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天と地の守り人(第2部) の商品レビュー

4.5

174件のお客様レビュー

  1. 5つ

    87

  2. 4つ

    58

  3. 3つ

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2025/12/24

守り人シリーズ第七作の第一二巻。チャグムとバルサがカンバルを目指します。 何度も希望の火が消えそうになって、やっと繋いだと思ったら、人智の及ばない天災が降ってくる。もう、絶望だよね…。 このシリーズ全体のことをつらつら考えるに、二の妃が全ての発端なんだなと思うわけです。彼女が...

守り人シリーズ第七作の第一二巻。チャグムとバルサがカンバルを目指します。 何度も希望の火が消えそうになって、やっと繋いだと思ったら、人智の及ばない天災が降ってくる。もう、絶望だよね…。 このシリーズ全体のことをつらつら考えるに、二の妃が全ての発端なんだなと思うわけです。彼女がバルサにチャグムを託そうと思わなければ始まらなかった物語なわけで…。 チャグムは二の妃のこともきちんと母上として大切に思っているけれど、育み導いてくれる存在としてはバルサの方が大きいのかなあと思うなど。そのバルサをチャグムが庇ったりお世話したり。子の成長は早いものですね…。 タンダとトロガイの関係も母と息子的だよね。ネタバレになるけども魂飛ばしの場面は泣けた。あの人外のような、人の情けなんてどこかに置いてきたかのようなトロガイがタンダを我が子のように可愛がっているの、いいよね。 私が惹かれるのは、やはり国同士のドラマよりも人のドラマなんだなあと思うわ。 もう一つネタバレ。 チャグムがカンバル王に跪くシーン。本人も全く皇太子の矜持なんて持っていないつもりだったのに、すごく恥辱を感じてしまい、そのことにモヤっとするシーンがかなり好きだった。ここでプライドかなぐり捨てて平然としているのであればリアリティがないんだろうな。やはり皇子として育てられた根っこの部分が、庶民の立ち居振る舞いを学んでも、捨てきれないんだね。すごく説得力がありました。 「泣ける度」は、「間歇的に咽び泣く」です!次巻がラスト!!

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2025/12/15

バルサとの旅路、かつてのチャグムとは違い、そこにいるのは為政者としての皇太子であるということが嬉しいような寂しいような。子離れとはこういう感じなのかなと想像した。 新ヨゴ王國が、戦争なれしていない点で、武力を持たない現代の日本と重なってしまい、占領されることの恐ろしさを感じて怖...

バルサとの旅路、かつてのチャグムとは違い、そこにいるのは為政者としての皇太子であるということが嬉しいような寂しいような。子離れとはこういう感じなのかなと想像した。 新ヨゴ王國が、戦争なれしていない点で、武力を持たない現代の日本と重なってしまい、占領されることの恐ろしさを感じて怖くなる。 一方で、牧童との交流、ナユークの世界の描写は、癒やされる。

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2025/11/29

新潮文庫の後ろに載ってる鼎談2の「子どもから大人へ」の章がとてもおもしろい。 あとバルサとチャグムでカンバルを巡る節々で、新ヨゴに来てからのバルサしか知らないチャグムがバルサの故郷というものに変な感じを抱いているのが、とても共感できるし好き。だからこの巻特にお気に入り。

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2025/09/14

15歳から16歳にかけて、子供から大人に変わるチャグムの成長が、本当に親戚目線でしみじみ愛おしく感じてしまいます。 蒼路の旅人で、感情のまま父親に刃向かっていたあのチャグムが、カンバル王の前で膝を折ってまで交渉している…。 そのあとの、心の揺れや苦しみまでもきちんと描かれていて、...

15歳から16歳にかけて、子供から大人に変わるチャグムの成長が、本当に親戚目線でしみじみ愛おしく感じてしまいます。 蒼路の旅人で、感情のまま父親に刃向かっていたあのチャグムが、カンバル王の前で膝を折ってまで交渉している…。 そのあとの、心の揺れや苦しみまでもきちんと描かれていて、大胆で賢いだけじゃない、誇り高い部分や繊細な部分により一層胸が熱くなりました。 序盤の「捨て荷」のエピソードの伏線も効いている。 ナユグや洞窟や牧童の出てくるくだりはやっぱりワクワクするので、「闇の守り人」は私の好みに合ってて好きだったんだなと再確認。 ナユグに連動する気候変動で、雪崩や洪水が起こりそうで、新ヨゴ皇国どうなる?! タンダは生きて帰れるのか?!(人の生死に優しいワールドなので絶対死なない確信はあるけど(*^^*))

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2025/07/31

守り人シリーズ7作目の第二部。チャグムとバルサの旅がもう一度見れて良かったです。王のめんつや誇りといったプライドが時柔軟性を欠いて重要な判断を誤るといったリアルさに読み応えを感じた。またタルシュに対抗する手立てを掴んだかと思えば、今度は天災と次々に壁が立ちはだかり、最後まで目が離...

守り人シリーズ7作目の第二部。チャグムとバルサの旅がもう一度見れて良かったです。王のめんつや誇りといったプライドが時柔軟性を欠いて重要な判断を誤るといったリアルさに読み応えを感じた。またタルシュに対抗する手立てを掴んだかと思えば、今度は天災と次々に壁が立ちはだかり、最後まで目が離せません。

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2025/04/06

そして、第2部。 どんどんチャグムとバルサは物語の渦に巻き込まれていく。 まぁ、巻き込まれていかないと物語が進まないので、巻き込まれてくれないと困るのだが。 さぁ、最終巻。行くぜ。

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2024/06/17

意味のない自尊心を捨て、誰にも頭を下げたことのない皇太子が、自国民を救うために他国の王に対して震えながら土下座する。 負けるが勝ち。盗賊から逃れるための捨荷と一緒。 相手の面子を立てつつ満足させ、自分の思いを実現するのは、交渉において最も目指すべき姿。チャグムの大人になった姿に感...

意味のない自尊心を捨て、誰にも頭を下げたことのない皇太子が、自国民を救うために他国の王に対して震えながら土下座する。 負けるが勝ち。盗賊から逃れるための捨荷と一緒。 相手の面子を立てつつ満足させ、自分の思いを実現するのは、交渉において最も目指すべき姿。チャグムの大人になった姿に感動。

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2024/05/06

北の大陸を救う唯一の道筋、ロタ王国とカンバル王国の同盟を成すために北のカンバル王国に足を踏み入れたバルサとチャグムそしてヒマメロ一行に次々と襲いかかる刺客たちと仕掛けられた罠 間一髪でくぐり抜けムサ氏族の地へ辿り着くが、思わぬ裏切りによりバルサは傷を負ってしまう すまんバルサ!...

北の大陸を救う唯一の道筋、ロタ王国とカンバル王国の同盟を成すために北のカンバル王国に足を踏み入れたバルサとチャグムそしてヒマメロ一行に次々と襲いかかる刺客たちと仕掛けられた罠 間一髪でくぐり抜けムサ氏族の地へ辿り着くが、思わぬ裏切りによりバルサは傷を負ってしまう すまんバルサ!わいがもっと早く気付いていれば… 一方、北の大地に住む小人〈牧童〉たちによって明らかにされる異変の数々 戦火を予感させる争いの裏で世界を破滅に導く災いの種が静かに芽吹いていた! バルサ、チャグムそしてヒマメロはこの世界を、故国を、天と地を、大いなる災厄から守ることができるのか! そして舞台はいよいよ新ヨゴ皇国へ!次巻『天と地の守り人〜第三部〜』カミングスーン!(ババーン)

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2024/03/01

読む手が止められない。 精霊の守り人以来のバルサとチャグムの旅。それだけで、なんだか泣けてくる。 あのときは、守られる小さな男の子だったチャグムが成長してバルサを助けることができるようになってるのとか、なんだか感動する。 戦闘シーンはもちろんのこと、カームやカンバル王に説明する...

読む手が止められない。 精霊の守り人以来のバルサとチャグムの旅。それだけで、なんだか泣けてくる。 あのときは、守られる小さな男の子だったチャグムが成長してバルサを助けることができるようになってるのとか、なんだか感動する。 戦闘シーンはもちろんのこと、カームやカンバル王に説明するシーンも圧巻。今までの話が全て集約されていくのが本当にすごい。次で完結……チャグムがどうなるのか、新ヨゴ皇国がどうなるのか気になって仕方がない。

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2024/04/03

5 行く先々で不運に遭っても僅かな光を求めて旅を続ける二人。何度も危ない状況になるけど、チャグムも助けられてばかりでもない成長にまた感動。 そして肉体的ばかりでなく、精神的にも大きく成長している姿が印象的。バルサのいい捨て荷だったという言葉は、私もスッとした。

Posted byブクログ