商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2017/08/25 |
| JAN | 9784041059357 |
- 書籍
- 文庫
幻夏
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幻夏
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商品レビュー
4.3
521件のお客様レビュー
23年前に失踪した男の子がいます。 その子は主人公に、自分の父親は殺人者だと告げ ある日姿を消します。 また現代では少女の誘拐が起き、残されていた現場メッセージから当時、少年が消えた時と同じメッセージを発見します。 そのメッセージから、昔の事件を追いかけ明かされなかった真実がどん...
23年前に失踪した男の子がいます。 その子は主人公に、自分の父親は殺人者だと告げ ある日姿を消します。 また現代では少女の誘拐が起き、残されていた現場メッセージから当時、少年が消えた時と同じメッセージを発見します。 そのメッセージから、昔の事件を追いかけ明かされなかった真実がどんどん見える作品です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【毎日が黄金に輝いていた12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して忽然と姿を消した。23年後、刑事となった相馬は、少女失踪事件の現場で同じ印を発見する。相馬の胸に消えた親友の言葉が蘇る。「俺の親父、ヒトゴロシなんだ」あの夏、本当は何が起こっていたのか。人が犯した罪は、正しく裁かれ、正しく償われるのか?司法の信を問う傑作ミステリ。日本推理作家協会賞候補作。】 「石段坂の降り口に着くと、尚も拓もまだ来ていなかった。クマゼミが空気を刻むように鳴くのを聞きながら、僕は一番上の段に腰を下ろした。照りつける朝の陽射しは早くも昼の暑さを予感させた。辺りを見渡すと、そこここに一昨日の台風の痕跡が残っていた。家々の屋根のアンテナはなぎ倒され、骨だけになったビニール傘の残骸か道端に散らばっている。石段坂の途中には青々とし葉を茂らせたまま無惨に折れたポプラの枝が転がっていた。僕は、ふと台風の夜の尚のことを思い出して不安になった。黒いクーペの屋根に上に立った尚の姿が、僕の頭の内側に写真のように貼りついている。あんな尚を見たのは初めてだった。あの夜、僕は初めて尚が何かに苦しんでいるんじゃないかと思った。」 「尚はこの町できっと長く暮らせると思った。弁当が出来上がり、親爺に代金を払って弁当を受け取った。そして、二人分の唐揚げ弁当の袋を提げて来た道を帰りかけた時、拓が「尚」と小声で呼んでTシャツの裾を引っ張った。「あれ見て」と、拓が目で後方を指した。振り返って見ると、一人の少年が立っていた。尚と同じくらいの少年で、少し驚いた表情で尚たちの方を見ていた。尚も引っ越して以来、坂ノ上地区で同じ年頃の子供を見たことがなかったのでちょっと驚いた。この辺りに住んでいるんだろうか。もしかしたら、二学期から行く学校にあの子も通っているんだろうか。少年は驚きにわずかに口を開け、一本気そうな目で真っ直ぐにこちらを見ている。遠くに高校野球の実況とクマゼミの声が聞こえていた。尚は、友達になれるといいなと思った。」 水沢家の全員があまりにも報われなくて読んでいて辛くなる場面がたくさんあった。日本における容疑者への取調べは、現代でも本に書かれているようなことが日常的に行われているのだろうか?そうだとしたら本当に恐ろしいと思った。 2026.9.8
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面白かった。 犯罪者シリーズの続編でお馴染みの3人が、今度は23年前の子どもの失踪事件と現在の誘拐事件の真相を暴く!多々、疑問に思う箇所やご都合主義もあったけど、エンタメ小説としては楽しめたのでOKの範疇かな。テーマである冤罪事件の仕組みもわかりやすく勉強になったし。相変わらず、...
面白かった。 犯罪者シリーズの続編でお馴染みの3人が、今度は23年前の子どもの失踪事件と現在の誘拐事件の真相を暴く!多々、疑問に思う箇所やご都合主義もあったけど、エンタメ小説としては楽しめたのでOKの範疇かな。テーマである冤罪事件の仕組みもわかりやすく勉強になったし。相変わらず、相馬と修司は不死身で笑えたけど(笑)お約束ということで。
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