商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | イースト・プレス |
| 発売年月日 | 2013/10/08 |
| JAN | 9784781610726 |
- コミック
- イースト・プレス
アル中病棟 失踪日記2
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アル中病棟 失踪日記2
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商品レビュー
4.2
104件のお客様レビュー
著者がアルコール中毒の重症となり家族にアル中病棟へ連れて行かれそこでの生活を書いたノンフィクション漫画 正直言って大傑作 前作が中年親父の無一文家出 今作はアル中病棟生活 実に、読み応えがある 何よりスクリーントーンに頼らない昔ながらの書き方、細かい背景の線に痺れっぱなし 中で...
著者がアルコール中毒の重症となり家族にアル中病棟へ連れて行かれそこでの生活を書いたノンフィクション漫画 正直言って大傑作 前作が中年親父の無一文家出 今作はアル中病棟生活 実に、読み応えがある 何よりスクリーントーンに頼らない昔ながらの書き方、細かい背景の線に痺れっぱなし 中でお世話になるか働かなきゃ絶対にわからない数々の院内ルール、集会。たばこは吸って良いんだ?等、大変勉強にもなる 皆さんは仕事納めなんですか?僕は29も行くんですが… もうすぐ酒飲みっぱなしの日が来ますよ 気をつけよう とか言っといて僕は普段から毎日飲みますが
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漫画家吾妻ひでおさんが、アルコール中毒で強制入院となり、自身の入院治療の様子を、漫画として描きあげたこの話は、本として出来上がるまでに、8年かかったそうです。 ここにはあまり描かれてはいない、その退院後が、本当の闘いだったことと思います。 個性的な入院患者たちの面白いエピソード...
漫画家吾妻ひでおさんが、アルコール中毒で強制入院となり、自身の入院治療の様子を、漫画として描きあげたこの話は、本として出来上がるまでに、8年かかったそうです。 ここにはあまり描かれてはいない、その退院後が、本当の闘いだったことと思います。 個性的な入院患者たちの面白いエピソードや、治療や入院の日常、役員の仕事や勉強会の数々など、アルコール中毒という悲惨で壮絶な経験をしたにも関わらず、でも笑えるように、丁寧な描き込みで細かく見せてくれたり、登場人物のそれぞれにも悪口を言いながらも、温かい眼差しを感じるような、吾妻ひでおさんの、ピュアな真摯さがよくわかるようです。 アルコール中毒患者にとって、退院してもスリップ(飲酒してしまう)しないことは大変難しく、退院一年後の断酒継続率はわずか2割だそう。 吾妻さんは、その後は確か亡くなるまでお酒は飲まなかったはずですが、繊細な性格でありながら、やはり努力の人、真面目な人、底力のある人だったのだと思うと、残された漫画やイラストの美少女たちがより愛おしく思えます。
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漫画家、吾妻ひでお先生が自身の体験から搾り出す様にして描かれたノンフィクションマンガの傑作であります。アルコール依存症となり、担ぎ込まれた通称『アル中病棟』での日々がコミカルに濃密に記されております。 本文に入る前に一つ触れなくてはいけないことがあります。それは何かと申し...
漫画家、吾妻ひでお先生が自身の体験から搾り出す様にして描かれたノンフィクションマンガの傑作であります。アルコール依存症となり、担ぎ込まれた通称『アル中病棟』での日々がコミカルに濃密に記されております。 本文に入る前に一つ触れなくてはいけないことがあります。それは何かと申しますと、吾妻先生と同じくアルコール依存症という病を抱えていた故・鴨志田穣氏原作の映画『酔いがさめたら、うちに帰ろう』が劇場公開されていた頃、僕はツイッター上で吾妻先生に、 「この映画をご覧になられましたか?」 と問うたところ、 「辛くて見れないな」 という返事が返ってまいりました。その理由が本書を読んでつくづく理解できました。この場を借りて吾妻先生にはお詫び申し上げます。吾妻先生、あの時は誠に申し訳ございませんでした。 以前、吾妻先生と、同じく漫画家の西原理恵子女史。彼女もまた、アルコール依存症であった夫の鴨志田穣氏を最後まで面倒見ていたという縁で、彼ら二人に加えて、司会もまたアルコール依存症の経歴を持ち「こわれものの祭典」等でも有名な月乃光司氏でトークショーをしている動画があり、(動画自体はYoutubeで閲覧可能)その中で西原女史がおっしゃっていた言葉の中に、 「アル中にも『金のアル中』『銀のアル中』『普通のアル中』というのがあって、吾妻先生は『金のアル中』だった」 や 「アルコール依存症という病気はお酒というものがその人にとっては『覚醒剤』になってしまうものだ」 などの「サイバラ節」で会場を大いに笑わせつつ、アルコール依存症という病気の恐ろしさを語っていらしていたのがとても印象的でありました。皆さんも宜しければ一度ご覧になることをお勧めいたします。 さて、大分本題から外れてしまいましたので戻りますと、2005年5月に出版された自身の壮絶な体験―失踪。自殺未遂。路上でのホームレス生活。そして、漫画家の仕事とは全くかけ離れた職種であるガス管を設置する肉体労働に従事していた―を描いたノンフィクションマンガ『失踪日記』より満を辞して刊行された、自身がアルコール依存症のために入院していた病院での日々を描いたものが本書ということになります。 まず手にとって驚いたのがその分厚さであります。それだけでも吾妻先生がこの時期に送ってきた日々の過酷さを物語っているようでありました。さらに、吾妻先生と共に入院している 『懲りない面々』 もこれまた多士済々でありまして、糖尿持ちにも関らず深夜に毎日カップ焼きそばをすする「クマさん」や、吾妻先生と同室で、何かにつけては騒動を巻き起こしていた「浅野さん」フルコンタクト空手の有段者でプロレスファン。自らの足で入院してきたという「安達君」など、彼らを始めとする個性豊かな面々と繰り広げる世界はまさに『非日常が日常』と化した世界であり、この不条理な体験をギャグマンガにまで昇華させるというのは、まことにもって吾妻先生の「才能」に他ならないわけであります。 そんな彼らも一人、また一人と治療期間を終えて退院、または強制的に転院、退院していったり、またあるものは再飲酒して舞い戻ってくる…。そんな中でも吾妻先生は淡々と治療プログラムをこなし、回復へと歩みを進めていくのです。しかし、アルコール依存症という病は「不治の病」であり、酒を経って何年、何十年しても、再度酒を飲むとたちまち元通りになってしまうという恐ろしい病であり、そこもしっかりと描かれております。 ですので、この『止め続ける』ということがいかに難事業であるかを身をもって示してくれた吾妻先生に心から感謝すると共に、酒を飲まれる場合は自らの許容範囲を外れることなく、 『酒は飲んでも飲まれるな』 というなんともありきたりな結論へと帰結するのでありました。 ※追記 吾妻ひでお先生は2019年10月13日、東京都内の病院で死去いたしました。死因は食道がん。69歳でした。この場をお借りして、ご冥福を申し上げます。吾妻先生、今まで本当にありがとうございました。
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