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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | みすず書房 |
発売年月日 | 2020/05/07 |
JAN | 9784622089124 |
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商品レビュー
4.5
15件のお客様レビュー
一文一文噛み締めながら読んだ。この本の中に収められていることば全て、自分の頭の中に入れていつでも引き出せるようにしておきたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
地区センターにて。 マッサージの予約時間まであと30分... 何かもう1冊...と思い手にしてみました。 よくよく考えたら詩集って初めてかも^^; 慌ただしい世の中だからこそ、こういう時間を大切にしたいなぁ。 ****************************************************** 詩人の没後五年を機会に、書き残しながら本にまとまらずに終わった断章の連作「誰も気づかなかった」と、「夜の散文詩」シリーズの5篇を小さな本として刊行。 定価(本体1,800円+税) 「本があった。/しかしそれが本だと、/ここにいる誰も、気づかなかった。/本は読まれなかったからである。」このようなリズムをそなえた箴言と、晩年の景色を記した散文詩。長田弘さんがぜひ伝えたかった思索の結晶を傍らに置いて、何度でも読みかえせるように。 出版社からのコメント 詩人没後五年を機に、遺された断章群と散文詩5篇を初刊行。人生の哲学がリズムある簡明な言葉でつたわる小さな本。 内容(「BOOK」データベースより) 本があった。しかしそれが本だと、ここにいる誰も、気づかなかった。本は読まれなかったからである。没後五年、詩人がそっと遺してくれた断章を一冊に。 著者について 詩人。1939年福島市に生まれる。1963年早稲田大学第一文学部卒業。1971-72年北米アイオワ大学国際創作プログラム客員詩人。毎日出版文化賞(82)桑原武夫学芸賞(98)講談社出版文化賞(2000)詩歌文学館賞(09)三好達治賞(10)毎日芸術賞(14)などを受賞。2015年5月3日死去。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 長田/弘 詩人。1939年福島市に生まれる。1963年早稲田大学第一文学部卒業。65年詩集『われら新鮮な旅人』でデビュー。98年『記憶のつくり方』で桑原武夫学芸賞。2000年『森の絵本』で講談社出版文化賞。09年『幸いなるかな本を読む人』で詩歌文学館賞。10年『世界はうつくしいと』で三好達治賞。14年『奇跡―ミラクル』で毎日芸術賞。2015年東京都杉並区で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ことばがあった。 しかしそれがことばだと、 ここにいる、誰もおもわなかった。 ことばは意味をもたなかったからである。 ページをめくるたびに、魂を揺さぶられる。 苦しんでいる微笑み。無言の苦しみ。飄々とした苦しみ。激怒している飄々とした人。悲しんでいる激怒、、、。次々と放たれる言...
ことばがあった。 しかしそれがことばだと、 ここにいる、誰もおもわなかった。 ことばは意味をもたなかったからである。 ページをめくるたびに、魂を揺さぶられる。 苦しんでいる微笑み。無言の苦しみ。飄々とした苦しみ。激怒している飄々とした人。悲しんでいる激怒、、、。次々と放たれる言葉に自分が確かに立っていたはずの地面が揺らぎ始める。誰も気づかなかった全てのことを、詩人は次々と問いかけてくる。今までの人生が出会った人やことどもが次々と立ち上がってくる。読み終わって本を閉じると、今までとは別の世界に私はいた。
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