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あきない世傳 金と銀(四) の商品レビュー

4.2

141件のお客様レビュー

  1. 5つ

    48

  2. 4つ

    59

  3. 3つ

    22

  4. 2つ

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2025/02/02

五鈴屋の5代目店主惣次と幸は順調に商いを広げていくが、ある事件をきっかけに自尊心を傷つけられた惣次は店主の地位を投げ捨て隠居してしまい、幸は離縁されてしまう。お家さんは五鈴屋を守るため、驚くべき決断を下す。 五鈴屋のご寮さんの幸が商才を発揮し、売り上げを伸ばしていきます。呉服をい...

五鈴屋の5代目店主惣次と幸は順調に商いを広げていくが、ある事件をきっかけに自尊心を傷つけられた惣次は店主の地位を投げ捨て隠居してしまい、幸は離縁されてしまう。お家さんは五鈴屋を守るため、驚くべき決断を下す。 五鈴屋のご寮さんの幸が商才を発揮し、売り上げを伸ばしていきます。呉服をいかに売るか?掛け売りと現銀払いなど 今で言う会社への卸と一般消費者への小売など、商売のやり方も背景にあり面白く読みました。 幸が大坂卸組合で卑劣なやり口で桔梗屋を買収しようとする真澄屋に毅然と言い放つ啖呵に思わず胸熱です。 2025年2月2日読了

Posted byブクログ

2025/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

惣次が失踪し、これから五鈴屋はどうなってしまうのかと思っていたら、落ち着くところに落ち着きました。三男智蔵が六代目徳兵衛となり、幸が智蔵に嫁すことになりました。 幸の才を認め、その操り人形になることを決意した智藏。商売の点でも幸にとっても理想に近い良い形なのだろうと思います。 三兄弟に次々と嫁ぐ幸の人生もそうですが、お家さんの富久の人生も苦難の連続だった気がしてなりません。夫と息子に先立たれ、幼い孫達と店を必死で守って、やっと孫達が大人になり店を任せてと思っていたら、孫も次々といなくなるのですから…。 まだ四巻とは思えないくらい波乱万丈な展開で、次はどんな苦難が降りかかってくるのかと、つい身構えて読んでしまいます。 どうか幸の幸せが続きますように。

Posted byブクログ

2024/12/10

4、5年前に奔流篇まで読んでいて、その後かなりのブランクを挟んで本作を読了。 流石に内容忘れてるだろうし1巻から読み直そうか迷ったけど、全然忘れてなかった。笑 やっぱり面白いと思った作品は、何年経っても覚えていて作品に対する気持ちも色褪せないんだな、と実感。 すぐに続きも購入しま...

4、5年前に奔流篇まで読んでいて、その後かなりのブランクを挟んで本作を読了。 流石に内容忘れてるだろうし1巻から読み直そうか迷ったけど、全然忘れてなかった。笑 やっぱり面白いと思った作品は、何年経っても覚えていて作品に対する気持ちも色褪せないんだな、と実感。 すぐに続きも購入しました。

Posted byブクログ

2024/12/06

すっかり引き込まれて、ハマってしまった。 たぶん読む前から分かっていたけど、 毎回、これからの展開が楽しみで、 感想書く間も無く次へ

Posted byブクログ

2024/12/02

幸さんにも少し穏やかな幸せが やってきた4巻目。 智ぼんさんが控えめだからいいんだな。 それにしても、人形浄瑠璃小屋の前に たたずむだけで絵になる幸さん、見てみたい。 そして、今回も最後の最後に幸さんが 大見得切ってきた。次も楽しみ。

Posted byブクログ

2024/11/29

五代目徳兵衛こと惣治が失踪したところからの本巻、ようやく六代目智蔵が収まるべき主人となる事でお家騒動がおさまり、本格的に物語の本筋である商いの工夫が展開される。 数々の取り組みで五鈴屋が繁盛するが、終盤での真澄屋による桔梗屋買取騒動に対し、主人幸が放った言葉に痺れる。 次巻は間髪...

五代目徳兵衛こと惣治が失踪したところからの本巻、ようやく六代目智蔵が収まるべき主人となる事でお家騒動がおさまり、本格的に物語の本筋である商いの工夫が展開される。 数々の取り組みで五鈴屋が繁盛するが、終盤での真澄屋による桔梗屋買取騒動に対し、主人幸が放った言葉に痺れる。 次巻は間髪入れずに読みたいです。

Posted byブクログ

2024/09/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スピード感のあるストーリーで、明るい見通しの展開だったので、さらさら読めて2日ほどで読了。 行方不明になった次男は隠居扱いとなり、後を継いだ三男坊と幸が再婚し、幸の商才が少しずつ発揮される展開。ここで一気に店を大きくするチャンスかな?

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2024/08/12

五代目徳兵衛が失踪し、隠居届を出した。 三男の智蔵が六代目徳兵衛を継ぐことになり、幸の人形になる覚悟を示した。 江州との交渉もまとまり、事なきを得たが、お家さんが亡くなる。 その後、行商スタイルの売りを確立した幸は、桔梗屋が川向こうの真澄屋に買収されようとされていたところに...

五代目徳兵衛が失踪し、隠居届を出した。 三男の智蔵が六代目徳兵衛を継ぐことになり、幸の人形になる覚悟を示した。 江州との交渉もまとまり、事なきを得たが、お家さんが亡くなる。 その後、行商スタイルの売りを確立した幸は、桔梗屋が川向こうの真澄屋に買収されようとされていたところに助けの買いに乗り出す。

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2024/07/14

幸と智蔵ペアが心根が良くて、読んでて幸せになる。 仲間や相手を思いやる気持ちは大事。 次の展開が気になる!

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2024/05/12

五代目徳兵衛が隠居を申し出て、三男智蔵が六代目を継ぐこととなる。周囲の揶揄を跳ね返して幸は五鈴屋の暖簾を守るために六代目に嫁ぐことに。運命に翻弄されているようでいながら、知恵を働かせて人を大切にして六代目と商いを協力していく幸に再び運命を試される出来事が訪れる。次巻がどうなるのか...

五代目徳兵衛が隠居を申し出て、三男智蔵が六代目を継ぐこととなる。周囲の揶揄を跳ね返して幸は五鈴屋の暖簾を守るために六代目に嫁ぐことに。運命に翻弄されているようでいながら、知恵を働かせて人を大切にして六代目と商いを協力していく幸に再び運命を試される出来事が訪れる。次巻がどうなるのかとても楽しみ。

Posted byブクログ