商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 二見書房 |
発売年月日 | 2015/07/01 |
JAN | 9784576151144 |
- 書籍
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14歳からの哲学入門
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14歳からの哲学入門
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商品レビュー
4.3
32件のお客様レビュー
哲学者の多くは14歳レベルの発想の持ち主という切り口が面白い。所々難解な部分はあったものの、初心者の自分でもおおよそ理解できるくらいの優しさ。 ニーチェやカント、デカルトなど著名な哲学者の思想に触れることができる。 興味を持つためのとっかかりに最適。
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全体的に読みやすい本だった。飲茶さんの口語的な解説は頭が働いていないときでもすっと入ってくるので助かる。 本では「哲学という営みは今流行っているの考え(A主義)への反論として新たなる考え(B主義)が提唱されることを繰替えしてきた」というように説明されているが、合理主義に続いて実存主義が出てくるというのは違和感があった。明らかに対象が違いすぎないか?まあ哲学の主流がそうであるというのであれば、そうなのかもしれないが。 ボードリヤールはおもしろそう。というのも、2つあって、先日、研究室の友人と美食には意味がないと主張してモメたので。あと1つは、僕が「生きていることは意味がなく単に死ぬまでの時間つぶしうをさせられている」と、ニーチェの末人的なことを思っているから。意味がないということでさえも、また記号となって消費されていくこの社会(この認識で合ってるよね?)に対してより深い諦めのようなものを少し感じたものの、やはり意味がないのか、と少しうれしくなった。 これからの哲学という、最後の章では、ボードリヤールを下敷きに、ニーチェ的な主張をしている部分があった。これがぼくにとっては、蜘蛛の糸のようなものに感じられた。苦痛と感じられる仕事は究極的に穴掘りと穴埋めを延々とやらされることと同じではないか?という主張ははっとさせられるものがあった。僕は今、進路で悩んでいて、大学を出ていこうか悩むことがあるから、とても印象に残っている。楽しいことをやっているときにはシニカルな、ニヒルな気持ちは吹き飛ぶので、やはり自分の好きなことを職にできるといいなあと思った。
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構成、ネタの選び方、視点、比喩。どれをとっても魅力的で、それぞれの哲学者の新しい側面が見えてくるから不思議だ。毎話、毎話、切れ味が抜群だった。最後が暇論であることも最高だ。 <メモ> ニーチェ:永劫回帰とその臨み方 デカルト:方法的懐疑と神の存在証明が、ペンローズの人間を越えた...
構成、ネタの選び方、視点、比喩。どれをとっても魅力的で、それぞれの哲学者の新しい側面が見えてくるから不思議だ。毎話、毎話、切れ味が抜群だった。最後が暇論であることも最高だ。 <メモ> ニーチェ:永劫回帰とその臨み方 デカルト:方法的懐疑と神の存在証明が、ペンローズの人間を越えた存在が必要の主張と相通じる ヒューム:経験論の祖。絶対的な正しさへの懐疑。 カント:アプリオリな前提の発見。 ヘーゲル:自他の対立の解消。 キルケゴール:本質存在と現実存在 レヴィ・ストロース:構造主義。フロイトの影響。 ウィトゲンシュタイン:言語ゲーム デリダ: ボードリヤール:記号経済
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