すお話なのではないかと思った。 時代時代の″当たり前″に合わせることが難しい人は、少なくないと思う。 その人たちは苦しみだけでない、救いに導いてくれる存在がいるということを、この物語は示してくれた。 優しい人ばかりではないけれど...
昭和、平成、令和。 それぞれの時代の″正解″を探すお話なのではないかと思った。 時代時代の″当たり前″に合わせることが難しい人は、少なくないと思う。 その人たちは苦しみだけでない、救いに導いてくれる存在がいるということを、この物語は示してくれた。 優しい人ばかりではないけれど、必ずいると思いたい。 ーーーーー パリオリンピック開催中に、東京オリンピックのお話を読み、バレー選手に感情移入してしまった。
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