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中動態の世界 意志と責任の考古学 シリーズ ケアをひらく
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中動態の世界 意志と責任の考古学 シリーズ ケアをひらく

國分功一郎(著者)

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中動態の世界 意志と責任の考古学 シリーズ ケアをひらく

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 医学書院
発売年月日 2017/04/01
JAN 9784260031578

中動態の世界

¥2,200

商品レビュー

4.2

68件のお客様レビュー

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2024/11/02

能動態で受動態でもない。 我々の行動は本当に能動的に発生しているのか。 ハンナ・アレント、スピノザのエチカなどの哲学者の考え方を参照しながら、自由と中動態の概念について迫っていく。 紛れもない良書。

Posted by ブクログ

2024/10/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

強制ではないが自発的でもなく、自発的ではないが同意している状況は多々ある。ただ、これが中動態というわけではない。この本は「考古学」である。ものを定義しようと試みるような「哲学」でなく、哲学や言語学、歴史に埋もれていた「中動態」を発掘する意味で「考古学」である。中動態の「探索」である。國分功一郎さんは「暇と退屈の倫理学」でも思ったが、専攻は哲学にもかかわらず、別の学問的なアプローチの仕方がうまいと感じる。ネオリベ的、自己責任的、自由意志主義の価値感が徐々に解体しているように見える現代にこの仕事をすることは大変重要な功績だと思う。

Posted by ブクログ

2024/06/18

難しかった。 エピローグと最後のメルヴィルの小説『ビリー・バッド』の分析のところから推察するに、人間は自分や誰かの「意志」によって行動しているのではなく、自分も他人もなぜか分からないけれどある行動を「やってしまう(やらない、も含む)」ということにつきるのだろうかと思った。 これは...

難しかった。 エピローグと最後のメルヴィルの小説『ビリー・バッド』の分析のところから推察するに、人間は自分や誰かの「意志」によって行動しているのではなく、自分も他人もなぜか分からないけれどある行動を「やってしまう(やらない、も含む)」ということにつきるのだろうかと思った。 これは脳科学の世界なのかしら。 不思議。

Posted by ブクログ

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