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あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇 ハルキ文庫時代小説文庫
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あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇 ハルキ文庫時代小説文庫

髙田郁(著者)

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あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇 ハルキ文庫時代小説文庫

638

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2017/08/09
JAN 9784758441100

あきない世傳 金と銀(四)

¥638

商品レビュー

4.3

169件のお客様レビュー

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2026/08/09

第四巻に突入しています。ストーリーの中心線はシンプルですね。第一巻で主人公「幸」の生い立ち、そして大阪の呉服問屋「五鈴屋」へ奉公に上がるまで。第二巻でどうしようもなく「アホ」な四代目と店の状況、そしてどうしようもないアホと幸が結婚し、アホがいなくなるまで。 ここでふと考えたこと...

第四巻に突入しています。ストーリーの中心線はシンプルですね。第一巻で主人公「幸」の生い立ち、そして大阪の呉服問屋「五鈴屋」へ奉公に上がるまで。第二巻でどうしようもなく「アホ」な四代目と店の状況、そしてどうしようもないアホと幸が結婚し、アホがいなくなるまで。 ここでふと考えたこと。物語に出てくる四代目が「アホ」として描かれているが、「どうしようもないアホ」でどちらかというと「馬鹿」に近いように思われた。「アホ」という言葉の響きは、私のような大阪人からすると、「お前はほんまにアホやなあ。しゃーないやっちゃな。」といわれると「ちょっとうれしい。」といったかわいげのある感じがするものだ。しかし四代目は誰もが「はよ、いてもうたらええのに。」と思うような人間として描かれていた。(時代によって大阪弁のニュアンスも違っているかもしれず、今はどうなのかわかりませんが) 第三巻では次男五代目が準主役。商売についての執念は相当あるものの情に薄い。「こいつはあかんやっちゃ」と思っていると、あれよあれよという間に退場。面白いように、読みながら予見したとおりに展開していく。ただ、NHKの朝ドラを見ているような、映像を見ているような雰囲気で読めるのが高田さんの文章らしさだと思っています。 ようやく主役の幸が表に出張っていく下地が整ったように思います。第四巻から「真打登場でんな!」(どうにも「~だす」は現代大阪人の私には使いにくいです)。

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2026/08/05

 大阪天満の呉服商・五鈴屋に女衆として奉公に上がった幸は、女衆から四代目徳兵衛の後添い、そして五代目徳兵衛の女房となった。今、夫・惣次は出奔したままである。その経緯はこうだ。五鈴屋が波村に前貸ししていた銀4貫の預かり手形が、両替商の倒産により紙屑と化した。その結果、波村は銀4貫分...

 大阪天満の呉服商・五鈴屋に女衆として奉公に上がった幸は、女衆から四代目徳兵衛の後添い、そして五代目徳兵衛の女房となった。今、夫・惣次は出奔したままである。その経緯はこうだ。五鈴屋が波村に前貸ししていた銀4貫の預かり手形が、両替商の倒産により紙屑と化した。その結果、波村は銀4貫分の借財を背負うところとなった。波村を羽二重の産地として育て、その羽二重を五鈴屋が一手に引き受けることで商いを広げようとした矢先だった。やり手ではあるが、情のない惣次に波村の人々の怒りが集中した。信用を失い将来に悲観した惣次は、なにもかも捨てて出奔したのだった。  しかし、幸にしてもお家さんにしても、そんな惣次はどうしても腑に落ちなかった。案の定、惣次は隠居して家督は三男・智蔵へ、そして離縁状が天満組へ届けられた。それは幸への思いやりだったのだ。智蔵は六代目・五鈴屋徳兵衛となり、幸への結婚を申し込んだ。智蔵の決心は自らが幸の操り人形となり、幸に商才を存分に発揮してもらうとのものだった。女の身でありながら、商いの路で存分に能力を振るう。それはあたかも戦国武将並みの働きである。小説とは言え、不可能を可能にしてしまう物語の舞台は整った。  幸の才能で第1に上げなければならないのは、マーケティング戦略のしたたかさである。五鈴屋および新商品に興味関心を引き寄せ、流行を創り出す幸の手法には脱帽の思いである。また、近江商人とのコラボで編み出された呉服の行商は独創的で、マーケットを見抜く鋭い目と弱者への暖かな視線が無くては生み出されなかった。しかし、成功者にとって何よりの味方は、幸運の女神の肩入れであろう。五鈴屋が大きく事業拡大を図るチャンスは、思いもよらないところからもたらせた。

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2026/08/02

智ぼんと幸、やはりいっしょになった。 予想が当たってうれしい。 大阪が舞台だから文楽が関わっていて 上手く話が作られてるなと思った。 「幸に上手く操られる人形になる」 と智ぼんは言っていたが この時代にそんな考えが持てるなんて 侮れない人だ。 暴力沙汰があったが惣次といい 智ぼん...

智ぼんと幸、やはりいっしょになった。 予想が当たってうれしい。 大阪が舞台だから文楽が関わっていて 上手く話が作られてるなと思った。 「幸に上手く操られる人形になる」 と智ぼんは言っていたが この時代にそんな考えが持てるなんて 侮れない人だ。 暴力沙汰があったが惣次といい 智ぼんといい幸の才能が認められるのは なんだがうれしい。 桔梗屋のご主人が五十鈴屋の 相談役になってらこれからの 商売に役立つのにな。 5巻が楽しみ。

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