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ことり 朝日文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2015/12/01 |
| JAN | 9784022648037 |
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ことり
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商品レビュー
3.9
361件のお客様レビュー
小川洋子さんの暖かなまなざしが心地よい1冊。読み進めていくと、おそらくASDの兄と弟の「小鳥の小父さん」の静かな日々をそっとのぞき込むような気がしてくる。今でこそ誰もが濃淡をもってASD,ADHDの側面を持っているかのように認識されている世界になっているものの、その認識が一般的で...
小川洋子さんの暖かなまなざしが心地よい1冊。読み進めていくと、おそらくASDの兄と弟の「小鳥の小父さん」の静かな日々をそっとのぞき込むような気がしてくる。今でこそ誰もが濃淡をもってASD,ADHDの側面を持っているかのように認識されている世界になっているものの、その認識が一般的であるかははなはだ疑問でもある。そんなこの世だからこそ、終章で鳴き合わせのために小さなかごに閉じ込められたメジロを次々に解き放ち、自身の庭でメジロの入った籠を抱きかかえながら昇天する小父さんは、この世からより広い大きなあの世に解き放たれたのだと思いたい。
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終始静かなお話しだった。 途中から加わる登場人物に、この人が何か展開を作るのか?!と食い気味になるくらい…!! この本自体が小鳥の鳴き声のように こちら側がじっと耳を澄ましていないと 取りこぼしそうになる、そんな感覚。 この静かな読書体験は貴重な気がする。
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今まで読んだ小川洋子の長編の中では一番救いがないような気がする…。おじさんとして生きるしんどさ…。本当の弱者は手を差し伸べたくなるような姿をしていない。おじさんは幸せだったんでしょうか?きっと幸せだったんでしょう。生きるってなんなんでしょうね?
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