商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2008/01/28 |
| JAN | 9784101321530 |
- 書籍
- 文庫
隠蔽捜査
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隠蔽捜査
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商品レビュー
4.1
471件のお客様レビュー
この『語り口の巧さ』よ…。
2024年2月読了。
もうずっと昔から存じ上げていましたし、凄まじい多作でも有名な著者の作品。本書も2時間ドラマでも観たような話…。
ふとした切っ掛けで読み始めたのですが、気軽にちょっと手を伸ばして読み始めたらグイグイと惹き込まれ…数時間で読了。この「語り口の巧さ」に...
2024年2月読了。
もうずっと昔から存じ上げていましたし、凄まじい多作でも有名な著者の作品。本書も2時間ドラマでも観たような話…。
ふとした切っ掛けで読み始めたのですが、気軽にちょっと手を伸ばして読み始めたらグイグイと惹き込まれ…数時間で読了。この「語り口の巧さ」には、ほとほと脱帽しました。
『多作と言えど必ずしも不作ならず』と自身で意志表明し、「そんな事を言ったってどうせ…」と鼻で笑っていたのが私の学生時代の頃ですから、もうかれこれ30年近く昔の話…。
久しぶりに読んで、本当に著者の『圧倒的な筆力』に恐れ入りました。こんなに爽やかな読後感は久し振りかも。
こんなに沢山の著作で、今だにこれだけのレベルの小説を量産出来る作家は、ミステリ界でもまず居ないと思います。
最近は、しっかりした構成の「推理小説」と、いわゆる「ラノベ」の類との境界線が崩れてきていますが、同じ土俵で戦うのなら、著者のような『読者を引き摺り込む巧さ』を、若い作家の方々にはしっかり学んでほしいと切に願います。とにかくひたすら『堪能』しました。感謝です。
左衛門佐
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ミステリーを期待して読むと大失敗! 捜査という単語はあるものの がっつり人間ドラマが主軸。 序盤は主人公の竜崎が好きになれず なかなかページをめくる手が進まなかった。 考え方が嫌いとういわけではないけど しつこいというか何というか… ストーリーも遅々として進まない; 会話、移動、会話、移動… どの小説もこの繰り返しだとは思うけど より強く感じた。 犯人は現職の警察官。 しかも連続殺人。 これだけのテーマなのに、 犯人だった警察官の人間性は全く描かない。 少年犯罪の量刑の軽さ、遺族の無念さ、 そういったものも描かず、 徹底して官僚の人間ドラマに終始する。 この一点は良くも悪くも…かな? 良かったのは、竜崎の奥さん。 妻の冴子が潔い! 作中で唯一好きになれたキャラクター。 夫を変人と言いつつ、馬鹿にしない。 家族のために終始する。 じゃあ昔ながらの奉仕系主婦かと思いきや そんな様子もない。 主婦をなめないでね なんて台詞も冴子だから良い! この後に続く さっぱりした妻の性格に、 これまで何度も救われたことがある。 という独白はこの本自体に通じる気がする。 竜崎の左遷だって あら、署長? 昔に戻ったみたいね っていう冴子な台詞で 考えようによっては良いかも… なんて、竜崎がポジ変換されていく。 すっきりハッピーエンドといえば ハッピーエンドなのかな?という感じ。 竜崎は左遷されちゃうけど、 これから、おもしろくなりそうじゃないか。 という一文で終わるのは良かった。 この一文になったのは冴子の影響が大きい気がする。
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冒頭から時代錯誤も甚だしい竜崎の人物像が語られ腹立ち過ぎて話が入ってこなかった。読み切れないかも…と思ったがなんとか読了。「警察官」という仕事に実直に向き合い信念を曲げない姿が良かった。
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