鈍色幻視行 の商品レビュー
何が面白いのか全く分からないままこの長い小説を読んでしまった自分がミステリー。書評を見ておりますと高評価が多いのですが、これって、この小説を高評価できる自分ってスゲーってやつですかね。すみませんね、何も分からないポンコツで。 そうそう、先日本屋大賞を取った朝井リョウさんの『イン...
何が面白いのか全く分からないままこの長い小説を読んでしまった自分がミステリー。書評を見ておりますと高評価が多いのですが、これって、この小説を高評価できる自分ってスゲーってやつですかね。すみませんね、何も分からないポンコツで。 そうそう、先日本屋大賞を取った朝井リョウさんの『イン・ザ・メガチャージ』。日経に連載中、なんてつまんねー小説だと思っていて、当時Twitterでもつまんねーってつぶやいてるくらいつまんねー作品だったのですが、それが本屋大賞か・・・ やはり私には小説を評価する力がゼロって事ですね。 今まで本当にありがとうございました。漫画読みます。島耕作サイコー!
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作中作はこれから読みます!曰く付きの小説とその著者の謎。そして関係者の集うクルーズ船。字面だけ追うとちょっと昔のミステリーでもありそうな…。引き込まれてぐいぐい読めてしまいました。
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読み進めるのが大変だった。でも気づくとこんなに進んでる!という不思議。 読み終えても、結局なんの話なんだっけ?という感じだったけど、日が経てばまた読みたくなる不思議。
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2度目の再挑戦にも関わらず、挫折 恩田陸先生の作品は私にとって両極端で、のめり込める作品とそうじゃない作品で、これは後の方でした
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映像化を試みる度に死人がでたりと問題が起き中止になる作品について、クルーズで関係者を集めてインタビューしていく主人公達。 なかなか厚みのある本だが、登場人物もそこそこいて、まともに会話を描写していくならまぁこのくらいの量にならざる負えないかもなぁというところ。 後半のインタビュ...
映像化を試みる度に死人がでたりと問題が起き中止になる作品について、クルーズで関係者を集めてインタビューしていく主人公達。 なかなか厚みのある本だが、登場人物もそこそこいて、まともに会話を描写していくならまぁこのくらいの量にならざる負えないかもなぁというところ。 後半のインタビューでは各人物ごとに内容が異なっており、同じ話でも人によって考え方が違うので、そこが人とお喋りする楽しさの1つだよなぁと読みながら思いつつ、面白かった。 ただ、著者作品ではあるあるだが、全部が全部解決されるわけではなく有耶無耶で終わる要素が多いため、結局どうだったの?という読後感。 途中途中で、飯合梓がどうゆう人物なのか話が出る度にミステリー度合いが増し、雰囲気が出て良かった。
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◯序盤は退屈でつまらなかったけど、後半からだんだん人物相関がわかってきて面白くなってきた。 ◯話が途中で、どうでもいい関係のない話に飛ぶのが何度も起こってイライラする。 ◯まさはるとこずえの雑談が恩田陸とは思えないほどつまらない。 ◯ちょいちょい冗長的で、つまらなかった。 この...
◯序盤は退屈でつまらなかったけど、後半からだんだん人物相関がわかってきて面白くなってきた。 ◯話が途中で、どうでもいい関係のない話に飛ぶのが何度も起こってイライラする。 ◯まさはるとこずえの雑談が恩田陸とは思えないほどつまらない。 ◯ちょいちょい冗長的で、つまらなかった。 この流れで「夜はつるところ」読もうと思ってたんだけど、食傷気味、うん、ちょっといいかな。 ◯まさはるの胸の録音機は、なんだったんだ??なんかの伏線かと思ってずっとかまえてたのに(笑) ◯人生に真実はない。事実はある。ただ、真実はない。虚構にしか真実はない。映画ならその真実に少し触れることが出来る。 武井 京太郎。
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【短評】 少々の個人的な語りが許されるのであればーー私はこの本を「二度」挫折している。 肉体的或いは心理的な事情に拠るものなのか、社会情勢に拠るものなのか、はたまた星の巡りに拠るものなのか。理由は定かではない。 本作は、人生において数少ない途絶を経験した「いわくつき」の一冊である...
【短評】 少々の個人的な語りが許されるのであればーー私はこの本を「二度」挫折している。 肉体的或いは心理的な事情に拠るものなのか、社会情勢に拠るものなのか、はたまた星の巡りに拠るものなのか。理由は定かではない。 本作は、人生において数少ない途絶を経験した「いわくつき」の一冊である。 謎の天才作家・飯合梓(めしあいあずさ)が遺した「いわくつき」の奇書『夜果つるところ』を巡る物語。小説家・蕗谷梢(ふきやこずえ)は本作に関する取材調査を行うため、夫・雅春(まさはる)と共にクルーズ船に乗り込み、海千山千の「関係者」達との対話を試みる。彼らは何を語るのか。飯合梓とは何者か。『夜果つるところ』とは一体何なのか。 ご多分に漏れず「雲散霧消する方」の恩田陸なのだが、正直に言って読後感は悪くなかった。少なくとも、わざわざ投げ出す程の駄作ではない。イメージの奔流を楽しめたと言っても良い。自己分析するならば、読み手としての「構え」が正しかったとでも言おうか、本作を愉しむための正しい姿勢が取れていたように思う。 有り体に言えば、私は『夜果つるところ』に係る「いわく」の解決を期待しなかった。 ミステリィとして構えて読むと、スカされた印象が先行するだろう。 これは「創作物」が喚起する、或いは「創作物」に向き合うことによる心の動きの物語であり、夫婦が成熟する物語なのだと思う。魔的な魅力を持つ作品に惹かれることで、人の心はどのように動くのかを記述した本なのだと理解した。 外海を征くクルーズ船という現実から切り離された場所において、自己を内省する。そこに厳然とした正解はないし、各々が納得する解答を用意できれば良いのだと思う。「こっち側」に舵を切った恩田陸は好みではなかったのだが、不思議と惹き込まれた作品である。 【気に入った点】 ●インタビュー編の構成が上手い。隠された事実関係が徐々に明らかになる衝撃が心地良いし、「作品」によって露となった本心を言語化するという行程が、本作の主たるテーマであることを強く意識させられた。 ●「鈍色幻視行」とは良いタイトルだと思う。喚起されたイメージの世界である。ゆらゆらと揺蕩いながら自己を顧みるのである。素敵である。 ●雅春が気に入った。落ち着いた大人の男は格好良いのである。狂言回しとしての真鍋綾実(まなべあやみ)も悪くない。武井さんとQちゃんとか、清水桂子(しみずけいこ)さんも良い。人物が魅力的なので、話を傾聴する気になった。 【気になった点】 ●「結局のところ、何だったの?」という残尿感を適切に処理出来るかが問題である。期待のしどころを見誤ると致命的にキツイとは思う。そういう類の恩田陸であることは間違いない。 因縁に決着を付けるため、丁寧に読み込んだ一冊。 「作品と向かい合おう」という気概を以て臨んだことが、図らずも奏功したのだろう。 振り返ると何とサイン本であった。何故だろう、ちょっと感慨深い。
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「必然性?」 そう書き残して自死した脚本家の前妻をいつまでも消化しきれない夫と再婚した小説家の妻が、いわくつきで未完成の映画の原作の謎について、いわくに関わった人たちと2週間の船旅に出る。 「鈍色幻視行」 そのまま読めば“色のはっきりしないまぼろしを視つつ行く” そんな空気感を...
「必然性?」 そう書き残して自死した脚本家の前妻をいつまでも消化しきれない夫と再婚した小説家の妻が、いわくつきで未完成の映画の原作の謎について、いわくに関わった人たちと2週間の船旅に出る。 「鈍色幻視行」 そのまま読めば“色のはっきりしないまぼろしを視つつ行く” そんな空気感を漂わせながら船上で問題の小説とその作者の真相、映画化が頓挫したわけを話し合う。 それぞれの過去を映し出した感じ方が、互いに少しづつ表に流れ出す。 いつのまにか登場人物たちの流れ出た物語に引きずられてのめり込むように読んでしまった。 「真実はパレードで降ってくる金色の紙吹雪 落ちてしまえばただの安っぽい紙切れ」 表に現れているのは事実、真実は虚構の中にこそ存在する。
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久しぶりにというか、改めてハマった恩田陸作品だった。 これまでに映画化が頓挫しているいわくつきの小説について、それに何らかの形で関わった人たちが2週間の船旅の最中に討論するという話。 恩田陸作品の閉鎖的なシチュエーションが好きなんだな。物語の最初と最後ですっきりはっきり何かが解決するとかそういうのはないけど、気持ちの整理をつけるところに重きを置いてる。 「夜果つるところ」以外にもスピンオフ出て欲しいな。船旅後のそれぞれの生活を知りたい。
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映画化の企画が上がるたび死者が出る呪われた小説『夜果つるところ』。その小説の謎を追う小説家・蕗谷梢は、関係者が一堂に会するクルーズ旅行に夫・雅春と共に参加する。梢の取材に応えて語り出す関係者たち。 とても良い雰囲気で好き。 不思議な作品と作者の謎が良い。
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