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猫泥棒と木曜日のキッチン 新潮文庫
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猫泥棒と木曜日のキッチン 新潮文庫

橋本紡【著】

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猫泥棒と木曜日のキッチン 新潮文庫

473

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/11/27
JAN 9784101351827

猫泥棒と木曜日のキッチン

¥473

商品レビュー

3.4

106件のお客様レビュー

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2026/04/21

橋本紡が若い人たちに人気がある作家であることは知っている。 でも、わたしは多分相性が悪い。 みずきは高校生。 5歳の弟と二人で暮らしている。 ひと月ほど前に母親が家出してしまったのだ。 実の父親を2歳の時に亡くし、コウちゃんの父である二人目の父親もずいぶん前に出て行った。 でも...

橋本紡が若い人たちに人気がある作家であることは知っている。 でも、わたしは多分相性が悪い。 みずきは高校生。 5歳の弟と二人で暮らしている。 ひと月ほど前に母親が家出してしまったのだ。 実の父親を2歳の時に亡くし、コウちゃんの父である二人目の父親もずいぶん前に出て行った。 でも、家のことを何もできない母親に育てられた結果、みずきはしっかり家事のできる子に育ったので、問題なし。 いやいやいや。 主婦って、家計のやりくりと料理ができたら終わりじゃないから。 学校が終わったら自転車でスーパーをはしごし…とか、図書館で時間を潰し…って、その間コウちゃんは? 幼稚園にしろ保育園にしろ、迎えに行かなくてはならないはず。 コウちゃん一人で家に帰ってきた描写があったけど、それはあり得ない。 もしかして一人で留守番させてたのか? 家計のやりくりも、母がいなくなってからの収入はどうしていたんだろうと、読みながらずっと疑問だった。 最後の方で高校卒業までの分として貯金が残してあったと言ってるけど、そもそも貯金できる生活だったのかも疑問。 コウちゃんの父親は家にお金を入れることなんてなく、母の収入で親子4人暮らしていたわけで、でも、お母さんの仕事ってパートなんだよ。 一日6時間、週5日のパートで、そんなに余裕があるわけがない。 というような、物語の基礎工事がゆるゆるの作品が、わたしは好きではないのだ。 例えば、このように親から放置されたような状態でいる子どもがこの本を読んだら、支えになるのかもしれない。 逆に反発するかもしれない。 だからこそ、ふわふわしたファンタジーのような生活ではなく、地に足の着いた生活を書いてみせなければならないと思うのだ。 「お腹を切るなんてかわいそうだから」と避妊手術をさせずに猫を手なずけ、子猫が生まれたら道路わきに捨てに行く猫屋敷のおばさん。 子猫たちは食べるものがなくて、または道路に飛び出して死んでしまうが、それは猫なんだもの、しょうがないと切り捨てる。 子猫だろうと人間の子どもだろうと、命を預かるということは責任を伴うことなのだ、という風につなげていくのかと思ったが、そういうこともなく、猫泥棒の話は終わった。 そういうところが…なんだよね。

Posted by ブクログ

2025/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公は高校生の女の子。 男性に奔放な母親によっても父親が二度変わり、家庭環境がめまぐるしく変わる中、ついには母親自身も家を出てしまった。 残った子供二人で懸命に生活をしているなか、 とある日道端で捨て猫を見つける。 ここ最近、道で轢かれて死んでいる沢山の猫は、 もしかしたら誰かが捨てている猫なのかもしれない…。 捨てられた猫と自分を重ね合わせた主人公は、 猫を捨てている家からの猫泥棒を決意する。 橋本紡さんの柔らかい文章で、とても読みやすく読めました。

Posted by ブクログ

2025/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

父親はすでにおらず、母親は子供を残して出ていったというところから話は始まります。置いて行かれた・捨てられたという境遇が捨て猫を通して丁寧に描かれていました。最終的に母親が戻ってきたのでよかったと言うべきか、もう主人公は高校生なのであと数年の我慢というべきか。。

Posted by ブクログ

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