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紙の民
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紙の民

サルバドールプラセンシア(著者), 藤井光(訳者)

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紙の民

4,290円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2011/07/27
JAN 9784560081518

商品レビュー

3.9

34件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 紙の女性
  • 土星との対峙
  • 失恋と成長
  • 荒唐無稽な戦争
  • 創造と破壊
  • 中南米文学の影響
  • 独特なページ構成
  • 人間関係の複雑さ
  • 期待感の変化
  • 自由な段組表現

独特な世界観と多彩なキャラクターが織り成す物語が魅力です。失恋を抱えた主人公が、土星という存在に立ち向かう姿を描きながら、日常の哀しみや人間関係の複雑さを表現しています。登場人物たちの言動や、紙でできた女性を巡る象徴的な描写が印象的で、自由な段組や図形を用いたページ構成も新鮮です。

作品には荒唐無稽な要素が散りばめられ、戦争と創造のテーマが交錯しますが、物語が進むにつれて展開に対する期待感が変化することもあります。特に、敵の正体が明かされた後の展開には賛否が分かれるようです。それでも、創作者と登場人物との関係性を探る試みは興味深く、読者に新たな視点を提供します。全体として、独特の匂いを持つ中南米の文学的要素が感じられる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/09/28

「これだけ奇妙奇天烈で、これだけ悲しく、これだけ笑える小説が他にあったら教えて欲しい。」 帯で、柴田元幸がこうまで言い放っている。 しかし、実に面白くなかった。確かに奇妙な本なのだが、それだけ。 マジックリアリズムに憧れて、でもそれを手なずけることができなかった作品との印象が残...

「これだけ奇妙奇天烈で、これだけ悲しく、これだけ笑える小説が他にあったら教えて欲しい。」 帯で、柴田元幸がこうまで言い放っている。 しかし、実に面白くなかった。確かに奇妙な本なのだが、それだけ。 マジックリアリズムに憧れて、でもそれを手なずけることができなかった作品との印象が残った。 本書の奇想は、舞台設定とその小説技巧の大きく分けて二つ。 舞台設定としては、まずアダムとイブと同じ製造方法(肋骨から人をつくる)で修道士が人間を生み出していたことになっていたり、紙でできた人間、鉛製のキカイカメがいたり、全知の赤ん坊が登場したり、どこまでもリタ・ヘイワースに付きまとって腐ったレタスを投げつけるレタス収穫農家がいたり、指紋のない枢機卿がいたり、カーネーション摘みが主業の一向に悪さをしないギャングたちが活躍したり、こんな面々が「土星」に対して戦争を仕掛ける。まあ、変な世界観である。 小説技巧としては、メタフィクショナルな仕掛けがなされているのが一つ。だが作品に著者が登場・介入するなんて、今さら別に目新しくはないし、寒い。 もう一つは、小説の段組み(レイアウト)。1ページに3段組みになっていて同時多発的に登場人物たちが語らっているような体裁を取っているページが半数ほどを占める。が、普通に章が並んでいるのと同じように上から順番に読めばいいだけのページが殆どで、同時に色んな人物が声をあげているなと感じられるシーンは終盤までなかった。(確かに、土星への戦いに勝利したと確信し自由を登場人物が自由を謳歌し始めたシーンは、この構成が効果的だった。) さて、以上のような奇想が詰まっている本なのだが、何がつまらなかったって、そりゃ勿論、お話がつまらなかった。 言ってしまえば、失恋・喪失の物語なのだが、愛する人に去られた著者が腹いせに?それとも気持ちを整理するために?登場人物たちにも次々と喪失を経験させていくだけの話と言ってしまえばそれだけである。寒い。 登場人物はそんな著者に抗おうとするが、戦争の手法に奇想を優先した結果、大半は動きのない話になっている。(最後にはあらがうことに成功するところに味わいがないわけではないが。。。) 登場人物の造形も、設定自体を奇妙にしてしまったせいでリアリティが掻き消えていて共感しようにもできやしない人物が殆どである。 著者が一生懸命奇想を盛り込んで、「どう?この本変わってるでしょ?」って頑張っている感じが全面に出ていて、こちらもそれを外から醒めた目で見ているような感じになってしまった。残念。

Posted by ブクログ

2026/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読むのが難しい。文章ではなく、構成が。でもそれが面白い。 途中で黒塗りになったり、薄れたり、そんなこと普通の本ではないことだ。 紙の中に生きる民と土星の戦いの話だからこそできること、メタ要素を利用した良い一冊だった。 民たちの名前は全然覚えられなかったが…

Posted by ブクログ

2026/02/13

意味わかんなかった、けどそれが最高に面白かった。 今までで一番推測できなかった本だし、引き出しが多すぎて。今年一番かも。

Posted by ブクログ

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