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歌うように伝えたい 人生を中断した私の再生と希望
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歌うように伝えたい 人生を中断した私の再生と希望

塩見三省(著者)

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歌うように伝えたい 人生を中断した私の再生と希望

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2021/06/15
JAN 9784758413800

歌うように伝えたい

¥1,870

商品レビュー

4.5

7件のお客様レビュー

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2024/05/12

2021年初版。塩見三省さん、名脇役です。チラッと出ているだけでも存在感のある役者さん。私の印象に残っているのは「岸和田少年愚連隊」での熱血教師、朝ドラ「あまちゃん」。一番強い印象を残したのは「アウトレイジ」でのヤクザ幹部。そんな彼が66歳の時に脳出血で半身が不自由になる。この本...

2021年初版。塩見三省さん、名脇役です。チラッと出ているだけでも存在感のある役者さん。私の印象に残っているのは「岸和田少年愚連隊」での熱血教師、朝ドラ「あまちゃん」。一番強い印象を残したのは「アウトレイジ」でのヤクザ幹部。そんな彼が66歳の時に脳出血で半身が不自由になる。この本は、闘病記のようなものだと思い読んでみました。もちろんその部分はありますが、彼が役者として関わってきた先輩役者や作り手の方々との逸話・影響を受けたことなど。特に北野武監督との話など、涙します。今、肉体的に精神的に苦しい状態の方がいるなら読んでみてはいかがかなぁと思いました。

Posted by ブクログ

2024/03/14

私がどんな感想を言っても薄く感じてしまうのは、当人にしかわからない苦しみなどを切に感じたから。 どれだけの苦悩の中を生きてこられたか、しかし信頼する人と芝居によって快復されて本当に良かった。

Posted by ブクログ

2023/09/14

『歌うように伝えたい』塩見三省氏 言葉の持つ美しさ、誠実さ、そして想い。 ★★★★★ 【書籍より】 66歳までの月日であった。しかし病を得て、こうして命を繋 ぎ、そこからの7年間の生の軌跡には、それまでの過去の健全な時とはまるで違う世界が横たわっていた。 (途中省略あります。...

『歌うように伝えたい』塩見三省氏 言葉の持つ美しさ、誠実さ、そして想い。 ★★★★★ 【書籍より】 66歳までの月日であった。しかし病を得て、こうして命を繋 ぎ、そこからの7年間の生の軌跡には、それまでの過去の健全な時とはまるで違う世界が横たわっていた。 (途中省略あります。) 生き残った時間は壮絶であったが、また心の奥深く芯まで温まる時間でもあった。 運を天に任せるということも知った。甘酸っぱい期待、欲望の振幅、愛憎の深さ、人 に寄せる信頼の大切さ。絶望と希望、時間の長短、自分を信じること、仕事のこと、 価値観。全てが突き刺さるように実感が伴った。  ------------ 【購読動機】 俳優塩見三省氏のエッセーです。 ご自身の闘病から現在の俳優復帰にいたるまでを記述しています。 どのような経緯をえて戻られたのか? そのプロセスや心の持ち方について関心をもっての購読です。  ------------ 【内容】 エッセーという言葉で括るのをはばかってしまう内容です。 塩見氏は、脳梗塞で倒れ、半身不随となりました。リハビリそして現在の俳優に戻るまでの道筋が記述されています。 また、その過程を省みるなかで、ご自身の故郷や舞台で出会いすでに亡くなった方々に想いをはせていることも併せて記述しています。大杉蓮さん、岸田今日子さんらです。  ------------ 【読み終えて】 「言葉には魂が宿る」。 わたしの心と体をこの言葉が包み込んだのでした。 塩見氏は、自身の障害を悲観することなく、今そして明日を見て歩んできました。 なぜならば、塩見氏は塩見氏を支えているご家族、友人、そして俳優仲間のすべての方に感謝しているからです。だから「もう一度、戻りたい」との気持ちでリハビリに励んだのでした。 塩見氏は、舞台出身の俳優さんです。ご自身の舞台を振り返る中で「言葉」を大切にする俳優であったと回想しています。 この塩見氏のエッセーは、塩見氏がおっしゃる「言葉」のもつエネルギーや優しさにあふれていました。 読みたいと思ってから1年が過ぎてようやく購読しました。 出会えてよかったという書がまた増えました。 塩見さん、執筆をありがとうござました。   ―――――――― 【シーン別感想】 1)救急搬送 脳梗塞で倒れたときは、久しぶりの休日であったとのことでした。3年間休みなしで俳優業を務めた矢先の出来事でした。 一方で、健康診断、人間ドックでは異常なしの健康体であったと記述しています。 救急車で運ばれ、外科的な手術が一切できないほどの損傷にもかかわらず、奇跡的な回復でリハビリができるようになりました。 2)入院 はじめての入院、その期間が約半年です。半身不随を受け入れることができず、部屋や病院施設で泣いたことを回想しています。 また、奥様自身も、半身不随の障害が残ること、日常生活に支障が出る現実に対して気持ちが乱れてしまいます。 塩見氏が奥様のその姿を見たときの気持ちを表現しています。 読者として言葉がみつかりませんでした。 3)リハビリ 6カ月の入院、そして、退院後リハビリ専門施設での訓練をさぼらず行います。 半身不随は治りません。なのに、なぜ、一所懸命に? それは、一緒にリハビリに励む患者さん、そしてそのご家族とのふれあいがあったから。また、ご家族そして友人のみなさんが塩見氏の帰還を待っていたからです。

Posted by ブクログ

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