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ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件 Hitotsubashi Business Review Books

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2010/04/24 |
JAN | 9784492532706 |
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ストーリーとしての競争戦略
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商品レビュー
4.4
577件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
「デザインには理由(ワケ)がある」と、いつか読んだ本の帯にあったのを思い出す。 デザイン、アートと呼ばれるそれらは、ただ思い付いたものを作り上げているわけではない。キチンとした論理、過去の背景や学術的立ち位置(文脈)、他作品との関連に意味合いなどなど。 (素人の)私達はただただ驚くだけしか出来ないかもしれないけれど、実際見る人が見ると作品の骨子/思想というものが見えるそうな。まぁ真実は分かりませんが…。 色々な人が「経営はアートだ」という意見を発信していて、直近で読んだ近い内容は山口周の『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』かな。正直こっちはあまり論理的ではなかったんだけど、本著は同じことを言いながらそれ以上の説得力を持っている。 つまり、皆が言う「アート」とは、経営ストーリー(デザイン)における美なんだな。全てが綺麗に噛み合っているから、それはアートのように語られると。そう言ってくれよ…。 戦略ストーリーの5Cに語られているけど、つまり利益を出しながら他者と差別化をする上で、どの構成要素までそれを一貫できているか、ってとこが結びだろうか。 『イノベーションのジレンマ』や『ジョブ理論』ってのは、この中の差別化の一部だし、安易な構成要素であればすぐに模倣されてしまうんだろう。 経営におけるベース理論としてこの一冊は是非オススメしたい。これを読んでおくと色々なものがつながって面白い…。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ストーリーとは部分的な成功の積み重ねではなく、全体としての整合性と持続可能な差別化を追求するための「物語」。サウスウエスト航空の「ポイント トゥー ポイント」、マブチモーターの「モーターの標準化」ガリバーの「買取専門」など、一見業界の常識からは非合理に見えることもその戦略を突き詰め選択と集中により長期利益を確立してきた。仕事の中でいつも合理的に合理的にと考えてきたつもりだが、強くて太いストーリーを持たずに戦うことは、真似され競争は激化する。「ストーリーとしての競争戦略」にそって一貫性をもった仕事の重要性を考えさせられた。 また、面白いストーリーをつくると組織として一貫性をもって進めるという言葉も戦略を実践していくうえでの重要なポイントであると感じた。
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2024年に読んだ本の中で一番面白かったです。 戦略立案の肝となる点、以下の2つは常々自分の観点としていきたい。 ①良い戦略には、それぞれの打ち手に『好循環』と『繰り返し』の関係性を見いだせる。中心地からそれぞれの目的地に流れていく田舎の国道のような関係性ではなく、合流・分離・再...
2024年に読んだ本の中で一番面白かったです。 戦略立案の肝となる点、以下の2つは常々自分の観点としていきたい。 ①良い戦略には、それぞれの打ち手に『好循環』と『繰り返し』の関係性を見いだせる。中心地からそれぞれの目的地に流れていく田舎の国道のような関係性ではなく、合流・分離・再合流を繰り返す都会の地下鉄のような関係性と感じた。 ②その中でも、始発駅となる東京駅のようなクリティカルコアはある。そしてそれは逆張りの性質があり、模倣困難性を高める。(模倣しようとすると、他の組織内の要素がそのようにできていないため、かえって悪い影響が出る) 上記説明の前提となる、これまでの戦略論の振り返りも面白かった。今まで常識とされていて理屈は分かるけど腹落ちしないことの違和感が掴めたように思いました。 ・2割の理屈が土台で、そこから先の8割は理屈じゃなくなる ・日本企業は機能分化ではなく、価値分化の文化。ストーリーの重要性が高い ・よくある事業戦略理論は合理的で良い理論だがすべてを説明できるようなことはない ・戦略とは競争の中で違いを作ること ・ストラテジックポジショニング流派においては、経営層は違いを作るうえでの超重要決定者。オペレイショナルケイパビリティ流派においては、経営層はより間接的な影響を持つ。
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