商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | かんき出版 |
| 発売年月日 | 2022/06/22 |
| JAN | 9784761276157 |
- 書籍
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商品レビュー
3.9
699件のお客様レビュー
筆者の主張自体は単純かつ少なく感じられましたが、その主張に対してのリアリティや共感を読者が得やすいように、さまざまな事例で説明がなされている。よく言えば読みやすく共感を得やすい、悪く言えば少し冗長とも取れる本でした。理論を縦に積み上げる本というよりは、主張を別角度から説明する事例...
筆者の主張自体は単純かつ少なく感じられましたが、その主張に対してのリアリティや共感を読者が得やすいように、さまざまな事例で説明がなされている。よく言えば読みやすく共感を得やすい、悪く言えば少し冗長とも取れる本でした。理論を縦に積み上げる本というよりは、主張を別角度から説明する事例が横に広がって存在するという感じ。 また、主張自体は単純かつ少ないと思いましたが、それはその主張が軽んじられるべきであることとイコールではないとも思いました。人間の有限性というテーマが日常の中で背景に溶け込んでぼやけてしまう構造は、人間として生きる上で仕方のないものであるかもしれませんが、その有限性の事実は決してそのまま忘却していい類のものではありません。 とはいえ、本の主張に一貫していた「個人が持つ有限性の忘却」とその弊害に関しては、有限性を見落とした様々な判断をしないよう気をつけるべきというのはその通りであるものの、常に有限性を見落とさないでいられるという考え自体が個人の有限性を逸脱しているという事もあり、ある程度、有限性の忘却による失敗も受け入れなければならないという着地になった点は、少し肩透かしではありましたが、人間誰しもそんなもんだよなとも思える良い機会でもありました。 また、本の冗長さという点に関しても、個人的には本の内容とリンクしてわざとそうしているようにも感じました。というのも、本書の中で語られる「同じ絵画を3時間、電子機器など気を逸らす類のものを一切遮断して観察し続けるという、とある大学で課される課題」と、本書のある種冗長な読書体験は似たようなものに感じられたからです。筆者はこの大学の課題を実践し、自身に変化が現れたと語っていますが、そのような体験を、この本を読むことを通して擬似体験させようとしているのかな?と思ったりもしましたね。 ただまぁ、総じてあまり時間をかけて読む類のものではないとは思いました。おそらく再読はしないかと思います。やるとしても取ったメモを、おりに触れて見返すくらいかなと。 この本から得られた教訓を私が一言で表すなら、月並みですが 「効率化よりも先に、優先順位をつけて取捨選択をするべきだ」 という感じになるかと思います。他にも主張はありましたが、私にはこれが一番重要に感じました。
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時間の概念についての根本な価値観のお話で、確かにそうなのかもしれないけどもあまり身になる話題はなかったなぁ、という印象。
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- ネタバレ
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大体の要約 人生はおよそ4000週しかない事実を受け入れよう。 生産性を上げれば時間を作れる、というのは幻想だ。生産性をどれだけ上げても上げた分だけ余分にシゴトがやってくる。本当にしたいこと、すべき事に使える時間は実は変わらない。 やりたい事25個書き出して、できるのは上位5個程度だと認めよう。 失敗する分野を決めてしまうしかない。 全部完璧になんてできるはずがない。 何故なら【時間がある】【時間をコントロールできる】と思う事自体が間違いだから。 時間はモノではない。見えない、扱えないものなのに、これを交換する資本主義が経済の主軸になった。しかもスマホが普及して【どれだけユーザーの時間(注意力)を奪えたか】によって莫大な経済が動く。 スマホは次々に時間を奪うシステムだから、スクリーンタイムや使わない工夫で自分の時間を取り戻すことは困難だ。この便利なシステム、スマホを覗いていれば問題に向き合うより簡単に逃避出来てしまう。 頭の中の完璧な基準に追いつくことは、どうしたって不可能だ。完璧な仕事なんて誰にもできない。 だから、肩の力を抜いて、まず始めてみたほうがいい。 有害な先延ばしは無駄だから、今始めるのだ。 思い切ってひとつを選び、無限に広がっていた可能性を封印する。多数の選択肢を捨てるからこそ、選び取ったものに価値が生まれる。 選んで進むしかない。 選ばないうちは失敗しないし実力不足とも向き合わなくていい、自分は可能性の塊でいられる。だがどんどん時間はなくなってる。その現実と向き合って、無限の可能性はないと認めよう。成し遂げる事を選んで失敗の可能性を受けれるしか進む方法はない。どうせ完璧なんて無いのだ! 【今】を未来の準備期間にしてはいけないし、準備が整うのを待っていたらいつまで経っても取りかかれない。時間はないのだ。 ※以下、抜粋しつつの要約 なぜ僕たちは、自分が本当にやりたいと思っていることに集中できないのだろう。なぜやりたいことすらやらずに、やりたくもない気晴らしに逃げ込んでしまうのだろう? もちろんある種の活動は本当に嫌だったり、怖かったりする。そこから逃げたいのは当然のことだ。でもそれより一般的なのは特に理由もなく感じる退屈だ。ものすごく重要でやりたいと思っていた活動が、なぜか急にひどく退屈に感じられて、一瞬も集中できなくなる。 この不可解な現象の答えは、僕たちの有限性にある。 僕達が気晴らしに屈するのは、自分の有限性に直面するのを避けるためだ。つまり、時間がかぎられているという現実や、限られた時間をコントロールできないという不安を、できるだけ見ないようにしているのだ。 重要な事に取り組むとき、僕達は自分の限界を痛感する。思い入れが強いからこそ、完璧にできない事がもどかしい。 デジタルデトックスが失敗するのは、嫌な現実から逃れたいという、僕達自身の欲求が原因だ。 僕達にできる最善のことは、不快感をそのまま受け入れることだ。 重要なことをやり遂げるためには、思い通りにならない現実に向き合うしかない。覚悟を決めるのだ。 有限性を受け入れる10のツール 1.「開放」と「固定」のリストを作る 固定リストは最大値10など決めてそれ以上増やさない。開放リストのタスクはすべてやる必要はないし、すべてやろうと思ってはいけない。固定リストが完了して空きができたら開放リストから固定リストに移動させる。日々の補完的な戦略としては、毎日時間制限を設ける事。時間の制約を意識しよう。 2.先延ばし状態に耐える。 本当に重要な事だけに取り組み、色々やらない。 3.失敗すべき事を決める。 4.出来なかった事ではなく、出来たことに集中する。 5.配慮の対象を絞利込む 6.退屈で、機能の少ないデバイスを選ぶ 7.ありふれたものに新しさを見出す 瞑想など 8.人間関係に好奇心を取り入れる 相手の話をよく聞く、思わぬ事態も楽しむ 9.親切の反射神経を身につける 親切な行動は自分自身を幸せにしてくれる 10.何もしない練習をする 瞑想のすすめ。 心を落ち着かせ、自分の限られた人生の時間をじっくりと味わおう。 急ぐ必要のないことを急いでやろうとしてストレスを感じたり、将来に役立つことをやらなければと思い込んで、楽しみや満足をいつまでも先送りにしないでいいように。 「周囲の人や出来事に干渉したい」という欲求を抑える練習でもある。
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