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天と地の守り人(第2部) カンバル王国編 新潮文庫
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天と地の守り人(第2部) カンバル王国編 新潮文庫

上橋菜穂子【著】

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天と地の守り人(第2部) カンバル王国編 新潮文庫

781

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2011/05/30
JAN 9784101302812

天と地の守り人(第2部)

¥781

商品レビュー

4.5

172件のお客様レビュー

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2025/12/15

バルサとの旅路、かつてのチャグムとは違い、そこにいるのは為政者としての皇太子であるということが嬉しいような寂しいような。子離れとはこういう感じなのかなと想像した。 新ヨゴ王國が、戦争なれしていない点で、武力を持たない現代の日本と重なってしまい、占領されることの恐ろしさを感じて怖...

バルサとの旅路、かつてのチャグムとは違い、そこにいるのは為政者としての皇太子であるということが嬉しいような寂しいような。子離れとはこういう感じなのかなと想像した。 新ヨゴ王國が、戦争なれしていない点で、武力を持たない現代の日本と重なってしまい、占領されることの恐ろしさを感じて怖くなる。 一方で、牧童との交流、ナユークの世界の描写は、癒やされる。

Posted by ブクログ

2025/11/29

新潮文庫の後ろに載ってる鼎談2の「子どもから大人へ」の章がとてもおもしろい。 あとバルサとチャグムでカンバルを巡る節々で、新ヨゴに来てからのバルサしか知らないチャグムがバルサの故郷というものに変な感じを抱いているのが、とても共感できるし好き。だからこの巻特にお気に入り。

Posted by ブクログ

2025/09/14

15歳から16歳にかけて、子供から大人に変わるチャグムの成長が、本当に親戚目線でしみじみ愛おしく感じてしまいます。 蒼路の旅人で、感情のまま父親に刃向かっていたあのチャグムが、カンバル王の前で膝を折ってまで交渉している…。 そのあとの、心の揺れや苦しみまでもきちんと描かれていて、...

15歳から16歳にかけて、子供から大人に変わるチャグムの成長が、本当に親戚目線でしみじみ愛おしく感じてしまいます。 蒼路の旅人で、感情のまま父親に刃向かっていたあのチャグムが、カンバル王の前で膝を折ってまで交渉している…。 そのあとの、心の揺れや苦しみまでもきちんと描かれていて、大胆で賢いだけじゃない、誇り高い部分や繊細な部分により一層胸が熱くなりました。 序盤の「捨て荷」のエピソードの伏線も効いている。 ナユグや洞窟や牧童の出てくるくだりはやっぱりワクワクするので、「闇の守り人」は私の好みに合ってて好きだったんだなと再確認。 ナユグに連動する気候変動で、雪崩や洪水が起こりそうで、新ヨゴ皇国どうなる?! タンダは生きて帰れるのか?!(人の生死に優しいワールドなので絶対死なない確信はあるけど(*^^*))

Posted by ブクログ