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金の角持つ子どもたち 集英社文庫
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金の角持つ子どもたち 集英社文庫

藤岡陽子(著者)

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金の角持つ子どもたち 集英社文庫

792

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2021/05/20
JAN 9784087442526

金の角持つ子どもたち

¥792

商品レビュー

4.3

350件のお客様レビュー

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2025/06/21

出会えてよかった!

頁をめくる手が止まらなかった…。
何度も何度も涙が溢れた。
中学受験に挑む子供たちは勿論、親、塾講師、その家族。それぞれの事情や思いを抱えながらそれぞれの立場に真摯に向き合い、前に進む。
金の角を持てる子供たちは本人の気質や努力は勿論だが、取り巻く大人で決まって...

頁をめくる手が止まらなかった…。
何度も何度も涙が溢れた。
中学受験に挑む子供たちは勿論、親、塾講師、その家族。それぞれの事情や思いを抱えながらそれぞれの立場に真摯に向き合い、前に進む。
金の角を持てる子供たちは本人の気質や努力は勿論だが、取り巻く大人で決まって行くと改めて感じた。

「できなかったことが、できるようになる。
知らなかったことを知る。
それだけで子供の顔は眩しいくらい輝くのだ。
子供には成長しようとする本能が備わっている。」

「今日までよく頑張ったな。ここまでへこたれすに、すごいぞ。長かったな。しんどかっただろう。励ましや労いや色々な思いが胸いっぱいに広がり、喉が詰まる。」

「子供を一番愛しているのは、当然両親や保護者だろう。その愛情にはどうやっても敵うわけがない。だが自分は、子供たちがどれだけ頑張ってきたかを知っている。子供たちの頑張りを見てきた時間は他の誰より長い」

加地先生。小説の中だが、出会えてよかった。

りおはやまま

2026/07/14

中学受験に対するイメージがまるごと塗り替えられた一冊。もちろんこれは小説だけど、加地のような先生に10代前半のうちに、いや生涯のうち一度でも出会えたら、その人の人生や物の見方は大きく変わるだろうなと思う。子どもに武器を与えたい、というだけでなく、その武器を周囲の人のためにも使って...

中学受験に対するイメージがまるごと塗り替えられた一冊。もちろんこれは小説だけど、加地のような先生に10代前半のうちに、いや生涯のうち一度でも出会えたら、その人の人生や物の見方は大きく変わるだろうなと思う。子どもに武器を与えたい、というだけでなく、その武器を周囲の人のためにも使ってほしいというところまで考えられる大人は強い。 藤岡陽子さんの作品は、自分の役目を静かに果たしている、日々をきちんと懸命に生きている人を見逃さないところが特に好き。 俊介や加地だけではなく、みんなと同じようにピアニカを吹くために人の何倍も努力を必要とする妹や、自分の辛い思いは息子の盾になれたかも、と思う母親。塾のプリントのコピーを毎日毎日大量にとってくれる事務員に加地がきちんと感謝しているところ。 派手に活躍しなくても、静かに、その人その人の頑張りに確かなスポットライトを当てる。大好きな作家さん。

Posted by ブクログ

2026/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最終章は涙なしでは読めませんでした。電車の中で読んでいなくて良かった、と思ったくらい、読み進めていくうちに泣いてしまっていました。急に小学校6年生の春にサッカー辞めて中学受験をしたい、と言い出した俊介を、わたしも読みながら、最初は俊介のお父さんと同じように思っていました。どうせ飽きたらやめるんだろうなぁ、と。でも、いつになっても投げ出すことなく、寝る間も惜しんで勉強している姿にいつの間にか俊介を応援している自分がいました。なので結果は残念だったけど、努力を一回経験した子は、この先の人生でどんな局面に立たされても諦めることはないのだろうな、きっとこの先の俊介の人生は素敵に輝くのだろうな、と思いました。中学受験って受かちなた、落ちたの結果よりも、そこまでのプロセスが一番大切なんだな、と気付かせてもらえた小説でした。

Posted by ブクログ

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