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たゆたえども沈まず
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たゆたえども沈まず

原田マハ(著者)

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たゆたえども沈まず

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2017/10/25
JAN 9784344031944

たゆたえども沈まず

¥1,760

商品レビュー

4.2

511件のお客様レビュー

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2026/09/05

原田マハの『たゆたえども沈まず』を読んだ。 読み始めると、妙な既視感があった。 「あれ? これ、一度読んだことがあるような……」 ブクログの本棚には登録されていなかったので、まだ読んでいないと思って図書館から借りてきたのだが、やっぱり以前に読んでいたようだ。 きっと、随分前に読ん...

原田マハの『たゆたえども沈まず』を読んだ。 読み始めると、妙な既視感があった。 「あれ? これ、一度読んだことがあるような……」 ブクログの本棚には登録されていなかったので、まだ読んでいないと思って図書館から借りてきたのだが、やっぱり以前に読んでいたようだ。 きっと、随分前に読んだのだろう。 読み進めていくうちに、内容もところどころ思い出してきた。 それでも全部を覚えているわけではないので、二度目でも十分面白く読むことができた。 物語は、画家フィンセント・ファン・ゴッホを描いたものだ。 パリに憧れ、先輩の日本人画商に呼び寄せられてパリへやって来た青年。 そこでゴッホの弟テオと知り合う。 物語は彼らの目を通して、ゴッホという人間とその生涯を描いていく。 ゴッホといえば、やはり「ひまわり」が一番有名だろう。 スマホやパソコンの画像加工にも「ゴッホ風」のようなものがあるくらいで、それだけ一目でゴッホと分かる独特な画風を持っている。 しかし、その生涯はまさに「芸術家あるある」とでも言いたくなるような、なかなか世に認められない人生だった。 今では世界中の人が知る画家なのに、生前は作品がほとんど売れず、才能が認められたのはずっと後のこと。 弟のテオに生活を支えてもらいながら絵を描き続けていた。 作中では、せっかくもらった画材代を酒代に使ってしまうような場面まである。 画材屋のタンギー爺さんは、貧しい画家たちから画材代の代わりに絵を受け取ることもあったという。ゴッホもそんなタンギー爺さんを何度も描いている。 そんな暮らしをしていたゴッホの作品が、今では信じられないような値段で取引されている。 2022年には《糸杉のある果樹園》が1億1718万ドルという高値で落札された。 生前の生活を思うと、その落差にはなんともいえないものがある。 時代より少し早すぎたのだろうか。 才能がありながら報われないゴッホの生涯は、読んでいてなんとも切ない。 そんなゴッホと、彼を支え続けた弟テオとの関係もよく描かれていて良かった。 ただ―― こんな兄がいたら、とても大変だと思う。^^;

Posted by ブクログ

2026/08/22

ゴッホとかモネとか印象派の時代の絵を見に行きたくなる。 印象派の画家たちが浮世絵に大きく影響を受けたというところがテーマで、ゴッホの弟と画商だった重吉の視点から時系列で語られる。 歴史の勉強では政治の話が中心だけど、芸術の歴史も絵画だけでなく音楽にも絡んで興味深いなと思う。しっか...

ゴッホとかモネとか印象派の時代の絵を見に行きたくなる。 印象派の画家たちが浮世絵に大きく影響を受けたというところがテーマで、ゴッホの弟と画商だった重吉の視点から時系列で語られる。 歴史の勉強では政治の話が中心だけど、芸術の歴史も絵画だけでなく音楽にも絡んで興味深いなと思う。しっかり覚えると言うよりは、こういう小説からイメージで捉えていきたいと思ってる。 印象派の絵たちは日本人に人気のイメージがあって。浮世絵の影響を受けてることもあり、共鳴する感性があるのかなと思った。

Posted by ブクログ

2026/08/21

史実を基にしたフィクション。フィクションとして純粋に楽しんでも十分に面白いし、そこから小説を離れ実在の画家フィンセント・ファン・ゴッホの作品や、弟のテオとの関係、日本人画商の林忠正の軌跡を深掘りするのも楽しい。

Posted by ブクログ

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