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夢を売る男 幻冬舎文庫
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夢を売る男 幻冬舎文庫

百田尚樹(著者)

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夢を売る男 幻冬舎文庫

715

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2015/04/01
JAN 9784344423190

夢を売る男

¥715

商品レビュー

3.9

198件のお客様レビュー

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2026/03/11

百田尚樹さんの作品を初めて読みました。 本を出したいという人の気持ちを利用した商売だなんて、腹がたってイライラしながら読みました。 結論をどういう風に結ぶんだろうと最後が気になり一気に読めました。 人間は、周りの人に認められたい、自分は実はすごい人間だって心の中で思ってるんですね...

百田尚樹さんの作品を初めて読みました。 本を出したいという人の気持ちを利用した商売だなんて、腹がたってイライラしながら読みました。 結論をどういう風に結ぶんだろうと最後が気になり一気に読めました。 人間は、周りの人に認められたい、自分は実はすごい人間だって心の中で思ってるんですね。 私もそうだと思います。 私も牛河原さんから「出版しませんか」と電話がかかってきたら、お金払って出版するかもしれない。 百田さん、作品によって全くテイストが違うとのクチコミを見て、別の作品もぜひ読んでみたいです!

Posted by ブクログ

2026/02/03

2026.2.3読了 これ実際にこういう事件なかったっけ?、と花田紀凱の解説を読んだら思い出した。文中で名前こそ出していないが、新風舎の共同出版詐欺は当時話題になり報道をみた記憶がある。(ネットで調べるとすでに倒産してた) 本作品はこの事件をまんまモデルとしている。 同じ著者...

2026.2.3読了 これ実際にこういう事件なかったっけ?、と花田紀凱の解説を読んだら思い出した。文中で名前こそ出していないが、新風舎の共同出版詐欺は当時話題になり報道をみた記憶がある。(ネットで調べるとすでに倒産してた) 本作品はこの事件をまんまモデルとしている。 同じ著者の『ボックス!』の題材であるボクシングもそうだったが、これを読めば実際の新風舎詐欺事件だけでなく、(文芸)出版事情通にもなれるというお得なエンタメお仕事小説にもなっている。 具体的なモデルがいるのかしらないが、なによりメインである丸栄社出版部長・牛河原勘治が海千山千のクセ者キャラ。ワルの空気とユーモアを兼ね備えた魅力にあふれている。仕事ができて部下に頼りにされてるし、物語終盤では単なる悪役ではない義俠心とプライドもある人物であることも明かされる。(文藝春秋と岩波書店をもじった夏波書房の元編集者の経歴をもち、闇堕ちしたのが今の牛河原) 冒頭の掴みから読者を惹きつける著者の手腕が見事だし(鼻くそほじりながら電話を受ける!)、部下の荒木との会話や、金を引っ張るために牛河原が駆使する七色のセールス(詐欺)トークにいちいち吹き出しそうになる。 虚栄心、自己顕示欲、承認欲求というのはマイナスの文脈で取り上げられることが多いが、人である限り否定することができない誰にでも持ちうる不変的な感情だろう。 そうした欲に囚われた出版希望者たち(丸栄社の被害者たち)の群れが、牛河原の口八丁手八丁によってストーリーに滑稽な彩りをそえる。 記憶で書くが、小説家の山田詠美が残酷だけど正しそうなこといってたなぁ。いわく、 「ひとは誰でも一生にひとつは小説を書ける」という箴言があるけど、それには「しかし、その大半は読むに耐えない」という注釈がつく、と。 いまはマンガ・各種サブスク・ゲームだけでなく、SNSやショート動画とも可処分時間の取り合いであり、“小説を読む”のは時間のかかる反時代的な行為になった。電車の中で本を読んでるひとなんか滅多に見なくなった。 第五章の「小説家の世界」で展開される牛河原の身も蓋もない文芸業界批評は、文芸編集者の総意、百田自身のホンネとしか思えない熱と芯を持って迫ってくる。 作中、牛河原の“没後も作品が残る作家はそもそも生前から売れていた作家”というのも残酷な真実で、近年リバイバルの獅子文六や有吉佐和子も、たしかに存命中売れっ子作家だった。 “生前まったく無名で死後に評価される”ケースは現実にはほぼ無いということだ。 他の分野でも実は当てはまりそう。(ゴッホも同時代の慧眼のひとには認められていて、いよいよこれからのときに没したらしいし)

Posted by ブクログ

2025/12/21

怪しい自主出版業を収益の柱にしている中小出版会社に所属している編集部長が主人公のお話。 出版業界や小説家の生業の実態を感じられた作品。 最後のエピソードの締めっくり方。「とっくに読んでいる。いい原稿だった」の一文が、やり手編集部長を物語っていた。確かに立場が異なると見え方も違うと...

怪しい自主出版業を収益の柱にしている中小出版会社に所属している編集部長が主人公のお話。 出版業界や小説家の生業の実態を感じられた作品。 最後のエピソードの締めっくり方。「とっくに読んでいる。いい原稿だった」の一文が、やり手編集部長を物語っていた。確かに立場が異なると見え方も違うというのは、その通り。

Posted by ブクログ