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やし酒飲み 岩波文庫
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やし酒飲み 岩波文庫

エイモスチュツオーラ【作】, 土屋哲【訳】

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やし酒飲み 岩波文庫

726

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2012/10/18
JAN 9784003280119

やし酒飲み

¥726

商品レビュー

3.6

57件のお客様レビュー

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2024/11/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

終始不思議で変な話。出てくる怪物のイメージが日本や西洋の文学で登場するものとだいぶ異なるのもおもしろい。最後の飢饉の話は唐突に感じた。アフリカは未知数かつ時代もよくわからなかったので、不意に裁判やら銃が出てきて、意外と近代的?と混乱したりもした。すでに死を売り渡したので死なない、は便利な設定だと思った。 解説がやはり興味深い。原文が英語ということで、いつかチャレンジしてみたい(相当難しそう)。

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2024/10/27

ナイジェリアの作家による英語で書かれた、夢の中の話のような、奇想天外な小説。 完璧なイケメンについていったら体は全部借り物で実体は頭蓋骨だけだったり、「死」を売り払って「死ぬこと」がなくなったり、家の下で寝ていたら実は市場のど真ん中だったり、とあまりにストーリーが珍妙すぎて一読だ...

ナイジェリアの作家による英語で書かれた、夢の中の話のような、奇想天外な小説。 完璧なイケメンについていったら体は全部借り物で実体は頭蓋骨だけだったり、「死」を売り払って「死ぬこと」がなくなったり、家の下で寝ていたら実は市場のど真ん中だったり、とあまりにストーリーが珍妙すぎて一読だけではなかなか腑に落ちない。 しかし、さすがは土屋哲訳、言語と文体の破格を日本語にも落とし込もうという意気込みが感じられる。

Posted by ブクログ

2024/10/16

常識やぶりの文体で非論理的なストーリー展開が目まぐるしく描かれる。子供の頃遊んでたゲームブックと似た感覚。はじめてのアフリカ文学だったが、普段どれだけ自分が文字によるコミュニケーションにおいて無意識にいろんな約束事にとらわれていることに気付かされる。傑作。

Posted by ブクログ

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