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あきない世傳 金と銀(四) の商品レビュー

4.2

133件のお客様レビュー

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    46

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/08/12

五代目徳兵衛が失踪し、隠居届を出した。 三男の智蔵が六代目徳兵衛を継ぐことになり、幸の人形になる覚悟を示した。 江州との交渉もまとまり、事なきを得たが、お家さんが亡くなる。 その後、行商スタイルの売りを確立した幸は、桔梗屋が川向こうの真澄屋に買収されようとされていたところに...

五代目徳兵衛が失踪し、隠居届を出した。 三男の智蔵が六代目徳兵衛を継ぐことになり、幸の人形になる覚悟を示した。 江州との交渉もまとまり、事なきを得たが、お家さんが亡くなる。 その後、行商スタイルの売りを確立した幸は、桔梗屋が川向こうの真澄屋に買収されようとされていたところに助けの買いに乗り出す。

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2024/07/14

幸と智蔵ペアが心根が良くて、読んでて幸せになる。 仲間や相手を思いやる気持ちは大事。 次の展開が気になる!

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2024/05/12

五代目徳兵衛が隠居を申し出て、三男智蔵が六代目を継ぐこととなる。周囲の揶揄を跳ね返して幸は五鈴屋の暖簾を守るために六代目に嫁ぐことに。運命に翻弄されているようでいながら、知恵を働かせて人を大切にして六代目と商いを協力していく幸に再び運命を試される出来事が訪れる。次巻がどうなるのか...

五代目徳兵衛が隠居を申し出て、三男智蔵が六代目を継ぐこととなる。周囲の揶揄を跳ね返して幸は五鈴屋の暖簾を守るために六代目に嫁ぐことに。運命に翻弄されているようでいながら、知恵を働かせて人を大切にして六代目と商いを協力していく幸に再び運命を試される出来事が訪れる。次巻がどうなるのかとても楽しみ。

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2024/03/14

惣次去る。い 智蔵とともに、商い継続の決断をする幸。 五鈴屋の商いの仕方に、とても共感が持てる。

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2024/03/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

惣次が隠居、行方不明になってからの、まさかの智蔵と結婚! 4巻目読んで思ったけど、幸は男みたいな性格…というかめっちゃサバサバしてる。 結婚も利害関係踏まえてのことで、このへんはやっぱり戦国武将?なんか?と思った。 広告、新商品開発含めて五鈴屋の商品を売っていく手腕は大したものだと思ったけど、人形浄瑠璃で自分がモデルになってみんなの気を引いたところは、やはり自分の美貌に自信があるのか…と思った。 最後、桔梗屋さんをお店ごと買い取ります!と名乗りを上げたところで終わったけど、真澄屋もなかなかの性格やしどうなってしまうんやろか…

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2024/02/10

前に進む幸の生き方がほんとカッコイイです。 引き続き5巻へ…といきたいのに近くの本屋さんに5巻だけ見当たらない。 幸だったらこんな時、どうやって解決するんだろうと頭が「あきない世傳」化してしまってるわたし、とりあえず一冊違う本を挟んでみますかね…。

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2024/02/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とうとう三男智坊さんに嫁ぐ幸。 一番上手い組み合わせに思う。 これで二人の間に男子が生まれたら文句なし! いや、実際に先の巻でどうなるか知りませんけれど。 最後、桔梗屋はどうなるのか? 早く次読みたい!

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2024/02/03

五鈴屋の4代目当主の長男、5代目の次男に続いてなんと6代目となる三男のご寮さんともななる幸。 この普通あり得ない結婚は、男に惚れて、ではなく、商いの面白さに惚れてのもの且つ幸の聡さを見込まれてのものであるが故のもので納得感。 商才無しを自覚する三男の智ぼんのご寮さんとなっていよい...

五鈴屋の4代目当主の長男、5代目の次男に続いてなんと6代目となる三男のご寮さんともななる幸。 この普通あり得ない結婚は、男に惚れて、ではなく、商いの面白さに惚れてのもの且つ幸の聡さを見込まれてのものであるが故のもので納得感。 商才無しを自覚する三男の智ぼんのご寮さんとなっていよいよ商の才覚を発揮し易い環境となり、幸は五鈴屋の成長に貢献していく訳だが、その各エピソードが、売り先を変えての販路拡大(チャネル戦略)、傘や風呂敷に自社サインを搭載したり人形浄瑠璃の人形に呉服を提供したりの認知拡大(プロモーション戦略)、売り方を変えての需要拡大(価格戦略)など、マーケティング戦略に沿って基本に忠実なのも納得感有って、また次が楽しみ。

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2024/02/02

2024.02.01 ★4.0 ↓↓↓内容↓↓↓ 江戸時代中期、長く続いた不況を脱し、景気にも明るい兆しが見え始めた。大坂天満の呉服商、五鈴屋でも、五代目店主の惣次とその女房幸が、力を合わせて順調に商いを広げていた。だが、徐々に幸の商才を疎むようになった惣次は、ある事件をき...

2024.02.01 ★4.0 ↓↓↓内容↓↓↓ 江戸時代中期、長く続いた不況を脱し、景気にも明るい兆しが見え始めた。大坂天満の呉服商、五鈴屋でも、五代目店主の惣次とその女房幸が、力を合わせて順調に商いを広げていた。だが、徐々に幸の商才を疎むようになった惣次は、ある事件をきっかけに著しく誇りを傷つけられ、店主の地位を放り出して姿を消す。二度と戻らない、という惣次の決意を知ったお家さんの富久は、意外な決断を下す。果たしてその決断は五鈴屋を、そして幸を、どのような運命へと誘うのか。大人気シリーズ第四弾!

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2024/02/01

惣次の時代とはうってかわって、という雰囲気。ここまでの4巻の中で、一番好きかも。 前巻までのことがあるから、智蔵と幸の誠実さにウルっとするし、なにより今巻は幸がのびのび商いに知恵を絞る様子が多く描かれていて、読んでいて心地よい。 上質な絹は、よい土から育まれる。人を育てるも同じ...

惣次の時代とはうってかわって、という雰囲気。ここまでの4巻の中で、一番好きかも。 前巻までのことがあるから、智蔵と幸の誠実さにウルっとするし、なにより今巻は幸がのびのび商いに知恵を絞る様子が多く描かれていて、読んでいて心地よい。 上質な絹は、よい土から育まれる。人を育てるも同じこと。幸が感じたこのことは、今の時代でも自分にも当てはまるなと、心に染みた。 あぁ、このまま、この雰囲気のまま続編が進んでくれればいいのに…そうもいかないんだろうなぁ。でも次を読むのが楽しみ。

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