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無私の日本人 文春文庫
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無私の日本人 文春文庫

磯田道史(著者)

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無私の日本人 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2015/06/10
JAN 9784167903886

無私の日本人

¥814

商品レビュー

4.1

79件のお客様レビュー

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2025/12/11

磯田道史の歴史小説集『無私の日本人』を読みました。 磯田道史の作品を読むのは初めてですね。 -----story------------- 貧しい宿場町の行く末を心底から憂う商人・穀田屋十三郎が同志と出会い、心願成就のためには自らの破産も一家離散も辞さない決意を固めた時、奇跡へ...

磯田道史の歴史小説集『無私の日本人』を読みました。 磯田道史の作品を読むのは初めてですね。 -----story------------- 貧しい宿場町の行く末を心底から憂う商人・穀田屋十三郎が同志と出会い、心願成就のためには自らの破産も一家離散も辞さない決意を固めた時、奇跡への道は開かれた―無名の、ふつうの江戸人に宿っていた深い哲学と、中根東里、大田垣蓮月ら三人の生きざまを通して「日本人の幸福」を発見した感動の傑作評伝。 ---------------------- 2012年(平成24年)に刊行された作品で、以下の3篇が収録されています。  ■穀田屋十三郎  ■中根東里  ■大田垣蓮月  ■あとがき  ■解説 論理と情緒を兼ね備えた人 藤原正彦 感涙必至! 人気歴史家が描く、美しい日本人……江戸に生きた3人の清冽な日本人の人生を、人気歴史家が資料をもとに緻密に描きあげた感涙必至の物語、、、 真に偉い人物がここに! 貧しい宿場町の行く末を心底から憂う商人・穀田屋十三郎が同志と出会い、心願成就のためには自らの破産も一家離散も辞さない決意を固めた時、奇跡への道は開かれた―無名の、ふつうの江戸人に宿っていた深い哲学と、中根東里、大田垣蓮月ら三人の生きざまを通して「日本人の幸福」を発見した感動の傑作評伝。 歴史学者・磯田道史が古文書を丹念に読み解き、江戸期に「無私」の精神で生きた3人の人物を描いた作品集……庶民、知識人、女性という、それぞれの立場で「自分より他者を優先する」生き方を選んだ人々の姿が浮かび上がっていましたね、、、 『穀田屋十三郎』は『殿、利息でござる!』というタイトルで映画化されているようですね。 3人のそれぞれの生き方に感銘を受けましたが、やはり印象的だったのは『穀田屋十三郎』、、、 伊達藩の財政難と宿場町・吉岡宿の疲弊を救うため、十三郎ら町人が「藩に金を貸し、その利息を町民に分配する」という前代未聞の奇策を実行……破産覚悟で資金を集める姿は、共同体のために私財を投げ打つ「無私」の精神を体現しており感動的だったし、現代における地域再生や公共性のあり方を考える上で示唆に富んだ内容だと思いますね。 財布を落としても戻ってくる……という日本の社会の基盤は、こうした「無私」の精神が根底にあるんだろうな と感じました、、、 また、親切ややさしさ、対面、身分相応、公共心、家意識、家格、廉恥……等々、当時の価値観について、詳しく触れられていたことも印象的でした。 これらの価値観が、現代社会を形成するうえでの根本になっていたんでしょうね……これからも残していきたい価値観や考え方、美徳について考えさせられた一冊でした。

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2025/12/08

古文書好きの歴史研究者による無私を貫く江戸の人物3篇。人間やはり自分が大事であるが、作品における三人は兎に角、他人を救うことに全力を注ぐことで、今の自分では未熟で、共感という面では難しいが、とても清々しい人物たちを見習い、人が喜ぶことを無常の愉しみと考えることが出来る人になりたい...

古文書好きの歴史研究者による無私を貫く江戸の人物3篇。人間やはり自分が大事であるが、作品における三人は兎に角、他人を救うことに全力を注ぐことで、今の自分では未熟で、共感という面では難しいが、とても清々しい人物たちを見習い、人が喜ぶことを無常の愉しみと考えることが出来る人になりたいと感じる。 大田垣蓮月の中で「自他平等の修行」心に自分と他人の差別を無くする修行を生涯続けること、に感銘した。蓮月の最晩年のシーンでは思わず落涙。 司馬遼太郎の文体に似ている気がしとても読みやすいと感じた。作者のほかの作品も読んでみたい。

Posted by ブクログ

2025/10/04

映画「殿、利息でござる!」の原作。映画がよかったので、映画観てしばらくたってから読みました。文章も読みやすく、どんどん読み進められます。こんなかっこいい日本人が、実は市井には、世の中には沢山いるのかも。と誇らしく思いました。すべての日本人に読んで、読みつがれて欲しい一冊です。

Posted by ブクログ