

商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2022/03/30 |
JAN | 9784098612604 |
- コミック
- 小学館
チ。 ―地球の運動について―(第7集)
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チ。 ―地球の運動について―(第7集)
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商品レビュー
4.5
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権威の中で生じる思考停止は、何も宗教だけじゃなく、 学問って物の中でも起こるんじゃないですか? 悲しいことに、ある種それは必然で、 つまり何かを根拠(前提)にしないと論理を立てられない人間理性の本質的限界として、 思考すると常になんらかの権威(前提)が成り立ち、 誰もその枠組み...
権威の中で生じる思考停止は、何も宗教だけじゃなく、 学問って物の中でも起こるんじゃないですか? 悲しいことに、ある種それは必然で、 つまり何かを根拠(前提)にしないと論理を立てられない人間理性の本質的限界として、 思考すると常になんらかの権威(前提)が成り立ち、 誰もその枠組みからは出られないのかもしれない。 そういう状況下で駆動した情熱が、暴走とも言える軌跡を経て、 時には偉業(美しさ)を、時には悲劇(醜さ)を生む。 「自由の定義は?」 「そう問えること。」 「信念はすぐ呪いに化ける。それは私の強さであって限界でもある。」 「・・・でも、信念を忘れたら、人は迷う。」 「迷って。きっと迷いの中に倫理がある。 プラトン曰く、 「人の作る『模倣』は遊びのようなもので 真剣に従事することじゃない」 神の創造物だけが本物だ。 人がつけ上がり、自然を理解したなどと勘違いする為の技術など不要。 アリストテレスも 「技術は自然を模倣する」と言ってる。 でも、 「一方で技術は自然が成し遂げないことも成し遂げる」とも言ってる。 人は先人の発見を引き継ぐ。 それも、いつの間にか 勝手に自然に。 だから今を生きる人には過去のすべてが含まれてる。 何故、人は記憶に拘るのか。 何故、人は個別の事象を時系列で提えるのか。 何故、人は歴史を見いだすことを強制される認識構造をしているのか。 以上はネタバレでは無いですが、 第7集に出てくる、深い名言の数々です。 本書のシリーズは全8冊ですが とても内容の濃い、現代人向けの実践的な哲学書 だと私は感じました。 個々の登場人物が、出自も考えかたも価値観も違うのに、 それぞれ相互の関係性を通して自問自答しながら 生きかたを模索し続けていく。 その姿に感銘を受けました。 まだ読んだことのないかた、 漫画でもアニメでも構いません(どちらも、それぞれのよさがあり素晴らしいです)、是非ご一読ください、、、!
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- ネタバレ
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ヨレンタがノヴァクの目の前で自爆。巻末は味方の裏切りにあい、異端解放軍が窮地に陥り、活版印刷機も危なくなる。ヨレンタが受け継いだものが無に帰するのか。
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