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十の輪をくぐる 小学館文庫
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十の輪をくぐる 小学館文庫

辻堂ゆめ(著者)

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十の輪をくぐる 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2023/12/06
JAN 9784094073188

十の輪をくぐる

¥550

商品レビュー

4.2

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みんなの感想まとめ
  • 家族の秘密探求
  • 認知症介護
  • 東京五輪の記憶
  • 三代の絆と苦悩
  • バレーボールと愛
  • 1964年と2020年
  • 過去の苦悩と希望
  • 親子の生きづらさ
  • 心温まる物語
  • 若手作家の大河小説

家族の秘密と過去を探る心温まる物語が描かれています。1964年と2020年の二つの東京五輪を背景に、認知症の母・万津子とその息子・泰介の視点を交互に描くことで、親子三代の絆や生きづらさが浮き彫りにされます。万津子の過去は、九州から東京へ移り住んだ彼女の苦悩と希望を示し、特にバレーボールへの愛が母子の関係に深い影響を与えています。泰介は初めは共感できない存在として描かれますが、娘の成長を通じて変化し、物語が進むにつれて感動的な展開が待っています。全体を通して、時代や土地を超えた家族の愛と希望が、読者に深い余韻を残す作品です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/09/30

この小説を読み通す中で、ADHDに関して知る事が出来て、周りの人それぞれの個性を認める寛容さが備わりつつある。また東京オリンピックの年に生まれた者として、当時の様子の描写で、家族の高揚感を感じられて良かった。

Posted by ブクログ

2026/09/25

☆4.7 世代がまさにドンピシャな、感じで、読み進めるにつれて、哀しさとせつなさが、僕の心に降り注いできた。まるで線状降水帯の下を歩く人のように、泪でずぶ濡れになった。 コロナがなく、母が認知症を患っていなければ、僕も母と一緒にブルーインパルスの五輪の輪をきっと連れ立ってみに行っ...

☆4.7 世代がまさにドンピシャな、感じで、読み進めるにつれて、哀しさとせつなさが、僕の心に降り注いできた。まるで線状降水帯の下を歩く人のように、泪でずぶ濡れになった。 コロナがなく、母が認知症を患っていなければ、僕も母と一緒にブルーインパルスの五輪の輪をきっと連れ立ってみに行っただろう。このものかたりの主人公のように、僕には母の過去を知る術がない。生きづらい世の中はそのまま、今も続いている。 このものかたりにはコロナは出てこなかったが、生きづらさは変わらないのだ。 一つの救いは、主人公には一筋の光明が見えて、それに向かっていけることだろう。 田舎者の母は、青春時代を浅草で過ごしたらしい。これくらいのことしか分からないのだ。そこに苦い恋があったのか、楽しい思い出があったのか、今になってはもう遅いのだが、話をもっと聞いておけばよかったと思う。 そんな後悔を僕の心に土砂降りの雨のように雨の絨毯ができた。

Posted by ブクログ

2026/08/18

認知症の母万津子にいらいらする泰介、乱暴で癇癪持ちな泰介の子育てに悩む万津子の、1964年と2019年のふたつの東京オリンピックの年代の視点が交互に展開される感動作。 若くして嫁ぎ、夫からDVを受け、泰介は育てにくい。 未亡人となって実家に帰るも、泰介の癇癪のせいで家に居場所はな...

認知症の母万津子にいらいらする泰介、乱暴で癇癪持ちな泰介の子育てに悩む万津子の、1964年と2019年のふたつの東京オリンピックの年代の視点が交互に展開される感動作。 若くして嫁ぎ、夫からDVを受け、泰介は育てにくい。 未亡人となって実家に帰るも、泰介の癇癪のせいで家に居場所はなく、ついには泰介の関わった事故がきっかけで村八分の扱いを受ける。 現代ほど発達障害が認知されていなかった時代、母親の苦労を思うと万津子の生涯があまりにも辛い。 泰介の娘、萌子があまりにも良い子で...救いだった。

Posted by ブクログ

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