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チ。 ―地球の運動について―(第7集) ビッグC
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チ。 ―地球の運動について―(第7集) ビッグC

魚豊(著者)

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チ。 ―地球の運動について―(第7集) ビッグC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2022/03/30
JAN 9784098612604

チ。 ―地球の運動について―(第7集)

¥770

商品レビュー

4.4

26件のお客様レビュー

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2025/11/26

土星は惑星の中で一番遅い。理由は恐らく太陽からの距離が一番遠いから。距離に応じて速度は変わる。 つまり何かを根拠(前提)にしないと論理を立てられ無い人間理性の本質的限界として、思考すると常に何等かの権威(前提)が成り立ち、誰もその枠組みからは出られないのかもしれない。 死を忌避す...

土星は惑星の中で一番遅い。理由は恐らく太陽からの距離が一番遠いから。距離に応じて速度は変わる。 つまり何かを根拠(前提)にしないと論理を立てられ無い人間理性の本質的限界として、思考すると常に何等かの権威(前提)が成り立ち、誰もその枠組みからは出られないのかもしれない。 死を忌避するんじゃ無く肯いたい。それが俺の人生の命題だ。 人の作る模倣が時として「自然が成し遂げない事も成し遂げる」事も有る。

Posted by ブクログ

2025/11/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

〇信念を忘れたら、人は迷う。 〇迷って。きっと迷いの中に倫理がある。 〇宗教は大切だ。宗教がなきゃきっと人はここまで強くなかった。遠く離れたどこかにも同じ神を信じる人がいる。それだけでどれだけ心強いか。 〇肯いたい うけがいたい

Posted by ブクログ

2025/08/26

 若い司教で異端審問官のアッシュはノヴァクの傷つける手法と同じ、異端審問をしていた。  ダミアン司教は、アッシュのやり方を批判する。  アッシュは、異端審問所を襲ったもの達がいて、本を持っていったことをダミアン司教に伝える。  その本には、「ポトツキに寄付しろ」と住所が書いてあっ...

 若い司教で異端審問官のアッシュはノヴァクの傷つける手法と同じ、異端審問をしていた。  ダミアン司教は、アッシュのやり方を批判する。  アッシュは、異端審問所を襲ったもの達がいて、本を持っていったことをダミアン司教に伝える。  その本には、「ポトツキに寄付しろ」と住所が書いてあった。  それを聞いたダミアン司教は、引退しているノヴァクに聞きにいけという。初めは、ノヴァクはダミアンを拒否していたが、「地動説」を憎んでいることでダミアンに協力する。  ヨレンタは、ドゥラカに、手に入れた本を燃やした理由を聞く。ドゥラカは、あの本を燃やさないと、本部に連れて行かれないからだ。あの本の先に何があるのか?そして印刷して、利益の2割ほしいという。  ヨレンタは、9歳の時に、幾何学に夢中。14歳で地動説にあい、20歳で初めて人を殺し、39歳でドゥラカと会った。つまり、30年で土星は9歳の時と同じ位置にいるという。ちなみに、太陽を一周するには、水星は、約88日。金星は、約225日。火星は約687日(約1年11カ月)。木星は約11.9年、土星は約29.5年であり、ヨレンタの言っていることは正しい。  ドゥラカの手に入れた本は、地動説のことが書いてあり、神の偉業が見えるとヨレンタはいう。それがなんの話かとドゥラカが聞くと、ヨレンタは「私の感動を必死に伝える」という。  ヨレンタは、ドゥラカになぜか稼ぎたいのかと聞くと、「私の信念だから」と言う。ヨレンタは「信念はすぐに呪いに化ける。それは、私の強さであって限界でもある。信念は迷いの中に倫理がある」  この迷いの中に倫理があるという意味が深い。既存の権威や教え、天動説に盲目的に従うのではなく、自分で思考し、葛藤することを重視する。絶対的な答えがない世界であり、迷うことは、自らの判断に責任を持つための思考プロセスであり、そのことによって真理が探求できるということだ。  ヨレンタは、ドゥラカの話したことで、本を完成させる。それで、ヨレンカは自分の目的が達成したようなそぶりを見せる。ヨレンカのしたいことは、そんなことだったのか?  隊長シュミットに、ドゥラカはなぜ異端解放をしているのか?と聞く。シュミットは、「死を受け入れるためだ」妹がいた。10歳で病に倒れた。妹は死ぬ間際に「私はなんのために生まれたの?」と聞いた。私は、「神のためだ。天国へ行くため」と思ったが、それを言う自信がなかった。妹に死を納得させる自信がなかった。そして、神の解釈で殺し合いが生じ、家族が殺された。人工の社会、人工の掟、人工の神、人つくるものなど醜い模造品でしかない。「人の作る模倣は、遊びのようなもので、真剣に従事することじゃない」とプラトンはいった。神の創造物だけが本物だ。私は人の知性を信じない。とシュミットはいう。  このシュミットの発言は、なぜか重みがある。  ドゥラカは、父親のスカーフと銅コインを大切に持ち、お金を稼ぐことを目標としていた。そして、ヨレンカの話を聞きながら、大きく変化する。銅コインを印刷の活字に使い、スカーフを与える。そして、ヨレンカのスカーフをもらい、自分に身につける。父の意志をつぐことから、ヨレンタの意志を継ぐのだった。  そして、ヨレンカは、異端審問官隊が異端解放戦線の印刷所に押し寄せた時に、自爆自殺する。異端審問官隊のの中に、ヨレンカの父親ノヴァクもいた。そこに、ヨレンカの腕がとんできて、ノヴァクは拾う。なんとも言えない、悲しい対面である。印刷所にいる異端解放戦線と印刷をする人は、逃走の決断を迫れ、ドゥラカは逃げた。さて、ドゥラカは、どうする。

Posted by ブクログ