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中動態の世界 意志と責任の考古学 シリーズ ケアをひらく
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中動態の世界 意志と責任の考古学 シリーズ ケアをひらく

國分功一郎(著者)

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中動態の世界 意志と責任の考古学 シリーズ ケアをひらく

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 医学書院
発売年月日 2017/04/01
JAN 9784260031578

中動態の世界

¥2,200

商品レビュー

4.2

83件のお客様レビュー

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2026/08/16

ガン刺さりした。言語学的などーちゃらこーちゃらはわからんのだけど、オレたちは中動態の中に生きている。受動と能動は常に混ざり、別れることがない。その中でオレたちが能動的に生きるためには、外界やオレたちを取り巻く歴史や経緯や圧力を理解し、その上で意思決定をするということなのだ。

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2026/07/26

意思という概念が存在していない言語がかつてあったことに驚いた。 中動態はイメージがしづらかったが、噛み砕いて理解すると、現代の自分達の感覚に近い部分もある。 陳腐な言葉に言い直すと、「自分の機嫌は自分でとる」ではないが、外部からの影響や環境を受け取り、どう行動に移すかは自分次第、...

意思という概念が存在していない言語がかつてあったことに驚いた。 中動態はイメージがしづらかったが、噛み砕いて理解すると、現代の自分達の感覚に近い部分もある。 陳腐な言葉に言い直すと、「自分の機嫌は自分でとる」ではないが、外部からの影響や環境を受け取り、どう行動に移すかは自分次第、すなわち自由に近づく、というのは良いと思た。最後の2章だけでも読み返したい。 言語の成り立ちの話は難しく、理解できていない部分も多分にありそう。

Posted by ブクログ

2026/05/23

とある新聞のコラム(2026年5月8日)で本作品のことが触れられていて、「中動態」がどういう概念なのか気になって読んでみた。 國分功一郎さんの本はどれも読みやすくはないけれど、刺激的なので、楽しく読んだ。(一部難解な部分は読み飛ばしたけれど。) 吉野弘さんの詩の「I was ...

とある新聞のコラム(2026年5月8日)で本作品のことが触れられていて、「中動態」がどういう概念なのか気になって読んでみた。 國分功一郎さんの本はどれも読みやすくはないけれど、刺激的なので、楽しく読んだ。(一部難解な部分は読み飛ばしたけれど。) 吉野弘さんの詩の「I was born」 の中に、「生まれる」が受動態だと気付いて興奮する息子、が登場し、その詩を高校生のときに読んだ際に、「でも、感覚的には、生まれる、は自動詞だし、英語でも同じ感覚ではなかろうか」と思ったのを思い出した。 能動態、受動態、中動態、の分化の歴史や、名詞と動詞とではどちらか先に生まれたのか、を極めようとする作者の姿勢には感服する。 「そんなのどっちでもいいじゃん」と思う人の方が普通なのだろうけれど、言葉でしか人間は思考することが出来ない以上、言葉の歴史を突き詰めることは、人間の思考の癖や生命体としての根源的な原理に近づくことになるように思った。 ヘブライ語の文字表記に母音がないことを評して、ハイデガー(だったか)が使った比喩、「言葉が笛の音色とすれば、文字は笛の穴」が秀逸。五線譜やタブ譜では表せない情報は大量にある、ということで、母音の有無は大した差ではない、ということだろう。 最終章に出てくるメルヴィルの「ビリー・バッド」は、偶々最近読んだばかりだったので、分かりやすかった。

Posted by ブクログ

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