商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 名古屋大学出版会 |
発売年月日 | 2020/10/26 |
JAN | 9784815810030 |
- 書籍
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統計学を哲学する
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統計学を哲学する
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商品レビュー
4.4
10件のお客様レビュー
確率や統計に接していて常々疑問に思っていたことが、本書で述べられていた。本書の読了後、統計処理をしていていろいろと腑に落ちることが多くあった。
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哲学者というのは99%は価値のない研究をしているが、数学や物理学(特に量子力学)を対象とするとなんかすこしカッコよい感じがする。まったくの勘違いなのであるが。 高度に抽象化された数学は哲学と同一視されるという暴論をよく聞くが、全くのお門違いであると言いたい。 本書は対象が確率で...
哲学者というのは99%は価値のない研究をしているが、数学や物理学(特に量子力学)を対象とするとなんかすこしカッコよい感じがする。まったくの勘違いなのであるが。 高度に抽象化された数学は哲学と同一視されるという暴論をよく聞くが、全くのお門違いであると言いたい。 本書は対象が確率である。なるほど、確率ほど数学が哲学チックになる分野はないね。 「明日の天気は30%の確率で雨です。傘を念のため持っていくと良いでしょう」とお天気キャスターはいう。 30%の確率で雨。 これはいったい何を主張しているのだろうか。 仮に明日を何回も試すと(数学では試行と呼ぶ)、10回中3回は雨になる、といっているのであろうか。 それとも、今日の気圧配置を時間発展させると(つまり時間依存の方程式を数値的に解く)100回のシミュレーションで30回は雨になりました、ということでしょうか。 哲学者が良く使う難解な言葉でけむに巻く論調。正直言ってもううんざりです。 そんな時間があるのであれば哲学よりも数学を学びましょう。
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存在論、意味論、認識論という3つの哲学的観点から、ベイズ統計、古典統計、モデル選択、深層学習、因果推論などの個別的な統計的手法について哲学的含意を考察。 統計学と哲学がこんなに密接に絡んでるということが新鮮だった。 ただ、凡庸な自分にはかなり難解で、正直、全体の30%も理解できて...
存在論、意味論、認識論という3つの哲学的観点から、ベイズ統計、古典統計、モデル選択、深層学習、因果推論などの個別的な統計的手法について哲学的含意を考察。 統計学と哲学がこんなに密接に絡んでるということが新鮮だった。 ただ、凡庸な自分にはかなり難解で、正直、全体の30%も理解できていないと思う。
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