商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2022/12/16 |
JAN | 9784065306796 |
- 書籍
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母という呪縛 娘という牢獄
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母という呪縛 娘という牢獄
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商品レビュー
4.1
669件のお客様レビュー
娘が母親を殺害した事件のノンフィクション 実際にこんなことがあったのかと驚きもあるし、加害者の心理描写もリアル 殺害以外にこの親子を救える方法はないかと考えてしまうが、閉鎖的で極限状態になってしまうと難しいのかな 考えさせられる一冊
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- ネタバレ
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「助産師になるために9浪させられた末に母親を殺害してしまった女性の話」だと思っていたが、ほんとうは医学部失敗→看護学科で入学→助産師コースに不合格+助産師学校も不合格→殺害の流れだったよう。センターの結果が悪ければ二次すら受けることを許されない年もあったのだという。 自分も国公立大の受験や浪人を経験した身として、想像するだけでも呼吸が浅くなってくるような教育虐待の描写の数々だった。むしろ殺害に至るまでに自死を選択しなかったことに驚きを覚えてしまう。偉そうな言い方になってしまうが、よくこんな毒親を前にして生きていてくれたと思う。 母親の妙子さんは実際に自殺未遂やメニエール病を患っていたことから、相当なストレスを抱えていたことが察せられる。あかりさんを追い詰めた言動はどれも常軌を逸するものだが、それを完全に正しいことと確信して行なっていたのだろうか?自分だけが正しいと思い込み、それに反発しようとするあかりさんの言動にストレスを抱えていたとすると、その人格の原因はどこにあるのだろうか?妙子さんは実際に何を思っていたのだろうか?もう本人に確認することは叶わないが、読み進めるうちに気になってしまった。 あかりさんのお父さんの「家族だから」という発言に涙腺が緩んだ。『ここはすべての夜明けまえ』を読んだ時に感じた「家族ってなんだろう?」という問いの大きなヒントになったと思う。 また意図されたものかどうかはわからないが、最後の一文がとても素晴らしかった。やられた。思わずため息が漏れた。 いちどどこかの書店で見かけてずっと気になっていたが、読むことができてよかった。あかりさんのこの先の人生が自由で豊かなものでありますように。
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母という呪縛 娘という牢獄 このタイトルがピッタリなノンフィクション。実際にこんなことがあったんだと思うと恐怖でしかない。共依存なように見えなくもないけど、きっと親のいくとこまでいった過干渉。2人のメッセージのやり取りが本当にそのままなんだろうなという感じで、リアルすぎて怖かった...
母という呪縛 娘という牢獄 このタイトルがピッタリなノンフィクション。実際にこんなことがあったんだと思うと恐怖でしかない。共依存なように見えなくもないけど、きっと親のいくとこまでいった過干渉。2人のメッセージのやり取りが本当にそのままなんだろうなという感じで、リアルすぎて怖かった。
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