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共感の時代へ 動物行動学が教えてくれること
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共感の時代へ 動物行動学が教えてくれること

フランス・ドゥヴァール【著】, 柴田裕之【訳】, 西田利貞【解説】

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共感の時代へ 動物行動学が教えてくれること

2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 紀伊國屋書店
発売年月日 2010/04/22
JAN 9784314010634

共感の時代へ

¥2,420

商品レビュー

3.7

18件のお客様レビュー

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2025/12/26

本書はフランス・ドゥ・ヴァールという動物行動学者の本で、私はほかにこの著者の本では『サルとジェンダー』と『あなたのなかのサル』を読んだ。作者を気にせずに読んでいたのだが、この2冊は星5の評価。本作も期待どおり面白い。 サルから人間を学ぶという視点の面白さを与えてくれたのもこの作...

本書はフランス・ドゥ・ヴァールという動物行動学者の本で、私はほかにこの著者の本では『サルとジェンダー』と『あなたのなかのサル』を読んだ。作者を気にせずに読んでいたのだが、この2冊は星5の評価。本作も期待どおり面白い。 サルから人間を学ぶという視点の面白さを与えてくれたのもこの作者だ。だが、残念ながら昨年亡くなったらしい。 本作のテーマは“共感“。このテーマを掘り下げながら、人間と動物、動物同士でも異なる種が心を通わせることが明らかにされる。 人間では特に、危機に瀕すると、自分たちを分け隔てるものを忘れ、たとえば、同時多発テロでニューヨークの世界貿易センタービルが攻撃されたあと、「みんな揃って同じ体験をしている」という気持ちによって、市民にまとまりが生まれたという事例がある。 これは多くの動物に見られる現象らしいのだ。ニシンなどが群れを成して泳ぎ、サメやイルカが近づいてくると、身を寄せ合って密度を高める。あるいは、ムクドリのような鳥が密集した群れを作って近づいてくるタカから一瞬のうちに身をかわす。「利己的な群れ」と呼ばれるが、それぞれの個体が自らの安全のために、膨大な数の他の個体の間に隠れる現象だ。 他方で、ナチ党員のように自分の家族には情が厚く、ごく普通の父親として妻子の面倒を見る一方で、人間の皮膚でランプシェードを作らせ、罪のない人々を大量に虐殺するような、どこかでこの“共感のライン“が引かれるという話は興味深い。 そのヒントとなる「互恵性の記憶」による仲間意識は、チンパンジーでも見られることだ。チンパンジーは過去を思い起こすだけでなく先のことを考え、他のチンパンジーに優しくして機嫌を取ることさえある。たとえばオスのチンパンジーは、高い地位を巡って張り合うとき、味方になってくれそうなチンパンジーとできるだけ多く仲良しになろうとする。そして、メスの所を回ってグルーミングし、その子たちをくすぐって喜ばす。 グルーミンググルーミング。 私たちは目に入らないものよりも直接目にするものを気にかける。耳にしたり、読んだり、考えたりした相手を思いやることもたしかにできるが、想像だけに基づく気遣いは力強さや切迫感に知ける。部外者に共感するのは難しい。共感は、近さや類似性や馴染み深さの上に成り立っていて、内輪の協力を促すために進化した。 飲み会や雑談はグルーミング。政治的な活動であることに改めて気付く。そして共通の敵が結束を促すというメカニズムについても。この世界を平和にするため、世界中にグルーミングを。

Posted by ブクログ

2025/12/14

1998年初版とは思えない文体で面白い。共感は人間だけのものではなく多くの動物に備わった能力であり、それを踏まえて人間社会も“共感”を基盤にする必要がある。最近でいうとこの"共感"は"利他”の概念にも繋がるように認知が拡大しているような気がする。意外...

1998年初版とは思えない文体で面白い。共感は人間だけのものではなく多くの動物に備わった能力であり、それを踏まえて人間社会も“共感”を基盤にする必要がある。最近でいうとこの"共感"は"利他”の概念にも繋がるように認知が拡大しているような気がする。意外にも自然界にはきちんと分配が成り立つような流れがある。競争を利用して進化していく社会の時代はもう過ぎていることを認識しないといけないと改めて思う。

Posted by ブクログ

2018/12/31

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Posted by ブクログ

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