商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | フィルムアート社 |
発売年月日 | 2023/08/26 |
JAN | 9784845923007 |
- 書籍
- 書籍
庭のかたちが生まれるとき
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
庭のかたちが生まれるとき
¥2,860
在庫あり
商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
庭園を眺める事はあっても、作るプロセスをじっくり見た事は無いかも。 職人さんの世界は芸術家の世界なのかな。 そのような世界で生きていく選択肢もあるよって、子供達に学校で教えてあげれば良いな。 ロジックだけが全てではなくて感性が大切だと。 それを評価する術は学校教育には難しそうだ...
庭園を眺める事はあっても、作るプロセスをじっくり見た事は無いかも。 職人さんの世界は芸術家の世界なのかな。 そのような世界で生きていく選択肢もあるよって、子供達に学校で教えてあげれば良いな。 ロジックだけが全てではなくて感性が大切だと。 それを評価する術は学校教育には難しそうだけどね
Posted by
通常、庭を見るときは「幸か不幸か」もう出来上がってしまっている。 出来上がるためのプロセス、どの要素がどんな順序で何と関係してできていくか。 それをつぶさに記録した本。 と言っても、作庭技術というよりは思考法に近い。 親方の指示は「〇〇してみて」、という「てみて」話法(これは不確...
通常、庭を見るときは「幸か不幸か」もう出来上がってしまっている。 出来上がるためのプロセス、どの要素がどんな順序で何と関係してできていくか。 それをつぶさに記録した本。 と言っても、作庭技術というよりは思考法に近い。 親方の指示は「〇〇してみて」、という「てみて」話法(これは不確かさという手触りを感じた時だったり)、「てやる」話法(無情物に対しても情を偶有する「偶有情物」としてとらえる)などという、ような。 そして出来上がった庭も、 「つくられることではじめて、つくらなくてもよかったものになる」と。 図面に書いてあることを実現するだけがものづくりではない。なかなかにハードであり、楽しくもある本。
Posted by
石が据えられ、枝が透かれていくプロセスをつぶさに記録していく。類書は管見にして知らない。 より大きな環境との関係をつくることで見出すこと、「痕跡としての石が、その石を刻印した「もとの状態」を遡行的に現出させる」p.300とか、4章の道具の使い方あたりはとても面白かった。 あと、...
石が据えられ、枝が透かれていくプロセスをつぶさに記録していく。類書は管見にして知らない。 より大きな環境との関係をつくることで見出すこと、「痕跡としての石が、その石を刻印した「もとの状態」を遡行的に現出させる」p.300とか、4章の道具の使い方あたりはとても面白かった。 あと、偸むとか捨てるとか欠くとか。問題を解決するのに、スコープの更新を伴うというのがいい。デザインの思考だ。 ものを作るプロセスを詳しく書こうとすると、どうしても記述がクドくなる。見ればわかるものを精確に言いあてようとするのだから仕方ない。が、これは読み慣れないと読みにくいだろうなとは思う。 私は建築の仕事をしていて、図面や写真と照らし合わせながら、こうしたクドイ記述を読んでいくのが好きだし苦ではないし、なんなら自分で書きもするから、平気なのだけれど。
Posted by