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騙し絵の牙 角川文庫
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騙し絵の牙 角川文庫

塩田武士(著者)

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騙し絵の牙 角川文庫

792

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2019/11/21
JAN 9784041026427

騙し絵の牙

¥792

商品レビュー

3.7

263件のお客様レビュー

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2021/04/30

「映画⇒原作」がベター。

映画を観てから購読。映画は映画の面白さが有ったが、原作とは95%ぐらい異なる内容で、読みながらビックリww。 でも、日本の出版業界の構造的問題や懸念事項はしっかり書かれていて、その点では安心…(?)。 登場人物も、僅かしか重ならないので、映画と原作は完全に別物として捉えた...

映画を観てから購読。映画は映画の面白さが有ったが、原作とは95%ぐらい異なる内容で、読みながらビックリww。 でも、日本の出版業界の構造的問題や懸念事項はしっかり書かれていて、その点では安心…(?)。 登場人物も、僅かしか重ならないので、映画と原作は完全に別物として捉えた方が良いし、ストーリーの分かり易さと云う点では映画の方がやや上かも…。 「コレ(原作)はコレで有り」って感じだが、個人的には中盤ややダレ気味なのがマイナスなのと、本当にアッと言わせたいなら、エピローグはあんなにダラダラ書かなくても良かったんじゃないかと云う点で、星3つ。 最後に、「不満」とは言わないが、原作も映画も『騙し』要素は正直薄かったし、そういうタイトルで観客や読者を喚ぶ内容では無いのではと云うのが、総合的な感想。決して「つまらない」訳では無いんだけどね…。

左衛門佐

2025/01/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

長いのに一気に読んでしまうほど面白かった。 その面白さの大きな要因は、大泉洋をあてがきして作られた速水というキャラにあったと感じる。 どんな困難も機転を利かして解決していく様は、感心すると同時に勉強にもなった。 ちなみに、私はこの本がきっかけで“あてがき”を知った。面白いのでこういう小説がもっとあったらいいのにな。 出版業界の話も新鮮で楽しかった。私は電子より完全に書籍派なので、将来紙に生き残って貰うため、売り上げに貢献しないといけないと改めて感じさせられた。 最後のオチでありタイトルの回収は、そこまで響かなかった。正直、裏の顔と言うには少し弱く感じた。初めから独立が目的で動いていたなら大きな裏切りだがそうではない。ただ、速水はあんなに書籍にこだわってたのに、電子書籍に手を出していたのには驚かされた。 大泉洋が演じるかっこいい速水が見たくて、映画を観たけど全く違う内容だったので途中でやめてしまった。出版業界と数人の登場人物の名前以外何もかも違う…映画は映画で面白いと評判のよう。ただ、出版業界の話を読んだ後なので、あてがきした小説の内容をここまで変えて作者が怒らなかったのかが気になってしまった。

Posted by ブクログ

2025/01/10

雑誌の編集長である速水がトリニティの出版を継続させようと奮闘する物語であり、業界の裏側を描いた物語であり、速水という人物を巡るミステリでもある。 「忍の本懐」のアニメは配信限定なんだろうけど見てみたいなぁ。

Posted by ブクログ

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