商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2017/05/27 |
JAN | 9784101253435 |
- 書籍
- 文庫
冬虫夏草
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冬虫夏草
¥649
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商品レビュー
4.4
67件のお客様レビュー
家守綺譚の主人公が犬を探しに旅に出る。 怪異といえばそうだけどもっと優しい不思議な話。 各話タイトルの植物も知らないものが多い。 ゴローが尻尾振って駆けてくるだけで目頭が熱くなる(多分満面の笑み
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「家守綺譚」の続編になるんかな? とりあえず、主人公は同じ。 このゆっくりと流れる空間というか…ええ感じ。 主人公の家がね。 前にも書いたけど、安倍晴明の家みたいな感じ。特に庭が自然のままな感じが。 自然との一体感が良い! まぁ、京都の疏水近辺が家なんで、ご近所といえばそうか...
「家守綺譚」の続編になるんかな? とりあえず、主人公は同じ。 このゆっくりと流れる空間というか…ええ感じ。 主人公の家がね。 前にも書いたけど、安倍晴明の家みたいな感じ。特に庭が自然のままな感じが。 自然との一体感が良い! まぁ、京都の疏水近辺が家なんで、ご近所といえばそうかも? ぽっかりと空いた異空間に入り込んでって感じやなく、自身が見えてなかった隣りにいる精霊たちが見えるような独特な世界観が良いね。 今回は、ワンちゃん探し(愛犬ゴロー)が目的の旅へ! 鈴鹿の辺になるんかな。 そこにも、天狗、河童、イワナが、人と共に暮らしてる。 こんな世界に老後暮らすのええかも? 色んな精霊たちと会いながら、ゴローを探す! あっ! 尻尾振って必死に走って、近づいて来る(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この物語の中にいつまでも浸っていたくて、毎日少しづつ時間をかけて読み進めた。 知らない植物や言葉が出てきたら都度調べながらゆっくりと。 昨日の続きから読み始めようと思って、本を開くが、昨日読んでいた物語の内容がパッと思い浮かばない。 少し戻って話を思い出してから読み進める。 面白くなくて話を忘れているのではなく、現実とそうでない世界との境界線が曖昧で物語に入るのに少し時間がかかるのだ。 最後、ゴローが此方に向かってくる時の文章が、自分の目が綿貫の目になったかのように、ありありと思いうかび思わず涙してしまった。 家守奇譚と冬虫夏草はこれから先、何度も読み返す作品だと思う。
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