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敗者の生命史38億年
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敗者の生命史38億年

稲垣栄洋(著者)

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敗者の生命史38億年

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHPエディターズ・グループ/PHP研究所
発売年月日 2019/03/01
JAN 9784569842790

敗者の生命史38億年

¥1,760

商品レビュー

4.3

15件のお客様レビュー

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2025/01/07

ふと自分が生きてる世界の成り立ちを知りたいと思って手に取りました。 現代社会を生きてると好奇心、積極性などが重視されて良いとされてるけど、生き物の歴史で言えば臆病で慎重であるほど生存できるんだと知ってそれも悪くないなと考えさせられた本でした。 もっと適当に肩の力を抜いて生きよ...

ふと自分が生きてる世界の成り立ちを知りたいと思って手に取りました。 現代社会を生きてると好奇心、積極性などが重視されて良いとされてるけど、生き物の歴史で言えば臆病で慎重であるほど生存できるんだと知ってそれも悪くないなと考えさせられた本でした。 もっと適当に肩の力を抜いて生きようと思えました。

Posted by ブクログ

2023/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(本から) 「細胞内共生説」 原核生物(バクテリア(細菌))から真核生物へ ミトコンドリアの祖先は、酸素呼吸を行う細菌 細胞の中に取り込まれた葉緑体の生き物は、細胞の中で光合成を行うようになった。 細胞は細胞核を作り、自らのDNAを格納した。 生命は、過酷な逆境でこそ進化を遂げる アリストテレス 「植物は、逆立ちした人間である」 生物の生息地をニッチという ニッチを奪い合う進化の過程 動物に対する対抗手段として効果的な毒成分はアルカロイドである。このアルカロイドは窒素化合物を原料とする。窒素は、植物が根から吸収するものであり、限りある資源である。窒素は、植物の体を構成するタンパク質の原料であり、成長に不可欠なものである。そのため、植物がアルカロイドなどの毒成分を生産しようとすれば、成長する分の窒素を削減しなければいけないのだ。 (略) 苦労して少しばかりの葉を守るよりも、他の植物に負けないように生い茂り、枝や葉をそれだけ増やした方が良いのである。 出来る限り「戦わない」というのが、生物の戦略の一つになる。(略) 生物は、自分のニッチを軸にして、近い環境や条件でナンバー1になる場所を探していく。つまり、「ずらす」のである。この「ずらす戦略」はニッチシフトと呼ばれている。 進化が作り出した生物の世界は多様性に満ちている。あらゆるものが個性を持ちながらつながりを持っている複雑な世界である。人間の脳はこのところ複雑さが区別できないのだ。 (略) 自分に必要な情報のみを切り出して、単純化する能力を発達させてきたということなのだろう。 自然界には境界はない。全てがつながっている。

Posted by ブクログ

2022/02/20

稲垣栄洋先生による、生命史をざっくりと、しかしご専門の植物についての記述はしっかりと語られている『生命の進化と営み』の本。別書籍『はずれ者が進化をつくる』が自己啓発本っぽい作りなのに対し、こちらはさらにもう少し踏みこんで、生物の進化の内容を記述している。要点を抑えて書いてあるので...

稲垣栄洋先生による、生命史をざっくりと、しかしご専門の植物についての記述はしっかりと語られている『生命の進化と営み』の本。別書籍『はずれ者が進化をつくる』が自己啓発本っぽい作りなのに対し、こちらはさらにもう少し踏みこんで、生物の進化の内容を記述している。要点を抑えて書いてあるので、全体的に捉えられられる。装丁もとても良い。

Posted by ブクログ

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