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誰も気づかなかった

長田弘(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2020/05/07
JAN 9784622089124

誰も気づかなかった

¥1,980

商品レビュー

4.7

20件のお客様レビュー

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2026/02/15

長田弘の没後に遺された断章の連作「誰も気づかなかった」と「夜の散文詩」五篇を収めた一冊。 長田さんはかつて、「見えてはいるが、誰も見ていないものを見えるようにするのが、詩だ」と語っていた。本書は、その言葉を静かに裏側から照らしているように思えた。 私たちは、見ているつもりで、...

長田弘の没後に遺された断章の連作「誰も気づかなかった」と「夜の散文詩」五篇を収めた一冊。 長田さんはかつて、「見えてはいるが、誰も見ていないものを見えるようにするのが、詩だ」と語っていた。本書は、その言葉を静かに裏側から照らしているように思えた。 私たちは、見ているつもりで、実は何も見ていないのかもしれない。公園の佇まい、ソファーに残る時間の気配、そして身近な人の孤独。本当はそこにあるのに、気づかないまま通り過ぎてしまう。 読み終えた今、世界の輪郭がほんの少しだけはっきりした気がする。けれど、慌ただしい日常に戻れば、また曖昧になるだろう。だからこそ、ときどき立ち止まるために、この本を開きたくなる。 はじまりのこの一節に触れたとき、胸を突かれた。  微笑みがあった。  それが微笑みだと、  はじめ、誰も気づかなかった。  微笑みは苦しんでいたからである。 読み終えても、この静かな言葉は消えない。  本があった。  しかしそれが本だと、  ここにいる誰も、気づかなかった。  本は読まれなかったからである。

Posted by ブクログ

2026/01/15

私の中にはない言葉達が、この中にはあって、体の中にす〜っと入ってくる 重たいはずの言葉が、通り抜けていくような、清々しい感じ 辛いことも、す〜っと溶けてしまうような

Posted by ブクログ

2025/06/24

「本があった。しかしそれが本だと、 ここにいる誰も、気づかなかった。 本は読まれなかったからである」 時々長田弘さんの一言を 読んで心に刻んでみたくなる いつも、いつでも ページを開くとふわっと風が吹く あったかく、包んでくれる 誰も振り向いてくれなくても 長田さんだけは 話し...

「本があった。しかしそれが本だと、 ここにいる誰も、気づかなかった。 本は読まれなかったからである」 時々長田弘さんの一言を 読んで心に刻んでみたくなる いつも、いつでも ページを開くとふわっと風が吹く あったかく、包んでくれる 誰も振り向いてくれなくても 長田さんだけは 話しを聞いてくれている そんな気がする

Posted by ブクログ