金の角持つ子どもたち の商品レビュー
こんな一途な子どもがいたら、もう応援するしかありません‼️ 心に残る言葉がたくさんありました。 直接的な批判はしていませんが、作者は学校教育に対して、複雑な思いがあるのかなと感じました。
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よかった。 中学受験を色んな人の視点から描いた一作。 登場人物たちそれぞれの想いが丁寧に、深く描かれていて心動かされた。 受験っていうと大変でいい思い出はあまりないけれど、本作を読んで目標に向かってがんばりたいと思える何かがあるのがとてもいいなと思った。 うらやましくなって、...
よかった。 中学受験を色んな人の視点から描いた一作。 登場人物たちそれぞれの想いが丁寧に、深く描かれていて心動かされた。 受験っていうと大変でいい思い出はあまりないけれど、本作を読んで目標に向かってがんばりたいと思える何かがあるのがとてもいいなと思った。 うらやましくなって、自分もなにかをがんばりたくなるお話だった。 ☆3.9
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2024年72冊目 最後の登場が唐突すぎる感はありますが、 自分と重なり、こういうストーリーは結構好きです。。
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小学校6年生の俊介は、ずっと続けていたサッカーをあきらめ、自ら中学受験をしたいと思い立ちます。その先には希望する学校に入ってからの確固たる目標が定まっています。 そんな夢、目標を持てる事が素晴らしい。そして そこに向かってひたすら集中して持続する事ができたら、その経験が、先の人生...
小学校6年生の俊介は、ずっと続けていたサッカーをあきらめ、自ら中学受験をしたいと思い立ちます。その先には希望する学校に入ってからの確固たる目標が定まっています。 そんな夢、目標を持てる事が素晴らしい。そして そこに向かってひたすら集中して持続する事ができたら、その経験が、先の人生への自信となるでしょう。 勉強に限らず、スポーツ、芸術、なんでもよいですね。 周りの大人たちも、集中して応援するのは、とても大変な事ですが、共に目標に向かうというのは、心躍る経験かもしれません。 人は、挑む事で自分を変えることが出来るのですから!
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見かけた事があるなと思い手にした本でしたが、読めて良かったです。 テーマは中学受験。 受験する子どもの気持ちだけではなくその親の気持ち、塾、学校の先生の受験に対する思いが書かれています。 なんのために受験勉強をするのかの答えが書いてあります。勉強をする理由は今までも聞いた事があっ...
見かけた事があるなと思い手にした本でしたが、読めて良かったです。 テーマは中学受験。 受験する子どもの気持ちだけではなくその親の気持ち、塾、学校の先生の受験に対する思いが書かれています。 なんのために受験勉強をするのかの答えが書いてあります。勉強をする理由は今までも聞いた事があったと思いますが、この本に書かれている事が1番納得出来ました。 受験生の親の気持ちも丁寧に書かれていて、そうなんだよね、親が知らずに間違った自分の思いを子供に向けてしまうのだよね…。と、自分の子供の頃記憶と親になった自分の気持ちを振り返りながら読み進めました。 応援している親も塾の先生もそれぞれが支えてくれる存在でありつつ、彼ら自身も抱えている過去があり。 子供は挫折や周りの声に揺れながらも、自分の思いを叶えるために必死に頑張ります。 どの立ち位置から見ても素晴らしくて、拍手を送りたくなる本でした。
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中学受験が題材だけど、どんな事でも子供の頑張りをきちんと受け止めて背中を押してあげれる大人が周りにいることがしあわせな巡り合わせだなぁと思った そういう大人でありたい
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中学受験をする主人公を取り巻く物語。 うーーーん…加地先生の志すものや想いはいいと思いましたが、共感できる登場人物がいないな…と。 もう大人になってしまったので、まず小学生の気持ちにいまいち寄り添えないし、と言っても俊介の目標は大人が思い描く小学生では…という。。 あとは加地...
中学受験をする主人公を取り巻く物語。 うーーーん…加地先生の志すものや想いはいいと思いましたが、共感できる登場人物がいないな…と。 もう大人になってしまったので、まず小学生の気持ちにいまいち寄り添えないし、と言っても俊介の目標は大人が思い描く小学生では…という。。 あとは加地先生には自分のための人生も諦めないでほしかったなと思いました。
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第一章のお母さんがパートに出て、自分の新たな夢に向かって進むのも、第二章の俊介が中学受験のために塾で頑張る姿もとてもよかったけど、 第三章の、塾講師の加地先生の、塾講師として自分はこうしていきたいという持論が素晴らしすぎて、すべて持ってかれたよ。 泣けた…最高加地先生…!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
3章の構成で視点を変えて語られる物語。主人公は中学受験に挑む俊介だと思うけど母である菜月に感情移入してしまう。自分の過去を思いながら無理してでも息子の夢を叶えたいという思いから義母に反論すると場面には拍手をしたくなった。塾講師の加地先生にも感動を覚えた。後半、受験の結果はあっさりと語られ、俊介がどのような中学時代を送ったのかも気になったけれど、受験の結果も大事だけれどその過程を描きたかったということがよく分かった。金の角を持つ子供、そう表現する加地先生には本当に見えるのだろう、と思える。
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2024年9月26日読了。サッカーをやめ中学受験に取り組みだした俊介、戸惑いながら彼を応援する家族、受験の結果は。「中学受験がテーマの小説」ということでおすすめされて読んでみた、受験に対して両親や周囲が抱くイメージ・感情などグッとする描写も多くあったが、「大人が受験について書いた...
2024年9月26日読了。サッカーをやめ中学受験に取り組みだした俊介、戸惑いながら彼を応援する家族、受験の結果は。「中学受験がテーマの小説」ということでおすすめされて読んでみた、受験に対して両親や周囲が抱くイメージ・感情などグッとする描写も多くあったが、「大人が受験について書いた小説」という感想…。こういう小学6年生もいるのだと思うけど、少々「大人が描く理想の子ども」という感覚が否めない。中学受験はこの小説が言うほど美談でもないし、子どもにも家庭にも負荷を強いている負の側面も強いとは思うが、「チャレンジすることに意味がある・挑戦の中で家族も本人も成長する」という側面は確かにあるのだと思う。
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