
商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2023/05/26 |
JAN | 9784087714302 |
- 書籍
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鈍色幻視行
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鈍色幻視行
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商品レビュー
3.5
184件のお客様レビュー
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恩田陸にはまって何作か読んできたけど、ちょっと疲れたなあ。 陸がグダグダとめんどくさいとこがあるのはわかっていたけど、ああでもない、こうでもないと・・・ 「夜果つるところ」は以前に読んでいたので、それを踏まえながら読んだのだけれど、アイデンティティの問題か、 そうなんだけど、死者が出すぎ、あまり殺さないでほしいなあ。
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久々の恩田さんの小説。 『夜果つるところ』という呪われた小説と謎の飯合梓という著者に関して主人公の小説家が本を書こうと調べはじめ、様々な関係者を客船の旅の中でインタビューすることによって謎に迫ろうとする物語です。 最初の映像化はセットの火事により中止、次の映像化の際には俳優二人の心中により中止、そして次の映像化企画の段階で脚本家が自死して中止というのがこの小説の呪われた歴史。また、著者はいつも帽子をかぶって顔を隠し、会う人ごとに印象が異なる謎の人物で、死んだと思われていたが死体がない。 そんな状況で、映像に関わった者とその関係者、自死した脚本家の夫であった主人公の今の夫と主人公の語りによって物語が進んでいきます。 作者の招待に関しては朧げに推測できる結末ですが、映像化の際の不幸に関してはあまり解明されず、余韻を残した形になっています。 そういった点で推理小説としてはあまり評価できませんが、登場人物の描写や関係性などはなかなかよく練られているなあと感じました。 竹蔵
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長い話しだった。それでもこの話しは本当はもっと何倍も長く、この本はその一部に過ぎないと思わせる内容だった。 でもこの長い話しにもかかわらず、文章は読みやすく、つい先を急いでしまう。 長い話しに付き合ったのでフェリーのファウェルパーティーでは、読者もパーティーに参加して充実感を味わ...
長い話しだった。それでもこの話しは本当はもっと何倍も長く、この本はその一部に過ぎないと思わせる内容だった。 でもこの長い話しにもかかわらず、文章は読みやすく、つい先を急いでしまう。 長い話しに付き合ったのでフェリーのファウェルパーティーでは、読者もパーティーに参加して充実感を味わってしまった。
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