1,800円以上の注文で送料無料

存在のすべてを
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍
  • 1221-07-03

存在のすべてを

塩田武士(著者)

追加する に追加する

存在のすべてを

2,090

獲得ポイント19P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2023/09/07
JAN 9784022519320

存在のすべてを

¥2,090

商品レビュー

4.3

879件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/12/15

二児同時誘拐事件を背景に、主要人物たちのその時とその後を追う群像。重厚なサスペンスかと思いきや、純愛ラブストーリーが始まったり、個々人の不遇を呪ったり、30年という時間経過の中で登場人物たちの心の救済に向けて話は動く。展開を破綻させないために、少々ご都合主義に感じられてしまう部分...

二児同時誘拐事件を背景に、主要人物たちのその時とその後を追う群像。重厚なサスペンスかと思いきや、純愛ラブストーリーが始まったり、個々人の不遇を呪ったり、30年という時間経過の中で登場人物たちの心の救済に向けて話は動く。展開を破綻させないために、少々ご都合主義に感じられてしまう部分もあったものの、文学賞の選考員ではないので、楽しく読ませてもらった。いくつか描かれていない(ダイジェスト的に数行あったが)関係者の、動機や、誘拐事件はどういう青写真だったのかが分かれば尚良いかと思ったが、犯罪者たちのそれは取るに足らない瑣末なことなのかもしれない。

Posted by ブクログ

2025/12/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【ニ児同時誘拐事件】第九章-空白-で涙腺が崩壊。門田記者がたどり着いたのは、事件に巻き込まれた野本貴彦と優美が亮のために最善を尽くした結果だった。産みの親と育ての親。『みんなでいっしょにずっとくらしたい』と七夕の短冊に書いた子に『一緒に暮らした、、、お父さんとお母さんのことは忘れなさい』と言わなければならなかった。胸が締め付けられた。門田記者が書いた記事がこの『存在のすべてを』になったのかな。重い内容の中、里穂との関係が純愛として続いてホッとした。貴彦と亮の親子のストーリーだった。

Posted by ブクログ

2025/12/14

オーディブルで視聴。 私には、登場人物の多さや、時代の行き来、話の展開が複雑だったため、オーディブルではなく本で読めば良かったな〜 でも内容は良いし、感動作。

Posted by ブクログ